8月に入りました。
突然梅雨明け、太陽が戻って来ました。
私は引っ越し作業(時に不用品の廃棄)真っただ中で、毎日汗だくです。
そんな昨今新聞にこんな記事が出ていました。
”フランスの「バン・ゴッホ研究所」は28日、オランダ出身の画家、ビンセント・バン・ゴッホ(1853~90年)の最後の作品とされる「木の根と幹」で描かれた場所を特定したと発表した。”
参考:日本経済新聞
ゴッホは、現在アムステルダムのゴッホ美術館所蔵のこの、「木の根と幹」という作品を完成させたその日に、自殺を図ったとされている。
で、この木の根と幹ににたものが、20世紀初めの絵葉書の写真とよく似ていたことから、今回ゴッホが最後にいた場所が判明した、というお話。
その場所はパリ近郊オーベールシュルオワーズのゴッホが滞在していた宿からおよそ100mの道沿いで、現在も木の根と幹が残っていることが分かった。
この類似を見つけ、一躍大発見をしたのはゴッホの研究者の1人だが、何でも新型コロナウィルスのせいで外出が制限されていた折、自宅で資料を整理していた際に発見したという。
私も現在引っ越しで昔の物を色々整理している。
ショックだったのは、海外で訪れた美術館の解説書のダブりが3か所も有ったこと。
ミラノのブレラ絵画館、パリのオルセー美術館、ウィーンの美術史美術館
どれも2冊同じ日本語の解説書が。
ブレラなんか、ビニールすら破られてない!
他にも講談社の週刊ユネスコ世界遺産のシリーズがダブっていたり…
なんと無駄なことか。
そして、無数の絵葉書。
今ほど写真が簡単でなかった当時、行く先々で絵葉書を買い、その数枚は友人や家族あてに用いられたが、ほとんど残っている。
美術館も、今でこそ撮影が自由になったし、ネットで作品を簡単に見られるようになったが、私が海外に行き始めた頃は、まだフィルムだったし、美術館なども撮影禁止の場所が多かったので、気に入った作品は絵葉書を買い求めたりしていた。
捨てるに捨てられないこれら、いったいどうしたらいいのだろうか?
このゴッホ研究者のように何か役に立たないかなぁ…と思いながら、毎日メルカリの画面を眺める今日この頃なのでした。
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ゴッホの住んでいたところでは、ハーグに行ったことがあります。ここでゴッホが働いていた、と建物の前にプレートがありました。
映画、プラド美術館は行ったことがあるので、よくわかりました。
ブログにも書いていますが、ここ10年くらい、美術館や画家の映画が公開されることが多いですね。
大橋巨泉さんはテレビに出なくなってから、大の絵画好きになりました。そのきっかけがブラド美術館でした。
今はなかなか海外に行けないので、こういう映画は良いですよね。(映画館も昨今の状況ではなかなか行き難いですが。)私は「みんなのアムステルダム国立美術館へ」が気に入って、まだ日本で公開前だったので、イタリア語のDVDを買ってしまいました。日本では公開していないと思うのですが、L'accademia Carrara - Il museo riscopertoというベルガモのアッカデミア・カッラーラのリニューアルオープンを追った映画がすごく良かったです。
私はメールアドレスを変更した時、大変でした。
お気遣いありがとうございます。
引っ越し自体は2週間前に終わったのですが、この暑さとコロナのせいもあって色々なことが滞っていて、パソコンにゆっくり向かう気分になれないまま8月も終わりそうです。
カンサンさんは帰省されたんですね。滝の写真が非常に涼しそうです。