いっちゃんの日記帳

昔ながらの原風景のふる里、京都美山で「いっちゃん」が、四季折々の風景とともに日常や出来事などを綴ります。

西乗寺の報恩講

2017年11月11日 | 日記

こんばんわ!(^O^)/
今夜の美山は気温が下がって8℃程。
朝から下がり続けています。
明日の朝はかなりの寒さか?

今日は、報恩講の準備と、初夜勤行。
朝から立華(りっか)と御華束(おけそく)を皆で作ります。
立華はいわゆる生花で、古式に則った方法で活けます。
今回まで野生の樅の木を基本に活けるのが習わしでしたが、今年が最後になります。
樅の木を保護する事と、採取する人の安全を考慮し、来年から違った方法でする予定です。
これから時間をかけ、方法を検討するとの事。
色々と悩みながら立華も無事に活け終える事ができました。




夜は、初夜勤行で報恩講が始まります。
西乗寺の雅楽会が献楽する中、助音(じょいん)が並び、続いて導師が席に着きます。
厳かに読経が流れ、みんなの声が本堂に響きます。
お経が終われば雅楽会の献楽により退出され、御伝書(ごぜんしょ)の奉読。
講師さんの説話と続き、初日が終わりました。



檀徒の皆さんが力を揃えてこの報恩講に頑張られるのは凄い事だと思います。
最近、まとまりの無い事が多い中で、結束出来る事は素晴らしいと思っています。
何時まで続くかは判りませんが、皆で力を揃えて継続していきたいものです。
皆さん。お疲れ様でした。明日も素晴らしい報恩講になる事を願っています。