げほげほ・・・
ええ、若干風邪ひいてます。
いきなり寒くなって「危険!」と思っていろいろごまかしていたのですが、咳が残り、今日はのどの痛みが復活している・・・危険、危険。
昨日今日は若干暖かいとは言え、出かけるべきではなかったかしらん?
先日よん太郎さんがお土産に持ってきてくれた首巻を巻いて、足元は電気ストーブをつけてなんとか寒さをしのいでいます。
いやいや、よん太郎さんのお土産はつぼをついていましたね。
この首巻(マフラーじゃないんです。肩かけ?)以前母親に頼んだことがあるのですが、その時はいいのがみつからなかったんです。
だから去年までは古くなったマフラーを家の中で巻いていたんです。
それくらい寒いんです。
暖房をケチっているのもあるけど、入れてもそれほど暖まらないんだもん。
いや~これだけですごく暖かい。感謝、感謝。
それからこれ
ねぎみそポンというポン菓子です。
ポン菓子はこちらでも手に入るのですが、この味!!
いや~止められないけど、貴重なので1日1枚、けちけち食べております。
あんこ物も好きなのでいいのですが、どちらかというとしょっぱいもののレパートリーが少ないこの国では、こういうの、お土産には最適ですよ。
持ってくる方も軽いし。感謝感謝です。
さて、今日から12月。
毎年書いている気がしますが、12月、師走、というだけでなんとなくせわしない感じがしますよね。
そして私はあと数日で最初の山を越えなければ。
勉強はしています、でもねぇ・・・あの緊張感、寿命が縮まります、ホントに。
でも、もう逃げられないから。がんばらねば!!
ということで、既に気分が落ち着かない今日この頃なのですが、今日は試験勉強も兼ねて朝からUffizi美術館へ行ってきました。
久しぶり~でも1年に一回くらいは来ています。
こういうことも無くなるのかぁと思うとちょっと寂しいなぁ。
今日の目的はTribuna、Sala della Niobeと来年まで会期が延長されたIl Gran Principeという展覧会を見ること。
時間もないので、他には目をくれない・・・つもりがやはりちらちら寄り道したりして結局9時に入ったのに、出てきたのはお昼前でした。
この時間は人も少ないし、珍しく日本人の団体は2組しか遭遇しなかった。
それにしてもマナーの悪い人が結構いる。
私がTribunaを見ていたら、こそこそ写真を撮る中国人が数名。
その後も携帯でカシャカシャと。
ホント中国人はマナーわるっ、と思っていたら、最後の人は日本人でした。お恥ずかしい。
マナー違反は止めましょう!!
ここは唯一大目に見てくれる撮影ポイント。
天気は良いけど寒いです、ホント。
目的のSala della Niobe
ここ、今までちゃんと見たことがなかったんですけど、先日友人がFBでこのビデオを勧めていて、これを見たら確認しに行きたくなったんです。
<!-- sala della Niobe -->
1993年テロによる被害を受け、修復を余儀なくなれ、戦後の修復などを取り除き文献学に沿った修復がなされます。
2006年からこの部屋は、1782年当時と同じように作品が展示されます。
絵画、彫刻の全作品が元々の場所に設置されたわけです。
2012年に一部の床が陥没、しばらく部屋は閉められていました。
今はこのビデオのような様子が見られます。
テラスは強風のせいかな?外には出られませんでした。
このテラスは昔お庭だったんですよ。
今日もDuomoはきれいだなぁ。
今日の最大の目的はIl Gran Principeという展覧会だったのですが、「大して有名ではない作品を集めて展示してるだけ」と私の後ろを通り過ぎていった日本人、それは大きな間違いですよ。
確かにミケランジェロやラファエルに比べれば、この展覧会に展示されていた作品は”無名”かもしれませんが、この展覧会の意図はそこにはないのです。
そして普通の日本人が知っているような作品は、ほんの一握りなんですよ。
今回のテストに大いに関係のあるこの展覧会。
Il Gran Principe Ferdinando de' Medici (1663-1713)の没後300年を記念して行われています。
彼は誰か?
