日本と言えば、芸者に侍。
そんなイメージはとうに過去のものと思っていたのに、今更こんなタイトルの展覧会ですか?
1月30日からミラノからおよそ15キロ北東にあるMonza(モンツァ)のVilla Reale(王宮)で開催されている。
この展覧会の主な作品は、イタリアにおける東洋美術研究のエキスパートの1人Francesco Morenaが集めた14世紀から20世紀にしっかりと時代分けできる極東の国、日本の伝統的な美術コレクションとValter Guarnieriという東洋美術の大収集家の2人のプライベートコレクションで構成され、他にもアジアの織物の専門家、Lydia Manavelloの着物が数点出展されている。
会場の中心は、展覧会のメインテーマでもある「芸者」と「侍」のためのスペース。
日本のシンボルとも言える2つのキャラクターを描いた喜多川歌麿の浮世絵などが見どころ。
他にも庶民の生活により近づいた仏教、禅宗、神道などの関する作品や達磨、歌舞伎などに関するものも展示されているらしい。
1月30日ー6月2日
Villa Reale, Monza
http://www.villarealedimonza.it/mostre/giappone-terra-di-gheisha-e-samurai/
海外でも日本の絵画、浮世絵などの特別展を開いていますね。現代の画家なら草間彌生さんでしょうね。
私は、きょう大阪音楽大学の学生オペラ"フィガロの結婚"を見てきました。コンクール上位入賞の方の歌声はさすがでした。
梅とメジロ、素敵な写真ですね。
本当に今年は暖冬で、お写真を拝見していると既に春がやって来たようです、まだ2月だというのに。
大英博物館の春画展は非常に好評だったと聞きます。浮世絵の価値を見出すのが遅れた日本国内より、海外の方が良い作品に出会えることが多いのは皮肉な話ですが、海外に流出したことで助かった作品が多いのはうれしいことだと思って見ています。