クルーズ船が小型船に衝突ーヴェネツィア

昨日の夕刊を開くと、「ヴェネツィアで、クルーズ船に小型船が衝突」という記事が目に入った。

https://www.cnn.co.jp/world/35137870.html

ハンガリーで、韓国人観光客が巻き込まれた大型船と観光船の衝突事故。
あれはいったいどうなったんだ？
ちなみに今ニュースで話題になっている逆走したシーサイドライン、私学生の頃利用してた。
まさに地元。

ヴェネツィアの話に戻りますが、正直起きるべきして起きた事故、という感が否めない。
以前から、現地の環境保全団体は大型船のヴェネツィア就航を反対してデモを起こしていた。
実際、あれくらいの運河にあんな大きなクルーズ船…私も反対。
クルーズ船って、思っているよりでかい。
クルーズ船が通る航路にはいないけど、ゴンドラだってバポレットだって走っているのに…
けが人がでないと動かないのもどの国も同じだけど。
これを機に再びクルーズ船就航反対熱は強くなると言われているが、やはりもう一度考え直してもらいたい。

そして訪問税を導入すれば、今の過剰でお行儀の悪い観光客も少し抑えることが出来るのでは？
ごみ問題や器物破損の問題は、ヴェネツィアだけの問題ではないが。
ヴェネツィア在住の友人曰く、この「訪問税」、日帰り客からのみの徴収を考えているらしい。
なぜなら、彼らはレストランで食事もしないのに、ごみはちゃっかり捨てていく、からとか。
宿泊すれば絶対現地で食事もするし、宿泊税も払わざるを得ないので、宿泊客からは取らない。
じゃあ、それをどうやって見分けるの？どうやって徴収するの？という問題が解決しないため、本来5月1日から徴収予定だった「訪問税」の徴収は延び延びになっているとか。既にハイシーズンなのに。
まぁ入り口は限られているのだから、そこにゲートを設けるしかないのでは？
一体いつのことになるのやら…
問題は山積みだ。