野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

タンポポに似た黄色の五弁の花がかわいい「ニガナ」(春の花シリーズ 23-82)

2023年05月28日 06時10分45秒 | 

タンポポに似た黄色の五弁の花がかわいい「ニガナ」。ジシバリと似ているが、花弁の数が少ない。

(2023年春 川崎市)

 

2023年春の花シリーズ

「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)
「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)
「ヒマラヤユキノシタ」(春の花シリーズ 23-16)
「クロッカス」(春の花シリーズ 23-17)
「ツルニチニチソウ」(春の花シリーズ 23-18)
「ムスカリ」(春の花シリーズ 23-19)
「キルタンサス」(春の花シリーズ 23-20)
「サクラソウ」(春の花シリーズ 23-21)
「ジャノメエリカ」(春の花シリーズ 23-22)
「芝桜」(春の花シリーズ 23-23)
「ネモフィラ」(春の花シリーズ 23-24)
「カレンデュラ」(春の花シリーズ 23-25)
「ヒアシンス」(春の花シリーズ 23-26)
「菜の花」(春の花シリーズ 23-27)
「バラ咲きジュリアン」(春の花シリーズ 23-28)
「沈丁花」(春の花シリーズ 23-29)
「キュウリグサ」(春の花シリーズ 23-30)
「シデコブシ」(春の花シリーズ 23-31)
「カタクリ」(春の花シリーズ 23-32)
「コシノコバイモ」(春の花シリーズ 23-33)
「ミツマタ」(春の花シリーズ 23-34)
「紅ミツマタ」(春の花シリーズ 23-35)
「ショウジョウバカマ」(春の花シリーズ 23-36)
「シュンラン」(春の花シリーズ 23-37)
「雪割草」(春の花シリーズ 23-38)
「ダンコウバイ」(春の花シリーズ 23-39)
「バイモ」(春の花シリーズ 23-40)
「オカメ桜」(春の花シリーズ 23-41)
「馬酔木」(春の花シリーズ 23-42)
「ヒメウズ」(春の花シリーズ 23-43)
「ツルカノコソウ」(春の花シリーズ 23-44)
「チゴユリ」(春の花シリーズ 23-45)
「ヤブニンジン」(春の花シリーズ 23-46)
「タツナミソウ」(春の花シリーズ 23-47)
「シラユキゲシ」(春の花シリーズ 23-48)
「ムラサキケマン」(春の花シリーズ 23-49)
「ホウチャクソウ」(春の花シリーズ 23-50)
「セントウソウ」(春の花シリーズ 23-51)
「イカリソウ」(春の花シリーズ 23-52)
「セリバヒエンソウ」(春の花シリーズ 23-53)
「ユキザサ」(春の花シリーズ 23-54)
「ヒカゲツツジ」(春の花シリーズ 23-55)
「イチリンソウ」(春の花シリーズ 23-56)
「シラネアオイ」(春の花シリーズ 23-57)
「オドリコソウ」(春の花シリーズ 23-58)
「ラショウモンカズラ」(春の花シリーズ 23-59)
「クサノオウ」(春の花シリーズ 23-60)
「ヤマブキソウ」(春の花シリーズ 23-61)
「ミミガタテンナンショウ」(春の花シリーズ 23-62)
「カキドオシ」(春の花シリーズ 23-63)
「白花カタクリ」(春の花シリーズ 23-64)
「チャルメルソウ」(春の花シリーズ 23-65)
「菊咲きイチゲ」(春の花シリーズ 23-66)
「キケマン」(春の花シリーズ 23-67)
「トキワヒメハギ」(春の花シリーズ 23-68)
「コヒガンザクラ」(春の花シリーズ 23-69)
「リュウキンカ」(春の花シリーズ 23-70)
「桜玄海ツツジ」(春の花シリーズ 23-71)
「ヒトリシズカ」(春の花シリーズ 23-72)
「ネモフィラ・マクラータ」(春の花シリーズ 23-73)
「チョコレートオダマキ」(春の花シリーズ 23-74)
「ミニグラジオラス・ピュアベール」(春の花シリーズ 23-75)
「春めき桜」(春の花シリーズ 23-76)
「ハタケニラ」(春の花シリーズ 23-77)
「サクラウツギ」(春の花シリーズ 23-78)
「ゼニアオイ」(春の花シリーズ 23-79)
「アグロステンマ」(春の花シリーズ 23-80)
「ジシバリ 」(春の花シリーズ 23-81)

「ニガナ」

ニガナ 苦菜markFlora of Mikawa
キク科 Asteraceae ニガナ属
学 名 Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev subsp. dentatum
 synonym Ixeris dentata (Thunb.) Nakai

