ようやく長かった試験期間が終了。(自己終了)
ところでイタリアの大学の場合、試験ってどうなっているの?
って疑問に思われた方も多いでしょうが、普通、口頭試問。
普通にイタリア語をしゃべる時でさえ、しどろもどろなのに
でも最近こちらも文章をかけない学生が多く、いざ卒論を書く時になって困るという理由から、教授、教科によって筆記試験という場合も有るし、ダブル、つまり筆記が受かったら口頭という、世にも恐ろしいパターンもある
筆記の場合、外国人の私たちの場合は、一応辞書の持込が許可されている。
口答試験はもちろん教授と1対1、ないしは2対1(もちろん教授がダブル)
うちの大学の場合、2週間前からネットで試験の予約をする。
この番号が一応受験番号みたいな感じ・・・かな?
最近ふと「PCが普及する前は一体どうしていたのかなぁ?」と思った。
考えることはない、多分紙のリストだなぁ・・・だって事務の予約は未だに手書き。大抵一番に来た学生のノートの切れっ端だもんねぇ・・・のお陰です。
試験3日前までに予約する。これが結構頭を使う。
というのも教授が試験を出来る人数は大体1日が4,50人が限界。これを越えれば翌日以降。ということは勉強が間に合わないものはなるべく遅い番号を取った方がよい。早く済ませたい場合はもちろんその逆。もちろん思うように行かないことも多々ある・・・
当日
朝大学の決められた場所に、その日試験が有る教科と、教室が張り出される。
そこに名前が無い場合は、大抵教授の部屋。
そしてたとえ受験生が100人以上居ようとも、とりあえず、出席を取る。もしくはリストにチェックする。
そこに居合わせないものは試験を受けられない。で、人数が多い場合はこの時点で教授が、「○番以降は明日」と言ってくれる。
しかし、もちろん思うようには行かないのが常。
今回、私は超ラッキーだった。
4時間待ったけど(普通にこれくらいは待ちます)、最後に受けられた。私の後ろの人は最悪だったはず。4時間待った挙句、受けられなかったから・・・まさに天国と地獄。そして最後と最初の差はそれだけではない。最後は教授も疲れているし、今回などは管理人が追い出しに来たくらい時間がなかった。ということで、時間も点数もおまけだった気がする。でも最初の場合はそうは行かない・・・ギャラリーも多いし
というのは、試験は公で行われるのが原則。
つまり教室でみんなの居る前、教授の部屋の場合は必ずドアは開けっ放し・・・
唯でさえ緊張しているのに・・・と思っていたら、やはりイタリア人でも緊張していた。まぁ試験が始まってしまえば、ギャラリーなんて居ても居なくても同じですけどね。だから、最後は超ラッキー。今回はたまたま2教科とも最後だった。
Grazie a Dio
大抵1人15分くらいかなぁ???でも実際は恐ろしく長くそして短い時間。
とにかくしゃべれとイタリア人は言う。
教授がぐ~の音も出ないくらい、話続けられたら、大抵いい点がもらえる、という人もいる。私の場合は大抵「もっとしゃべって」と言われてしまう。
"討論する"機会が人生の中であったかどうか?というくらい少ない日本人に、「私にしゃべらせろ!」と平然と主張するイタリア人を、口で負かせるようになる日は絶対来ない。多分日本語でも無理だろう・・・
頭の中がまるで、家中の電化製品をつけたときの、メーターのように恐ろしく早くクルクル回っている気がする。フル回転しても追いつかない。挙句、そのうちヒューズが飛ぶ。許容範囲を超えている。
試験後は絶対白髪が増えている気がする・・・
脳の血管が切れないだけ、ましかなぁ?でも脳が疲れている。脳は疲れを感じないのに???
