不安定な天気が続いております。
今日は久しぶりに朝のラッシュ時におでかけした。
友人のフランス人が羽田周りで庄内まで息子さんに会いに行くというので羽田で落ち会ったと言う訳。
彼女いわく、飛行機は満席だったけど、外国人は数えるくらいしか乗っていなかったとか・・・
帰国して2週間、下界との接触を全く持たなかった私ですが、先週末位から活動を開始。
何から書こうかなぁ・・・と思いながら取りあえず近い所から。(遠いことは既に忘却の彼方へ・・・)
土曜日、ついついおいしいお酒を飲み過ぎてまたやってしまった。ふ・つ・か・よ・い
全然学習できない私です。
若い時はこれくらい全然平気だったのになぁ
ちなみに今年は区切りのいい歳なので、記念に(?)ちゃんと内臓も検査してもらう予定です。
しかし、出かけないと・・・
と言うのも前日、サイトを色々見ていたら、例年は4月に行われるアートフェアが29日ー31日まで行われていると言うじゃないですか。
都内、面倒だなぁ・・・と思いながらも、重い腰を上げ、30日に前売りを買ってしまったので、かなりくじけそうになったけど、頑張って行くことに。
1,200円だから、捨てるということもできたのですが、何となく強い引力にひかれていた気がするのよね。
会場は有楽町の国際フォーラム
到着してびっくり、入場まで40分もかかるという盛況ぶり。
日本はどこへ行ってもこの時期は混んでるなぁ・・・
前売り券を持っていても並ばなきゃいけないというので、渋々並んでいると
「ローソンなどで購入した前売り券をお持ちの方いらっしゃいますか?」という声
「はい、はい、はい」
ということで優先的に入れてもらえた。
どうやら行列は招待券と当日券の人が並んでいたらしい。
最終日、日曜日ということもあってとにかく混んでいる。
1列見ただけで、頭がボ~
するとびっくり、「Fontanaさん!?」と誰かに呼ばれた。
こんなところで誰???
とにかくボ~としていたので初め誰だか分からなかったくらい。
だってここ東京ですよ。
砂漠ですよ。(「東京砂漠~」ってちょっと古い?)
それも彼女は新潟の人、私は横浜の人なのにこんなところで偶然会うってすごくないですか?
一瞬でもタイミングがずれていたら・・・
人間の縁ってホント不思議です。
気になる作品は数点有ったものの、二日酔い(それは私だけ)の上、人酔いした。
会場内は節電のためか、人が多いせいか暑いし。
ということで早々に撤退してしまった私たち。
この後彼女の友人が合流。
残念ながら彼女は会場には入れなかったので、会場を上から眺めながら一周していたら、先ほどは気がつかなかったけど
震災救援のイベントの一環
このフェア自体、自身の影響で時期が変更になった。
興味深かったのはこちらの作品
これは災害に有った人たちのために高校生が作った表札。
一個一個手に取って見ることが出来て、裏には製作者のコメントが書いてある。
このコメントが何とも高校生らしくていいんですよ!!
こちらはお花屋さん
写真が見にくいのですが、丁度左側の窓の上に線が引いて有る、ここまで津波が来た印を家の人が残して欲しいといったので、そこに印を付けたとか。
早くこのおうちのような明るい笑顔が被災者の元に戻ることを祈るばかりです。
その後、小籠包で口の中火傷した。
食い意地も張っている情けないわたくし。
今日丁度歯医者だったんだけど、見かねた衛生士さんがレザーで焼いてくれた。
ヒリヒリ痛かったけど、これで早期治癒するでしょう。
ではなくて、食事をしながら、友人から被災した子供たちが書いた作文を集めた雑誌が出ていることを聞き興味を持って、今日早速本屋で探した。
一番初めに塩野七生さんのコメントが出ていた。
そこにはイタリアの週刊誌に掲載された3枚の子供たちの写真について書かれていた。
その中の1枚、私も目にした写真がこの雑誌のトップに載っていた。
イタリア人記者のコメントは、次の一行だった。
「面がまえがいい。日本は必ず再興する。」
泣くに泣けない被災者が多いのは、私でも想像できる。だが、この子たちのために被災地を再興するのも、われわれ日本の大人の責務ではないだろうか。ゆえに再興は、以前の状態にもどすのではなく、この先長い人生が控えているこの子たちが、安心して喜んで住める町にすることではないかと思う。
(文藝春秋 8月臨時増刊号 つなみ 塩野七生さんのコメントより抜粋)
ちなみにお昼レストランで、オムライスを待ちながらパラパラしているだけでもうるうるしそうだったわたしです。
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