花 期 5~7月
高 さ 20~50㎝
生活型 多年草
生育場所 日当たりのよい場所
分 布 在来種  日本全土、朝鮮、中国、ロシア
撮 影 幸田町  09.5.31
春から初夏、日当たりのよい道端などで、普通に見られる。和名の由来は葉や茎を傷つけると苦味のある乳液が出ることから。
 茎が細く、全体に柔らか。根生葉は長さ13~18㎝、幅2~5㎝、倒披針形、有柄、まばらな鋸歯があり、羽状に切れ込むこともある。茎葉は無柄、毛状の鋸歯があり、円形の基部で茎を抱く。頭花は直径15~19㎜、黄色(稀に白色)の舌状花5~7個だけからなる。舌状花の先に細かい切れ込みがある。総苞片は2列、短い総苞外片5~6個、長い総苞内片5~6個。痩果は長さ4~4.5㎜、長い嘴がある。冠毛は褐色を帯び、長さ約4㎜。2n=14,21,28。
 白花品はシロニガナというが、属名をIxeridiumとして、分けない分類に変わってきている。
 類似のハナニガナは舌状花が8~12個である。ただし、中間的な6~8個というものもよく見られる。
 ハナニガナの白花品はシロバナニガナという。
 ハイニガナIxeridium dentatum subsp. dentatum form. stoloniferum はニガナによく似ているが、短い匍匐枝を出す。茎葉の基部が茎を抱かないことが多い。
 クモマニガナ Ixeris dentata subsp. kimurana 北海道、本州(中部以北)の高山に分布する。高さ30㎝以下。頭花は11個の舌状花がつく。2n=28
 タカネニガナ Ixeris dentata subsp. alpicola北海道、本州、四国、九州の高山に分布し、茎が細く、高さ20㎝以下。頭花は8~10個の舌状花がつく。茎葉の基部は茎を抱かない。


サーモンピンクの柔らかいイメージのバラ「ヘレン・トローベル」(2023年春薔薇シリーズ 23-16)

2023年05月28日 06時08分11秒 | 

サーモンピンクの柔らかいイメージのバラ「ヘレン・トローベル」。1951年にアメリカのハーバート・スウィム氏が作出したバラで、オペラ歌手にちなんで命名された。

(2023年 京成バラ園)

■2023年春薔薇シリーズ

「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ 23-01)
「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ 23-02)
「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-03)
「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-04)
「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ 23-05)
「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-06)
「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ 23-07)
「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-08)
「ディズニーランドローズ」(2023年春薔薇シリーズ 23-09)
「プリンセス・ノブコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-10)
「プリンセス・チチブ」(2023年春薔薇シリーズ 23-11)
「エレガント・レディ」(2023年春薔薇シリーズ 23-12)
「キャロリーヌ・ドゥ・モナコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-13)
「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-14)
「ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ」(2023年春薔薇シリーズ 23-15)

バラ「ヘレントローベル」

20世紀に活躍した、アメリカのオペラ歌手にちなむ命名です。やわらかなサーモンピンクで弁底は黄色をおび、季節によりピンク色味が濃くなったり、逆に珊瑚色よりになったりと、一言では言えないような、柔らかで微妙な色彩変化が美しい品種です。高芯ではありませんが、大きなチューリップが開くように雄大な咲き方をし、またハイブリッドティーの中で最も大株に育つ品種のひとつで樹高も高くなります。大きな株に大きな花が、あふれるように咲く様子は何とも言えず見事です。やわらかなティの香りがあり、大型種ながら枝は赤みを帯びて細め、繊細さも持ち合わせています。1952年、サンフランシスコ講和条約締結後の日本を訪れ、自らの公園のほか、日米友好の思いを込め、日比谷公園にて自らこの品種を植栽されたことでも有名です。

品種名 ヘレン トローベル
ローマ字 Helen Traubel
系統 ハイブリッド ティー (HT)Hybrid Tea
成長形態 木立性
咲き方 四季咲き
香り 中香
花径 11㎝
樹高 2m
樹形図 1c番 半横張り
作出年 1951年
作出国 アメリカ
作出者 Herbert C. Swim
別名 Hell 'n' Trouble


紅紫色の花が豊かに咲くツツジ「位の紐」(ツツジシリーズ 23-26)

2023年05月28日 06時04分56秒 | 

紅紫色の花が豊かに咲くツツジ「位の紐」(くらいのひも)。ホースインホースの二重の花で、これも久留米ツツジの仲間である。

(2023年春 神代植物公園)

 

2023年ツツジシリーズ

「琉球ツツジ」(ツツジシリーズ 23-01)
「オオヤマツツジ」(ツツジシリーズ 23-02)
「白万葉」(ツツジシリーズ 23-03)
「峰の松風」(ツツジシリーズ 23-04)
「レンゲツツジ」(ツツジシリーズ 23-05)
「東白」(ツツジシリーズ 23-06)
「唐錦」(ツツジシリーズ 23-07)
「青海波」(ツツジシリーズ 23-08)
「泉川」(ツツジシリーズ 23-09)
「本霧島」(ツツジシリーズ 23-10)
「管の糸」(ツツジシリーズ 23-11)
「宮城野」(ツツジシリーズ 23-12)
「双絵久保」(ツツジシリーズ 23-13)
「今猩々」(ツツジシリーズ 23-14)
「大内山」(ツツジシリーズ 23-15)
「吾妻鏡」(ツツジシリーズ 23-16)
「末摘花」(ツツジシリーズ 23-17)
「思いの空」(ツツジシリーズ 23-18)
「軍旗」(ツツジシリーズ 23-19)
「満山」(ツツジシリーズ 23-20)
「富士霞」(ツツジシリーズ 23-21)
「照姫」(ツツジシリーズ 23-22)
「宝山」(ツツジシリーズ 23-23)
「新鴇の羽重」(ツツジシリーズ 23-24)
「東雲」(ツツジシリーズ 23-25)
「伊呂波山」(ツツジシリーズ 23-25)

ツツジ「位の紐」

位の紐(くらいのひも)
花色 紅紫色(紫)
花型 ホースインホース(二重)
大きさ (小輪)
開花時期(早生)
その他特徴
花弁には大きなフリルが入り、両側が裏面に捻曲する。樹は立性、伸び易い。葉は中形でやや捻曲。「久留米小町」に似るが、花喉部の斑点が花冠上半の中央裂片のみ。坂本元蔵作出。
グループ
久留米つつじ