これは同定にずいぶん苦労した。さまざまな図鑑にも、似た花はいろいろあるのに、たくさん群れて咲いている小さなピンクの花の形と花のつきかたが一致するのはなかなかみつからなかった。
手掛かりになったのは花の下にある袋のようなふくらみだった。
これでマンテマ属らしいことがわかって、どうにかたどりついた。
もとは栽培種だったのかもしれないが道端の植木の足元に群生して咲いていた。
よくみると、ナデシコ科らしい、とてもかわいい花なのだ。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)
手掛かりになったのは花の下にある袋のようなふくらみだった。
これでマンテマ属らしいことがわかって、どうにかたどりついた。
もとは栽培種だったのかもしれないが道端の植木の足元に群生して咲いていた。
よくみると、ナデシコ科らしい、とてもかわいい花なのだ。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)
マンテマ
マンテマ(学名: Silene gallica L. var. quinquevulnera (L.) W.D.J.Koch[3][* 1])は、ナデシコ科マンテマ属に属する草本の一種。ヨーロッパ原産の一年草で[2][* 2]、日本では江戸時代に観賞用に持ちこまれ後に逸出し野生化し、本州中部以南の河川敷、市街地、海岸などに見られる外来種となっている[2]。
特徴
全体に開出毛と腺毛が密に生え[1]、茎は下部から分枝しやや横にはって、上部は直立し高さは 50 cm くらいになる[2][* 3]。葉は楕円形で、下部のものは先端の幅が広いへら形となり全縁で柄がなく対生し[2]、長さは 2-4 cm 幅は 0.5-1 cm となる[1]。
花期は春から夏で[* 4]、茎の先端に直径 1cm の暗赤色で縁の白い 5 弁花を一方向に向けて着いた短い穂を出す[2]。
基本種はシロバナマンテマSilene gallica L. var. gallicaで[1][2][4]、花弁の色は白色[1]から淡紅色[2]。
しろばなマンテマ (白花マンテマ)
●ヨーロッパが原産です。わが国へは、江戸時代の末期に渡来しました。現在では、本州以西から四国・九州の海岸沿いや市街地をはじめ、世界各地に帰化しています。高さは20~30センチになります。茎は葉は開出毛や短い腺毛に被われます。春から夏にかけて、茎頂に穂状花序をだし、白色から淡いピンク色を咲かせます。萼筒はつぼ形で10個の稜があり、花後に膨らんで卵形になります。「マンテマ」の学名上の母種です。
●ナデシコ科マンテマ属の越年草で、学名は Silene gallica var. gallica。英名は Common catchfly。
マンテマ(学名: Silene gallica L. var. quinquevulnera (L.) W.D.J.Koch[3][* 1])は、ナデシコ科マンテマ属に属する草本の一種。ヨーロッパ原産の一年草で[2][* 2]、日本では江戸時代に観賞用に持ちこまれ後に逸出し野生化し、本州中部以南の河川敷、市街地、海岸などに見られる外来種となっている[2]。
特徴
全体に開出毛と腺毛が密に生え[1]、茎は下部から分枝しやや横にはって、上部は直立し高さは 50 cm くらいになる[2][* 3]。葉は楕円形で、下部のものは先端の幅が広いへら形となり全縁で柄がなく対生し[2]、長さは 2-4 cm 幅は 0.5-1 cm となる[1]。
花期は春から夏で[* 4]、茎の先端に直径 1cm の暗赤色で縁の白い 5 弁花を一方向に向けて着いた短い穂を出す[2]。
基本種はシロバナマンテマSilene gallica L. var. gallicaで[1][2][4]、花弁の色は白色[1]から淡紅色[2]。
しろばなマンテマ (白花マンテマ)
●ヨーロッパが原産です。わが国へは、江戸時代の末期に渡来しました。現在では、本州以西から四国・九州の海岸沿いや市街地をはじめ、世界各地に帰化しています。高さは20~30センチになります。茎は葉は開出毛や短い腺毛に被われます。春から夏にかけて、茎頂に穂状花序をだし、白色から淡いピンク色を咲かせます。萼筒はつぼ形で10個の稜があり、花後に膨らんで卵形になります。「マンテマ」の学名上の母種です。
●ナデシコ科マンテマ属の越年草で、学名は Silene gallica var. gallica。英名は Common catchfly。