イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

初物にはご注意を・・・

2013年04月06日 22時32分25秒 | 世界の食

ご無沙汰しています。
実は昨日試験だったもので・・・
それなのにパスクワ遊びすぎた・・・
結果はまぁなんとかパスしたものの、色々と後味の悪い結果となりました。
あ~こんなんで「大学行ってる」なんて言えないよ・・・
と落ち込むのはその日だけ・・・というのが悪いんですが。

さて、天気の落ち着かない毎日でしたが、今日は久しぶりにピーカン。
春、来た~って感じだけど、さてどうなることやら?

今週は知り合い(イタリア人女性)の家に日本から友人の知り合い(遠回しだなぁ)がホームステイをしていて、そのため毎晩知り合い宅で夕食(通訳をするため)をしています。
以前も書いたこと有ったと思いますが、私は基本的にはホームステイの斡旋はしていないのですが、知り合いだけは紹介しています。
もしご希望があればコメントにご連絡いただければ紹介しますけど・・・
ちなみにその場合、夕食にはもれなく私が付いてきます。(笑)

で、今日なんですが、珍しいものを食べたんですよ。
まずは黒い米

画がいまいちおいしそうではないですが・・・
イカ墨ではありません。
箱を見ると、オリジナルは中国で、皇帝の食物だったらしいですよ。
それが現在ではイタリア国内、特に米どころとして名高いポー川流域で栽培されているそうです。
で、その黒い米にCarciofi(カルチョーフィ、アーティチョーク)とサーモンが入っております。
リゾットはもちろんアルデンテ。
う~ん、おいしい。

そして、あまり体調が良くない知り合いがセカンドで出してきたのがこちら
あっ彼女の為に付け加えてておきますが他にもサラミの盛り合わせもあったのですよ。
それはあまり珍しくないので割愛しました。

このバターの塊みたいなやつ、ノルウェー名物のヤギのチーズなんです。

こうやって薄く切って食べます。
ピーナッツバターみたい。
実は彼女のお姉さんがノルウェー人と結婚し、実家に帰るたびにこのチーズをお土産にしていたそうです。
お父さんがこのチーズがとても好きだったらしく今回買ってきたそうです。
数年前にこのチーズ用のチーズを薄く切るナイフ(?)も買った、というくらい彼女もこのチーズが好きらしい。
いや、私も好きになったよ。

で・・・ここがイタリア人なんだけど、「このチーズヤギの乳と砂糖をキャラメルにしたもので出来ている」って言ってたんですよ。
それを聞いて、考えた人はすごいアイデア持っていたんだなぁと感心したんだけど、なんとなく引っかかったんですよね。
ということで名前も調べたかったので、家に戻ってサイトで「ノルウェー、ヤギのチーズ、キャラメル」って日本語で入れてみたんですよ。
そうしたら・・・
山羊乳のホエー(チーズ製造時に出る水分)が主な原料で、そこに新たな山羊乳やクリームを添加して作られているのですが、製造方法が特徴的なのです。原料を火にかけて、通常よりも高い温度で熱を加えて煮詰めていきます。成分が化学反応を起こして色合いは褐色に変わり、ねっとりとした食感のチーズが出来上がるのです。その色味と味わいは、まるで"キャラメル"のようで、ねっとりとした甘みとちょっと塩味もあり、何とも不思議な味わいがあるのです。
って書いてあるじゃん。う・そ・つ・き

ゴートチーズです。
って悪気があるわけではないので、仕方がないし、私もイタリア語で読んでいたら間違えたかも。
イタリアのヤギチーズとは全然違うしね。
いや~でもホントチーズというよりキャラメルみたいでおいしかった~!
イタリアでは手に入らないけど、日本では手に入るみたいだし・・・

まぁとにもかくにも世界には色々な食べ物があるってことで・・・終わりましょう。
ちなみに明日は久しぶりのバレエ鑑賞です。



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