今週は、月火しかフルで勉強できる日がないので、今日はがんばるぞ~と思ったのになぁ・・・
お昼に家に戻ってくる途中、近所のおじさんに
「もう(図書館から)帰ってきたのか?全然勉強してないじゃないか!!」と怒られた。
自慢じゃないですが、今人生で先にも後にもないくらい勉強してますよ。
いくら私の事情を知っているとはいえ、何で他人にここまで言われなくちゃいけないの?
とちょっとカチンと来て、「お昼食べたら戻ります」と無愛想に答えてしまった。
しかし、お昼を食べて冷静になったら、今度はそんな些細なことで腹を立てた自分に自己嫌悪。
私の為にいってくれたことなのにねぇ・・・
世間のお母さんも気をつけてくださいね。
自分でもよくわかっていることを人に指摘されてカッとして言い返すことは多々あります。
その後きっと子供たちに反省しているはずですからね。
ってさすがに40歳超えて「勉強しろっ」って怒られてる私って・・・
そんなことがあった直後、更に勉強する気をなくさせるような、すごくショックな電話が有って・・・
と言っても命にかかわることでも、悪い知らせでもないのでご心配なく。
ただ、個人的にものすごく動揺してしまって、即友人に連絡。
午後お茶をしてしまったので、結局今日は予定の半分も本終われなかった・・・
でもお茶してなかったら、明日も引きずりそうだったのでこれでよし。
ここでもすぐに気持ちを切り替えてがんばろう、って最後には思うわけです。
単純だから。いや、落ち込んでいてもしょうがないし、物事はいいほうに考えないとね。
あ~あ、キングギドラは駄目出しされちゃったので、今度はヤマタノオロチになりたいわ、と日本人らしく。
頭は3つから8つに・・・こっちがいいなぁ。
さて、一度エンジン切れちゃうとなかなか温まらないので、今日は家では勉強せず、気分転換・・・って昨日もしてたじゃん。
ということで結局近所のおじさんが言うように私は勉強してないですね。
でも懲りずに昨日のBolognaの話、始まり始まり。(前置き長すぎたな)
オペラのチケットを買ったのが遅かったので、既に電車の安い切符は売り切れていたので、Prato経由の鈍行で向かいました。例年だったら山越えのこのコースは途中から雪景色なのですが、今年は全くそんな気配なし。
それでもFirenzeを出たときは快晴で暑いくらいだったのに、雨が降っている上に寒かった。
でも雨のほうはBolognaはアーケードがあるので、ほとんど要らず、そのうち止んでしまった。
土曜日、東京で見たから見るのやめようと思ったフェルメールの展覧会ですが、もし空いていたら・・・と思ってまず会場のほうへ向かう。
なんと
床にシールで矢印。
気合は入ってるなぁ・・・
まぁもちろん分かりやすくていいんですけど。
で、会場についてがっかり
日本なら普通ですが、やっぱりすごい行列。
予約のほうもいっぱい。
聞いたら最大1時間で入場できるというので、少し並んでみたんだけど・・・
これは無理だな。入ってもこの人じゃあゆっくり見られないし、ということで、当初の予定通り展覧会はあきらめました。
展覧会をあきらめたからにはちゃんとお昼食べよう、ということで、街ぶら。
結局お昼食べたあと(つまり1時間後くらい)に戻ってきたら、さっき並んでいた時、私の前にいたご夫婦、まだ並んでました。
それもそこからまだ結構あったのよねぇ・・・今回は正解!!
お昼も食べられず、下手したら並んで終わりだったよ。
途中、イタリアの”笑っていいとも”と私が勝手に呼んでいる(内容は全然違いますよ。料理番組なので。いいともも今月で終わりなんですよねぇ・・・)Prova del cuocoという番組に出ているBologanのおばちゃんの料理教室を発見。
日曜日はお休み・・・ですよね。イタリアですから。
日本人の生徒も結構いるとテレビでは言っています。
そこから気になるお店を探しながらCentroへ
Bologanaのシンボルの双子の塔の一本が見えました。
そして、お目当ての場所へ
途中
こちらの桜は前日見たものよりも白い感じ。
こちらも既に散り始め?
そして桜の向こうに
このお店は今は珍しくなくなってしまったEatalyとCoop(?)がコラボしたお店。
こちらは後で紹介しますね。
そして
お目当ての場所はここ
昔、大学の手続きで知り合った人と来たことがあるお店。
彼女・・・申し訳ないけど、今では名前も思い出せないけどどうしているんだろう?
もうとっくに卒業したかなぁ・・・
こちらのお店はセルフサービスの上、珍しくmezza porzioneという半量というサイズがあるんですね。
で、
ラザニアとPolpetta(ミートボール)の半量。
後で良く考えたら肉ばかり・・・ちと食べ過ぎた。ラザニアも半分でよかったか。
いやいや、でもおいしい。
ラザニアはさすがに本場のラグーソースですからね。
全部で13.8€
日曜日も開いているのがいいですね。
あっ、でもBologanもお店結構開いてましたね。
Tamburini
via Caprarie 1
051234726
www.tambrini.com
昔はここまでお店広くなかったので、まず席を取ってからという感じでしたが、今はものすごく広がっていて、席は取らなくても大丈夫そうです。
そのまた更に昔、ここでトルテッリーニを買って帰ったことがあります。Perugia時代の話です。
中途半端な時間なので、街をぶらぶらすることに。
お腹もいっぱいですしね。
なんだ?この絵になる井戸は。
太陽も出てきた。
老舗のお菓子屋さん。
閉店のお時間でした。
どれもカーニバルのお菓子だわ。
あっ、そうだ街を歩いている時、何人かが抱えていたお菓子屋さんの紙袋。
あそこは絶対おいしいと思うんだよねぇ・・・ということで、さすがに「そのお店どこにあるのですか?」とは聞けないので、お店の名前だけ盗み見した。
え~とメモはどこに行ったんだ???
