話は昨日に遡ります。
快晴!!雲ひとつない・・・
でも風が冷たかった。
髪の毛をいきなり切ったので首から風邪ひきそう・・・
しかし、冷たかろうが何だろうが、食べたい時にはこれ食べます。
またまた登場の黒ゴマ・・・あれ?こっちで紹介してたっけ?
これは久々にGelateria Sant Trinitaというまさにトリニタ橋のたもとにあるお店。
って話したね。最近物忘れがひどくてねぇ・・・困りますわ。
今回は黒ゴマ&パンナコッタ・・・って書いていあったけど、Crema caramelじゃないのだろうか???
今日のお姉さんは山盛りだった。
ちなみにこれ、お昼前。
よ~く覚えておいてくださいね。
すみません、話は更に逆戻り、木曜まで戻ります。
木曜は花市。花が冬っぽいでしょう?
この日の午後、私は2軒の図書館を訪れた。
それが、両方とも用事が済まなかった。
イタリアではよくあることだから仕方がないけどねぇ・・・
1軒目は以前もお話した、身分証明書が必要な図書館。
この図書館は地元の書籍を専門に扱っている。
そこで2冊本を借りようと思って行ったら、1冊有るはずなのに棚にない!?
司書のお姉さんは大慌て&イタリア人には珍しくちゃんと恐縮してくれた。
「これじゃないよね?」と持ってきてくれた本も気になるので、とりあえずその本と別の1冊の2冊を借りることに。
「次に来る時にその本有ったか確認してからきます」というと
「いえ、見つかったらこちらからメールします」と。
あ~こういうちゃんとしたイタリア人、いいねぇ。
その後イタリアの国に話(悪口?)なんかを少しお話して次へ。
2軒目は大学の図書館なんだけど、利用したことのない建築家の図書館へ。
最初はどこに図書館が有るかも分からなかった・・・ホント歴史地区内にある大学の校舎って分かりずらいなぁ。
受付で場所を聞き探しに行くも見つからない。
え~そんなはずないよ、家で図書館に有ること確認して来たんだから・・・
再度受付へ「見つからないんですけど」というと司書の人が調べてくれて
「倉庫にあるわね。午前中しか取りにいけないから明日来て」って。
え~あなたたちの怠慢?どんな遠い倉庫に有るんだよ・・・
しかし、これ家に帰って再度調べたらなんと"pozzo librario"
"本の井戸"って書いてある・・・井戸からくみ上げるなら時間掛かっても仕方がないね。
まぁ大げさだけど、そんなことで文句言っても始まらないのがこの国ですから。
ということで用事は全て金曜日に。
ちなみに紛失していた本ですが、私が家に帰ってメールを開いたら既に「見つかりました」とメールが来ていた。
何でも棚の上に載せられていたんだとか・・・
大学の図書館では借りる本からおじさん司書が「旅行?」と聞いてきた。
「いや、興味が有って調べているだけです」と言ったのに「Buon viaggio!(よい旅を)」と言われてしまった。
金曜日は無事本を全て借りて、その後取り置きしてもらっていた本を本屋へ取りに行った。
その途中にGelatoを食べたというわけ。
いやいや、ホントイタリアって何するのにも時間掛かるし、一言も会話、いや無駄話をしないで通してくれるところはない!!
