イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

映画「君の名前で僕を呼んで」

2018年05月26日 10時00分00秒 | 日本の美術館

2本目はてっきりイタリア映画だと思っていたこちら。


だってイタリア政府観光協会などが散々宣伝してたから…
でもこれ、「イタリアが舞台」の映画だった。

1983年、17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は家族と一緒に北イタリアの避暑地にある別荘で一夏を過ごしている。 父(マイケル・スタールバーグ)は大学でギリシャ・ローマの考古学を教える教授、母(アミラ・カサール)は何ヶ国語も話すことができるため、エリオ自身も何ヶ国語も話せたり音楽の編曲をしたりと多才であった。
ある日、父のアシスタントとして大学院生で24歳のオリヴァー(アーミー・ハマー)が別荘にやってくる。はじめは自由で自信に溢れたオリヴァーに反感さえ抱いていた、エリオだったが、いつしかそんな彼に不思議な感情を抱くようになる。

いやいや、ごめんなさい。
イタリアの田舎の風景はきれいだけど…アメリカ人目線だなぁと。
それより私が全然感情移入できなかったのは、「お~い今何語?」というくらい言語が入り乱れていて、頭の中がぶちぶち切られる感じ。英語なら英語に統一せい!
エリオとオリヴァーの二人の会話は英語だからいい。しかしその他の人が入ってくると、メインはフランス語>英語訛りのイタリア語>イタリア語という感じ。何で地元の子たちもフランス語がメインなんだ???

「同性愛の話」、と一言で片づけるほど簡単な話ではないし、1980年代なのにこんな理解のある両親がいたのか、と感心する場面もあるけど、なんかしっくり来ないんだよね。
特に直前にすごく考えさせられる、良い映画見ちゃったせいか。
エイズをテーマに続編を作るらしいけど…見に行かないな。

公式サイト

あ~あ、こっち見に行けばよかった。



http://hokusai-movie.jp/



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