そして判決が下される。
満点は30点。何故かは未だに不明???及第点は18点。
それ以下は不合格なので、当然見たことはない。
日本人的には中途半端で気持ちが悪い・・・
これは私の見解だが、30~28点は優、28~25点が良、24~18点は可という感じ。
ちなみにLodeという追加点が有る。これは満点以上。特に優れている場合に付く。23~18点だと及第点だけどやり直すことを選ぶイタリア人が多いし、教授もやり直すか確認してくる。
というのもこの試験の成績が、卒論の点数に反映されてしまうからだ。
そしてこの国の試験の唯一いいと思うところがこのやり直しが聞くところ。
落第、という観念はない。留年もないし・・・有ったら私なんか
私の場合はもちおrん「やり直し」と言われない限り、「ありがたや~」と頂いてしまう
やり直すことの方が辛いし、例えやり直しても、それ以上の点数をもらえる保証なんてないじゃん!(いや、それはあんたの勉強不足だよ)
こんな感じで恐怖の試験期間は過ぎてゆくのであります。
試験期間は大体年3回。
1~2月、5~7月、9月
次回は5月の末から・・・
早めに試験勉強を始めれば、もう少し余裕が出来ることは、自分でも重々承知しているんですけどねぇ・・・
しばらくはこのことは忘れてゆっくり寝させて~
ところでイタリアの大学の場合、試験ってどうなっているの?
って疑問に思われた方も多いでしょうが、普通、口頭試問。
普通にイタリア語をしゃべる時でさえ、しどろもどろなのに
でも最近こちらも文章をかけない学生が多く、いざ卒論を書く時になって困るという理由から、教授、教科によって筆記試験という場合も有るし、ダブル、つまり筆記が受かったら口頭という、世にも恐ろしいパターンもある
筆記の場合、外国人の私たちの場合は、一応辞書の持込が許可されている。
口答試験はもちろん教授と1対1、ないしは2対1(もちろん教授がダブル)
うちの大学の場合、2週間前からネットで試験の予約をする。
この番号が一応受験番号みたいな感じ・・・かな?
最近ふと「PCが普及する前は一体どうしていたのかなぁ?」と思った。
考えることはない、多分紙のリストだなぁ・・・だって事務の予約は未だに手書き。大抵一番に来た学生のノートの切れっ端だもんねぇ・・・のお陰です。
試験3日前までに予約する。これが結構頭を使う。
というのも教授が試験を出来る人数は大体1日が4,50人が限界。これを越えれば翌日以降。ということは勉強が間に合わないものはなるべく遅い番号を取った方がよい。早く済ませたい場合はもちろんその逆。もちろん思うように行かないことも多々ある・・・
当日
朝大学の決められた場所に、その日試験が有る教科と、教室が張り出される。
そこに名前が無い場合は、大抵教授の部屋。
そしてたとえ受験生が100人以上居ようとも、とりあえず、出席を取る。もしくはリストにチェックする。
そこに居合わせないものは試験を受けられない。で、人数が多い場合はこの時点で教授が、「○番以降は明日」と言ってくれる。
しかし、もちろん思うようには行かないのが常。
今回、私は超ラッキーだった。
4時間待ったけど(普通にこれくらいは待ちます)、最後に受けられた。私の後ろの人は最悪だったはず。4時間待った挙句、受けられなかったから・・・まさに天国と地獄。そして最後と最初の差はそれだけではない。最後は教授も疲れているし、今回などは管理人が追い出しに来たくらい時間がなかった。ということで、時間も点数もおまけだった気がする。でも最初の場合はそうは行かない・・・ギャラリーも多いし
というのは、試験は公で行われるのが原則。
つまり教室でみんなの居る前、教授の部屋の場合は必ずドアは開けっ放し・・・
唯でさえ緊張しているのに・・・と思っていたら、やはりイタリア人でも緊張していた。まぁ試験が始まってしまえば、ギャラリーなんて居ても居なくても同じですけどね。だから、最後は超ラッキー。今回はたまたま2教科とも最後だった。
Grazie a Dio
大抵1人15分くらいかなぁ???でも実際は恐ろしく長くそして短い時間。
とにかくしゃべれとイタリア人は言う。
教授がぐ~の音も出ないくらい、話続けられたら、大抵いい点がもらえる、という人もいる。私の場合は大抵「もっとしゃべって」と言われてしまう。
"討論する"機会が人生の中であったかどうか?というくらい少ない日本人に、「私にしゃべらせろ!」と平然と主張するイタリア人を、口で負かせるようになる日は絶対来ない。多分日本語でも無理だろう・・・
頭の中がまるで、家中の電化製品をつけたときの、メーターのように恐ろしく早くクルクル回っている気がする。フル回転しても追いつかない。挙句、そのうちヒューズが飛ぶ。許容範囲を超えている。
試験後は絶対白髪が増えている気がする・・・
脳の血管が切れないだけ、ましかなぁ?でも脳が疲れている。脳は疲れを感じないのに???