あああああああああ、あっまさにこの店だ。
ひ~残念、あと一歩だったのに。
Paolo Atti&Figli
その後もブラブラ
この写真だと分かりにくいんだけど左の塔、かなり傾いています。
なんか昔来た時のことが懐かしくなって、彼女が案内してくれたGelateria探してみましたが、さすがにそこまで記憶力良くなった。
でもその時も気になったちょっとおしゃれなBarでお茶。
お菓子も食べたかったけど・・・
立ち飲みなのに、エスプレッソが1.2€はちと高いですよ。
ランチもやっているようです。
勢いいさんであそこで食べなくても良かったな、と今回はこの後も思うことになるんですね。
ディスプレーもすごくかわいい。
既にパスクワ仕様。
Zanarini
Piazza Galvani 1,
051 2750041
www.antoniazzi.biz
Duomoの裏側になります。
この人は誰だろ?
そんなことを考えながらDuomoのほうへ戻って、まだ時間があったので、Eatalyに入ってみました。
本屋が一緒になっていて、Eataly自体はFirenzeのほうがまし。
この中で食事するのはちょっと・・・
それに反して本屋のほうはいいねぇ。
昔この建物は教会だったんだろうねぇ。
上から見たら
久しぶりに本屋をぶらぶらしていたら気になる本を発見。
ここでは割引が利かないので、早速今日気になる本を買いに本屋へ。
帰りにまんまと雨に降られたんですけどね。
買った本はこれ
児童書です。
Gianni Rodariについては以前書いたような気がするのですが、検索しても引っかからなかったのよね。
以前
この本を買った時、そういえば以前友人にもらった翻訳本がRodariのものだったって気が付いたんですよね。
最近は頭がおかしくなりそうな、難解な本ばかりなので、少し脳みそを休めようと思いまして・・・
こうして枕元に本が段々積み重なって行きます。
いやいや、話はちょっと脱線しますが、ここのところ周りの大学に通う友人たちとかなりの比率で話題に上っているのですが、翻訳本の日本語の難解さ。
なんなんですかね、あれ。
翻訳した方は、自分で翻訳されたものを読み返さないのでしょうか?
それとも翻訳本というのは日本語が理解できなくても、実物に忠実に訳す決まりでもあるのでしょうか?
私は基本的には試験の為に日本語に翻訳された本は読みません。
ただ、ここのところ参考資料の日本語訳が読まないままになっていたので、読もうと努力してみたんです、でも・・・
日本語の意味が分からない。
イタリア語に対応している日本語が分からん。
ということで読み終わるはずもなく、再び封印されてしまいました。
さて、バックで流していたToscaも終わったことですし、今日はこの辺で。
明日こそちゃんと勉強するぞ~!!
最新の画像[もっと見る]
- 2024年の終わりに 2週間前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
ロダーリの本買ったんですね。いいなぁー、貸して!w と言いたいところですが、抱えている例の問題が解決するかまだ定かでないのと、やはり保険で試験対策しておかないといけないので、児童文学書といえども、読んでいる暇はないので感想だけ聞かせて下さい。
イタリア語で書かれた作品を読んで理解し、日本語に訳せれば問題ないはずですが、イズミさんが言いたいのは、前後の文脈も解らず、目の前にあるイタリア語をそのまま直訳に近い形で訳す事への批判でしょうか。イタリアの学術書のたぐいは、ただ単にイタリア語が解れば理解出来るものではないのだと思います。やはり、理解する為には専門の知識が必要になって来ると思いますので、個々の部分ではなく、本が伝えたい事の全体像、文章の裏に隠れている作者の意図を理解出来ないと、翻訳の土台に立つ事は出来ないのかもしれません。原文を理解するのは翻訳スキルでは当たり前と言われ、出口の日本語の書き方に力を入れる話しもあるようですが、私には、どれほどの理解力を土台にした訳なのか、と疑問に思う事がよくあります。もちろん日本語に訳したときの文章の在り方も大切だと思いますが、基本を人の何倍も詰めに詰めていないプロは、どの分野にもそういないと思われます・・・
文学でも、イタリアだけでなく、フランス、ドイツ、ロシア、ヨーロッパのものは、さまざまな専門分野の知識がちりばめられています。個々で登場するロダーリにしろ、若い頃に哲学を学んでおり、児童書といえど、彼の作品は哲学を理解していないと、本が語る全体像を詳しく理解するのは難しくなるかもしれません(いずみさんの事を言っているのではなく)。また、日本で西洋文学を学んだからと言って、必ずしもこちらの原書が解るというわけでもないと思います。こちらの文学を学ぶにはやはり、こちらで確立されたカリキュラムが適していると思いますし、実際にそれは、私たちが散々苦労して、日々痛感している事だと思われます。この手の話しを始めたら、話しが終わらないのでこの辺でw
あ、そういえば、サンタクローチェの話し、調べてみたら、該当するのが出てきました。聞いていたのとは違う事になっているかもしれません。その話しはまたお会いした時に。