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野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花の形がユニークなミゾカクシ

2019年10月10日 09時56分33秒 | 

ミゾカクシは五月末頃に紹介した。田んぼでみつけた株だった。こちらの写真は、神代植物公園で大切に育てられていたもの。花の形が特徴的でよく目立つ。少し紫がかっているが、すべて紫のものもあるらしい。

(2019-09 東京都 神代植物公園) 

 

ミゾカクシ(溝隠)
多年草
日本全土の田の湿り気のあるところに生える。高さ10-15cm。茎は細く、地を這って長く伸び、節から根を出して増える。葉は長さ1-2cm、幅2-4mmの披針形で左右2列にをまばらに互生する。葉腋から長い花柄をのばし、淡紅紫色を帯びた花を1個つける。花が終わると花柄は下を向く。花冠は長さ約1cmでほぼ同じ大きさに5裂する。花冠の裂片は、横向きに2個、下向きに3個と片寄ってつく。雄しべは葯が合着して花柱を取り囲み、ヘビが鎌首をもたげたように見える。雄しべが花粉をだしてから、雌しべの柱頭が顔をだす。別名アゼムシロ。花期は6-10月。(野に咲く花)
「筒の先にある毛が押されると花粉が押し出されます。花粉が全部出たあとに雌しべがでてきます。」(沖縄の自然を楽しむ野草の本)
学名は、Lobelia chinensis
キキョウ科ミゾカクシ属



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