Cosimo Ⅲの息子で彼、そして彼の弟Gian Gastone de'Mediciに子供がいなかったことからメディチ家の主流は途絶えてしまいます。
彼らの死後、姉妹のAnna Maria Luisaの計らいでメディチ家の莫大な遺産はフィレンツェ内からどんな理由があっても外に持ち出さないという条件でフィレンツェ市に寄贈されます。
この計らいがなければ、他の有名なコレクションと同じように、メディチ家コレクションも世界中に散ってしまっただろうといわれています。
彼の興味は絵画や彫刻だけでなく、音楽にも向けられていたこと。
彼の結婚を機に改装されたTeatro Pergolaの様子や当時はまだ新ジャンルだったNatura morta(静物画)への興味。
などなどしっかり見せていただきました。
感嘆には説明できないのが残念です。(えっ、時間がないだけですよ)
帰り道
既に昨日あたりからクリスマスのイルミネーションが始まりました。
ここのこれが今のところ今年は一番好きかも。
さてさて、もう暗くなってきたので、そろそろ気分を切り替えてお勉強しますかねぇ。
それにしてものどが痛いぞ~
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本当に美術館巡りが好きでもマナー違反する人とか
いますが、日本と違い海外の美術館は写真撮影に比較的寛容ですよね。もちろんフラッシュはダメですけど。
フィレンツェに限らずイタリアは美術品に囲まれ過ぎていて、段々お腹一杯になり後から「しまった!あれを見ておけば良かった!」と言う様な事になるのが良くあります。
長期滞在してのんびり鑑賞するのが理想かも。。。
fontanaさん、精一杯残された滞在時間で楽しんで下さいね♪
メディチ家の話参考になりました!
ありがとうございます。なかなか咳が抜けないのは歳のせい???1日3回くらいはシロップ飲んでいるのですが、なかなか効かないんですよねぇ・・・
そうなんですよねぇ。ヨーロッパの美術館は結構写真撮影OKのところが多いですよね。イタリアは比較的厳しいと思います。実際写真を撮ることよりも、人間の体温や二酸化炭素の方が作品を傷つけている場合が多いんですよ。
写真がOKだと、私も写真を撮ることに夢中になって、実物をしっかり見なかったりするので、禁止の方がいいかも・・・と思ったりします。写真に撮っても後で見ないし、今はインターネットでかなり詳細に見られますしね。
日曜日も「もうお腹いっぱい」と私の後ろでつぶやいていた日本人がいました。(笑)
大きな美術館に行くときは、欲が出てしまうものですが、全部一通り見ても覚えているものは数点ですしね。
今回は博物館学の試験なので、私でも「そうだったんだ!」と思うことが多いんです。少しずつ紹介していけるようにがんばります!!って何処かに残しておかないと、試験終わったら忘れてしまうので。(笑)
たま吉さんもくれぐれも風邪には気をつけてくださいね。
fontanaさんのお陰で自分では行けないお店や場所にも行け、充実出来ました!ありがとうございます!
これでやっと集中出来ますね。
風邪お大事にしてください。東京もとっても寒いよ。
いや~お土産ホント重宝しています。残念ながらあのぽん菓子はもう終わる・・・(~_~)あっでもあの中華スープはあの頃はよく使ってたし、一応日本に帰ると買ってくるね。ただ最近はなんとなく日本食も中華もあるもので済ませるようになったんで、すごく欲しいと思うことはないねぇ。なんかいろいろなところからいろいろなものが集まって、結局使い切れないことが多いみたい。(私だけじゃないらしい)だから周りでも、使い切れないと思ったときは使いそうな人に回そうって言っているくらいです。(くれた人には申し訳ないですが、期限内に使ってもらった方がいいでしょう?)
もう少し時間があれば(私のほうもね)もっといろいろ案内してあげられたのにごめんねぇ~。
また来てよ・・・って私がいるかどうか???
実は今朝から鼻たれ小僧になってしまい、両親が置いていったティッシュを使いながら、やっぱり違うなぁと感心していて思い出したんです。
こちらにも箱ティッシュは有るんですけどスコッティとか質のいい(それでも日本の配ってるティッシュにも劣るけど)のは高し、普通のティシュで鼻かむと鼻が痛いのなんの。ひどいときはトイレットペーパーでかんでいました。(もちろん家の中だけですが)だってこちらの方が柔らかいし、安いんだもん。
ということでちょっとかさばるけど箱の柔らかい(保湿?)ティッシュはお勧めです!!
なくなる前に鼻止まれ~!!