ニース その３ Musee Matisse

骨董市をぶらぶらした後、お天気も良かったので旧市街からMusee Matisse（マティス美術館）まで歩いて行きました。
途中

あれ？あなたもここに？
実物よりもかなり小さいです、そしてブロンズです。

旧市街からマティス美術館まで、結構ありましたねぇ。
途中道間違えたりしたから余計ですが。
でも気候が良いので良い運動でした。

バスなら美術館がある公園の前に止まります。

ここにはローマ・ガリア帝国の遺跡がありました。

Anfiteatro（円形劇場）の跡でしょうか？

考古学博物館も有りましたが、そちらへは寄らずマティス美術館の方へ

ここか～と思ってよく見ずに下に降りたら、ここは出口でした。また余計な運動しちゃった。
もう一度階段を上り入口へ。

美術館はこちら。

オリーブの木がいっぱい植えられた公園の中に有りました。手前は松ですが。
受付では既に慣れましたが、荷物のチェックが有ります。
そして中へ。
館内は撮影禁止なので、ここからの写真はサイトから引用しています。

窓の大きなホールが有り、その左右に部屋が分かれていました。外にはガリアの遺跡が見えました。
左からスタート？
イタリア同様係員は警備なんかそっちのけで携帯いじっていました。
左の１番最初の部屋にはデッサンが飾られていました。
その隣の部屋には１０点くらいかな？
久しぶりに初期の写実的な作品を見た気がします。彫刻も有りました。
中でも

「嵐のニース」
この美術館のオフィシャルサイトの写真では良さが全然わかりませんが、これ結構気に入りました。
普段思い浮かべるマティスとはちょっと違う。
でも

これとか

これとか フォーヴィスムの影響の見られる色彩のはっきりした作品が展示されていました。
一階の右側の部屋、こちらの方には静物画や、今回私が一番気になった「死せるキリスト」が展示されていたのですが、
この「死せるキリスト」、ブックショップの絵ハガキの中にもなかったし、ネットで検索したものの見つかりませんでした。
「これがマティス？」というくらい珍しい作風の作品だったので、忘れないようしたいのですが。

１階には彫刻も何点かあって、一番気になったのは

これですね。（１作品の角度を替えた写真）
この部屋にはAndrea Derainの描いたマティスの肖像画やAlbert Marquetが描いたマティスの妻の肖像画も有りました。
空間を広く使っていてゆったりと展示されていて良いですね。（作品数が少ないとも言えるけど、入場料無料なので文句はないです） 

続きは２階です
２階にはVenceのロザリオの礼拝堂の模型や大きい作品が展示されていました。

後期単純化された作品が数点有りました。
有名な「ダンス」の彫刻版が有ったのが面白かったです...ってどうしてこういう気になる作品の写真が全然ないんだろう？？？
写真が撮れない場合、最近は気になる作品の名前は控えるようにして、後で絵をネットで探そうと思っていたのですが、マティスの場合何故か見つからない作品が多いんですよ。
近いうちに図書館に行かないとダメですね。

２階は版画などが多かったです。
何故か２階の有る部屋に入った時、２０年前にもここに来たなぁ、と思い出しました。
作品は思い出せないのですが、なぜか部屋に入る光の感じで思い出したんですよね。

ここから今度は地下に行きます。
地下にはマティスが使用していたものなども展示されていました。
そして更に下に行くと

写真が小さいので全然雰囲気が分からないのですが、本来この作品はすごく大きくて410 x 870cm
う～ん、どれもこれも全然情報がないな。

そして「プール」というタイトルの

この作品が有りました。

って何だろ？なんかあまり実のある話にならなかった気がするんですけど…
次回のシャガールは頑張ります。