イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Corridoio Vasariano(ヴァザーリの廊下)、2022年後半から再オープン…か?

2020年07月24日 17時22分27秒 | イタリア・美術

自主ロックダウン続行中の連休2日目、ひたすら古い雑誌を切り抜いて不用品を処理しております。
なんて楽しくない連休じゃ。

そんな中、ちょっと現実逃避出来るニュース発見!
2016年より訪れることが基本的にできなかったCorridoio Vasariano(ヴァザーリの廊下)がリニューアルを済ませ、2022年後半ごろから訪問出来ることになりそうだ、というニュースを見た。
https://www.uffizi.it/magazine/apertura-vasariano-2022-bando-europeo
このニュースは、修復事業に関するスポンサーを求める告示が出たというのが主な趣旨。
ヨーロッパの企業向け。

そういえば昔Venezia(ヴェネツィア)のPalazzo Ducale(ドゥカーレ宮)が修復された時、修復費用を出した企業の広告を宮殿の壁に貼りつけたことがあったなぁ。
賛否あったけど、こういう資金集めもありかなと思う。
参考:https://geograficamente.wordpress.com/2010/11/28/

ん?れ?防火設備の工事終わったんじゃなかったっけ?
私の勘違いだったかな???
おっと、プロジェクトが発表されたのが去年、工事まだ始まってなかったらしい。
すみません!

このニュースと共に、わずか1分間だが、ヴァザーリの廊下内部の映像が1分間で見られる動画もアップされた。
https://www.firenzetoday.it/video/corridoio-vasariano-percorso.html
あまりの早回しに、酔いそうなんだけど、中々見るチャンスがないので、おもしろいかも。
しかし、この動画にはあの有名な肖像画たちは映ってない気がするのだが…




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5 コメント

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大公のミサ席? (山科)
2020-07-27 07:14:08
動画  ご紹介ありがとうございました。本当に絵が皆撤去されてますね。
当方がウフィッチに行ったときもヴァザーリ回廊にあるはずの絵が本館で展示されていたりしましたから、今は本館展示なんでしょう。ヴァザーリの回廊にはサンタ・フェリーチェ教会内部をのぞき込むような窓と席があるはずなので、それの位置を特定したかったんですが、この動画ではよくわかりませんでした。まあ、領主様の特権という感じですね。
ブリュージュのグルートヒューゼ美術館(ブリュージュの主 ルイ・グルートヒューゼの館)でも隣のノートルダム教会をのぞきこんでミサに参列できるような空中施設がありましたから、意外に他の城館でも例があるのかもしれませんね。他の例がありましたらご教示いただければ幸いです。
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写真がありました。 (fontana)
2020-07-27 15:52:31
山科様
コメントありがとうございます。
あまり良いとは言えませんが、写真を撮っていたので、他の例と共に後日掲載しますので、暫くお待ちください。
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ゆっくりと (山科)
2020-07-28 18:09:25
 ご回答、ありがとうございます。ひっこしでおいそがしいでしょうから、ゆっくりと秋ごろにでも、ご教示いただければ幸いです。
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8月 (カンサン)
2020-08-01 09:16:46
fontanaさんへ、私がヴァザーリの回廊に行ったのは2011年だったと思います。
8月に入りました。お引っ越しですね。大変ですね。
私は先週の4連休に新潟県に行ってきました。それほど雨の影響がなく助かりました。
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8月ですね (fontana)
2020-08-02 15:08:56
カンサンさん
梅雨も明け、一気に暑くなりましたね。
4連休は新潟でしたか、おいしそうな食事、羨ましい限りです。新潟は若い頃毎週のようにスキーで訪れていました。大学の時の友人に新潟出身の子が多かったので。ただ、観光らしい観光というのはほとんどしたことがなく、写真を拝見して、またいつか訪れたいなぁと思いました。

映画のプラド美術館はいかがでしたか?
私も映画の美術館シリーズは殆ど見ましたが、どれも非常に面白かったので、こちらも見たいと思ってはいるのですが…

感染者も増加傾向ですし、暑さもこれから益々ひどくなりますので、くれぐれもお体にはお気をつけください。
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