そして判決が下される。
満点は30点。何故かは未だに不明???及第点は18点。
それ以下は不合格なので、当然見たことはない。
日本人的には中途半端で気持ちが悪い・・・
これは私の見解だが、30~28点は優、28~25点が良、24~18点は可という感じ。
ちなみにLodeという追加点が有る。これは満点以上。特に優れている場合に付く。23~18点だと及第点だけどやり直すことを選ぶイタリア人が多いし、教授もやり直すか確認してくる。
というのもこの試験の成績が、卒論の点数に反映されてしまうからだ。
そしてこの国の試験の唯一いいと思うところがこのやり直しが聞くところ。
落第、という観念はない。留年もないし・・・有ったら私なんか
私の場合はもちおrん「やり直し」と言われない限り、「ありがたや~」と頂いてしまう
やり直すことの方が辛いし、例えやり直しても、それ以上の点数をもらえる保証なんてないじゃん!(いや、それはあんたの勉強不足だよ)
こんな感じで恐怖の試験期間は過ぎてゆくのであります。
試験期間は大体年3回。
1~2月、5~7月、9月
次回は5月の末から・・・
早めに試験勉強を始めれば、もう少し余裕が出来ることは、自分でも重々承知しているんですけどねぇ・・・
しばらくはこのことは忘れてゆっくり寝させて~
まだ授業は始まったばかりですが、日本の大学の授業との違いにビックリしています。イタリア語での授業がほぼチンプンカンプンな私の周りでイタリア人がひたすら講義のメモを取っている・・・その状況にも焦ってしまっています。教授の指定する本も読まなくてはいけませんが、読みこなせるのかビビってしまってます。(読みこなせるのか、じゃなく読みこなすのです、ってfontanaさんに言われそうですが…)
ムシのいい話かもしれませんが、fontanaさんの経験から講義を受ける時のアドバイス、本を読解していく上で何かアドバイスがあれば聞かせていただきたいです。
はじめまして、コメントありがとうございます。
大学ですか・・・脅すわけではないですが本当に辛いですよ。
文字で書いてしまうと意地悪と思われるかもしれませんが、そんなつもりは一切なく、今でも読解のアドバイスが有ったら私が教えて欲しいくらいです。読みこなすなんて到底無理、理解するのがやっとです。(苦笑)大まかに日本語で説明できれば理解したということになり、試験でも困らない・・・くらいの理解ですよ私も。
イタリア人は子供の時から授業を書き写すことに慣れています。私たち日本人のように簡潔にまとめて、ということをしている人もほとんどいないので、それは気にする必要ないと思います。要は授業を理解できれば良いんです。私は後で聞いても聞かなくても一応録音することをお勧めします。何度も聞けば重要なところは少しずつわかってきます。そうすると本の要点もつかめるはずです。
イタリア人のノートを借りるのも考え物です。字が汚いこともありますしが、授業の羅列だけだとかえって時間の無駄になります。
読解はイタリア語のレベルにもよりますし、その分野の知識がどれだけ有るかにもよりますが、最低でも2度は本を読まなければ理解できないと思います。ということでとにかく時間がかかります。ものによっては1ページ読むのに1時間以上かかることもざらでしたがこれはそのうち慣れますし、興味が有るものなら早く進むと思います。所詮日本語のようには行かないんだから、と割り切ることも重要かと。私は基本的に日本語で翻訳されているものは読みませんでしたが、概要をつかむには役に立つかもしれません。知り合いの中には「外国人なんだから本を全部読むことは不可能です」と試験で言って通った人もいますが私はこれは正しいやり方ではないと思っています。現に同じことをして駄目だった人もいますし・・・
今思い返してみても(周りの大学を卒業した日本人はみんな同じことを言っていますが)1年目、2年目は全く何も分からないまま授業を受け、試験を受けていました。最初はみんなそうなので、あまり周りを気にしない方が良いですよ。(で、この結果というのもふがいない話ですが)
しっかり努力していれば多少語学に問題があっても教授たちはわかってくれます。それが口答試験のよさでもあります。また恥ずかしがらずに教授のところに赴きアドバスを求めるのも手かと。読まなくてはいけない本を基礎的なものに替えてもらえたりするかもしれません。
大したアドバイスできなくてごめんなさい。
がんばってくださいね。