だから何をしても時間が掛かるのじゃ。
って前置きが長くなったけど、本題はそこではなかった。
この後このいつ誰が読むんだよ・・・という大量の本を玄関に投げ捨て、ワインを買いに行った。
いつものお店に入ると「Vino nuovo(新ワイン)入ってるけど、そっちにする?」と
この時期しかないものなので、是非!ということで。
ワインをボトル(実はペットボトルなんだけど)に注いでもらう間に
「ところで今年はボジョレー(最近はボージョレって言うんだって、変なの)は不作だって聞いたけど、イタリアは?」と聞くと、色々教えてくれましたよ。始まった始まったというくらいホント色々なことを・・・
話が長くなるので結果だけ言いますと、イタリアは今年もおいしいワインに仕上がっております。
いや、でもホント知らないと怖いというか、知らないなら知らないままの方がいい事って色々あるなぁと
このワインの話、いや講義を聞いている途中、違うお客さんがやって来て話はどんどん広がっていく。
私が「日本ではボジョレーって言ってみんな飛びつくんですよ」なんて話をしたもんだから、ますます止まらない。
まぁこれがイタリア。こうやって少しずつ色々なことを無料で覚えて行くのです。
で、私がどうやってこの話の腰を折ったかと言いますと
「では、私はこの辺で栗を買いに行って来ます」と
そうです、このちょっと下にピリッと来る微炭酸な新しいワインにはなんと言っても栗が合う!!と今聞かされたから・・・というのと、実はこの日、栗の産地Marradiの屋台が出てるんです。
色々教えてくれたお店のお兄さんとお客さんのおばさんに
「色々勉強になりました、ありがとうございます。」と言うと、おばさんに「私たちもあなたたちから色々教えて欲しいわ」と
いえいえ、私に教えられるようなことはございませんよ・・・でもうれしいです、はい。
今年は栗、まだ食べてなかったし・・・ということで、ようやくここからが本題。
先日Grappa&Gelatoの試飲(食)をした、以前裁判所だった場所。
イガイガ
イタリアでもカキはcachi
辞書を調べたら一応単数複数無変化って書いてあるけど、時々単数をCacoと言う人(書いてあるところ)います。
日本人としてはとっても気持ちが悪い。
檻もこんな風に利用して栗の種類なども載せている。
大体日本語なら"栗"なんだけど、イタリア語ではまずmarroneとcastagnaの違いがある。
castagnaの方が大振りなんだっけ???
って未だに理解出来てない・・・1年に一度くらいしか食べないから?
昔ながらの栗を煎る道具とか
きのことか
この時期にしか味わえない&超素朴なTorta di marroni(栗のタルト)とか
マロングラッセとか・・・
で、ここで思わず足が止まってしまった。
数年前、Marradiの栗祭りに行った時、ここのお菓子食べたよね?覚えてる?
マロングラッセ食べようかな・・・と思って並んでいたのに、口から出たのは「Torta di ricotta」(リコッタチーズと栗のタルト)でした。
そしてなぜかその場で食べてる私・・・
なんかシベリアみたい・・・って前も言ってた気がする。
あのあんこをカステラで挟んだお菓子。
こちらは真ん中にリコッタと栗の・・・クリームではないな、そうだから羊羹みたいな感じのものが挟まっている。
これ聞いたらこの店のオリジナルなんだって。
この後お店のおじさんに「おいしい?」と聞かれ、「数年前にMarradiで食べたんです」と言ったら「そうかぁ」と満面の笑みでした。
さて、皆さん覚えていますか?
さっき私Gelato食べていましたよね?
更にお昼前なんですよ
あ~あ、いつになったらダイエットなんて出来るんだろう???
最後に目的の栗を買い、帰路についた。
さっ、明日は日曜日。
栗とワインという最高の組み合わせを堪能したいと思うわけですが、明日も面白い、いやおいしい(?)イベントが入ってますよ。
報告を是非お楽しみに!!
かなりの寄り道にお付き合い頂き誠にありがとうございます。
では皆さんよい日曜日をお過ごしください!
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毎度、写真を見ては味と香りを想像して楽しんでいます。この後の記事のリゾットもいいな~。
Novelloと栗合うのですね、日本の甘栗でもいいかな~?今晩実験してみます!
においをお届けできないのが残念。(笑)
日本の栗だと甘いかもね。こっちの栗で栗ご飯にしてもそんなに甘みが出ないもんねぇ。夜栗食べられるくらいの時間に帰宅できたのかな?お疲れ様!!