イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Villa BardiniでAperitivo&コンサート

2013年10月20日 22時57分52秒 | イタリア・文化

先週は日本から友人が遊びに来ていて、食べて遊んでの毎日でしたが、木曜日からダイエット&勉強モードに入りましたよ。
しかし、こちらが戦闘状態に入るとなぜか邪魔する人がいるのよねぇ・・・
いやいや、仕事をくれて「是非お願いします」と言ってもらえるのはうれしいことなんだけど、今はお金より時間が大事なんですよね。
ということで、この先は友人を紹介して私はこのお仕事から去ることにしました。
とかいいながらも、今日は久々に一日中働きましたさぁ。

さて、実はこの記事、昨日のうちに出来上がっていたんですけど、Youtubeに動画をアップするのにものすごく時間がかかって・・・
今までムービーメーカーを通してアップロードしていたのに、最近YoutubeがGoogleのアカウントとくっついてしまったせいか、マイクロソフト社のムービーメーカーからYoutubeにログインできなくなってしまった。
誰か方法知ってたら教えて~

既に先週ですが、友人が日本から来ていたことは既にお話ししましたが、今年は(「も」かな?)友人とFirenzeのVilla(お屋敷)巡りをしました。
メディチ家の別荘・庭園の14箇所が今年ユネスコの世界文化遺産に選ばれたので、もっと気楽に行けるようになるかと思ったら大間違い。
ここら辺はさすがイタリア。全然快適じゃありません。
結局見学できたのは、予約でFiesole方面2軒とCentro(中心街)。
あっでも2軒はメディチ家のお屋敷ではありません。
時間的には先に行ったところから書くべきでしょうが、最後(10月16日)に行ったVillaが実は今試験勉強をしている分野とかぶっていて、調度読まなければいけない資料にこの場所に関連するものがあったので、それを先に読んで、それからご紹介することにします。

試験のためには一度読んだだけでは絶対頭に入らないので、最近は3段階くらいで攻撃している。
一度読んで、重要だと思うところを既に抜き出し、それを章ごとに読み直し、自分の言葉(この時点ではイタリア語)に直し、更に日本語で簡単にまとめる。
ここまですると、作業は本当に遅々として進まない。
でも決して若くない脳みそにもちゃんと記憶することが出来る。
特に日本語ででも理解できればほぼ大丈夫。
ってこの分野は自分が好きな分野だからってこともあるんだけど。

次回の試験科目はMuseologia
さしずめ博物館学にあたる。
いや~私子供の頃から学芸員になるのが夢(その昔は教師だった。まさかイタリアでその仕事をすることになるとはねぇ)だったので、大学も学芸員の資格が取れるところを選んだ。
ということで、日本の大学でも博物館学は履修済み。
大学の時の成績は決して悪くはなかったので、一応勉強したと思うんだけど、何を勉強したのか全く思い出せない。
いや~ホント私大学で勉強してたのかしらん??? 

話は先週に戻ります。いや、戻します。
友人滞在の最終日に訪れたのはCentroですが、アルノ川を渡った向こう側の丘(山?)の中腹にあるVilla Bardini(バルディーニさんの家)です。
ここには以前再オープンになった時に1度行ったきりで、もう何年も足を踏み入れていなかったのですが、今回結構いいMostra(展覧会)があるということで、私も友人と一緒に再訪することにしました。
友人にとっては数年越しの宿題(訪問することが)だったんですけどね。
更に色々調べてみたら調度友人の滞在時にAperitivo&コンサートという、
ちょっとおいしい企画(食べることだけではなくて)があったので、そのイベントにも参加することにしました。
今は展覧会をやっていて入場料が8€
お庭も見たければ更に10€。この件でお隣のボーボリ庭園も見られます。
しかし、このAoeritivoを予約すると(要予約)Aperitivoが6€で更にコンサート付き。
更にAperitivoが始まる1時間前にガイド付きで展覧会を回れる。こちらは割引で4€。
お庭にもこのチケットで入れました。
ということでかなりお得になっております。

さてこのVilla Bardiniとは何ぞや?
ってバルディーニさんのお屋敷なんですけどね。
このBardiniさんって?って思いません?

このお屋敷が建築されたのは1641年、当初はVilla Manadoraと呼ばれていた。
時代が下り、屋敷の持ち主も変わり最終的に現在の呼び名であるBardini家がこのお屋敷を所有するのは1913年。
って公式サイトにはこれしか書いてありません。(途中の話ももう少し出ていますが)
Giardino(庭園)の方はもっと説明が少ないなぁ・・・
ここには階段状のすばらしい庭園があるんです。(写真は次回)

展覧会やお庭の写真などなどは次回をお楽しみに!!
だって展覧会の話を始めると長くなるんだもん。
ということでコンサートの様子から

この日はハープとフルートの2重奏でした。
印象的だったのはこの2台(?)でのリベルタンゴ
リベルタンゴというと(、いやこの曲を聞くと真っ先に思い浮かぶのはこのCM
実際イタリアで流れているバージョンです。


Vecchia RomagnaというブランデーのCMに使われていますが
それがこんな感じ
そしてこの日の演奏は
<!-- villa Bardini -->

彼女たちはFirenzeのConservatorio(音楽院)の大学院の学生さんたちです。
とても素敵な演奏でした。

そしてアンコールを含めて1時間弱の演奏の後お待ちかねの(私だけ?)Aperitivoはお庭で。
この日はとても暖かかったので夕日を見ながら一杯!!最高
食べるものなんて殆どないのかと思いきや

わぉ、充実!!
子供たちが恐ろしい勢いで寄っていったので、係りの人はたじたじ。
どこのお店のものかは知らないけど、おいしかった。
特に手前のパイ系は普段食べないこともあり、ついついいくつもつまんでしまいました。
Aperitivoが始まる頃には既に日は落ちていて

遠くに少し夕焼けが
そして

この絶景。
そしてVillaを後にする頃はすっかり日も落ちて・・・

あっ入り口の写真撮るの忘れてたのでこんな感じになりました。
ということで今日はAperitivoとコンサートのお話でした。



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