23日はPasquetta(パスクエッタ)と言って、こちらはお休みです。
Pasquettaは晴れる確率が高いことなどから、街から出て外に行く、ピクニックに行く、というのがイタリアでは伝統的。
多分Pasqua(パスクア)当日のご馳走のせいだと思うんだけど…
私はと言いますと、イタリアに戻って初めての「何にも予定のない日」
ということで明日から仕事だし、家でゆっくりしようと思っていたのです、天気もあまり良くないという予想だったし。
しかし、朝起きて「よし、出かけよう!」と思ってしまったのです。
行き先は、今が見ごろと聞いていたVilla Bardiniの藤を見に。
こんな坂を上って行きます。
面白いドア。これもしかしたら「死者の扉」?
更に上っていくと
周りとはちょっと違う家。
実はこここの人が住んでいた家。
Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)
隣の家には、
「1609年にここで望遠鏡で宇宙を観察し、後の木星の”メディチ衛星”の発見をもたらした」という石碑が付いていました。
ガリレオの上からもう少し上がって行くと
Villa Bardini(ヴィラ・バルディーニ)の入り口です。
ヴィラの方は美術館になっていますが、今回はお庭だけ。
お庭と言っても
こんなに広いんです。
実は以前何度か来たことが有るのですが、今回ほど隅々まで見たことはありませんでした。
このお庭、まさに今が旬。
ということで、住んでいた時も今も、この時期は仕事が有るので、なかなかピンポイントに訪れることが出来なかったんです。
かなりの高台なのでDuomoがきれいに見えますが、風が強い。
長い出来ないかと思ったのですが、この後太陽が出て、結局2時間くらいいました。
こちらはヴィラ
お庭に大理石のライオン。顔がちょっとかわいい。
決してスタイルが良いと言えないバックスタイル。ローマ彫刻だったりするかな?
時間が早いのでまだ開店していませんがBarも有ります。
バルディーニ庭園は3つの時代、スタイルの違う庭から出来ています。
中心に有るのがこれ。
1600年代に作られた大きな階段にGiulio Mozziが1700年代に彫刻や噴水を足したイタリア庭園。
下からだとこんな感じ。
先程のBarからの眺め。
ここからもDuomo。
そして一番の見どころへ。
parco agricolo(あえて訳すなら「農業公園」)内にあるこの藤棚です。
今が旬!!(結構風が強かったみたい、この写真)
距離はどれくらいかな?30メートルあるかな?とにかく素晴らしい藤棚です。
ここから暫く藤ショット
ピンクの藤も有るのねぇ…
遠くにDuomo
遠くにDuomo
この時間は割と人が少なくて良かったんです。10時前。
ここを抜けて下に行く。
Duomoが近くなったよ。
園内には
色々な花が咲いています。春だなぁ~
下に行くと
こちらはバラ。
この彫刻も変。
これも…
この庭園にあるもう一つのタイプのお庭はイギリス式で、珍しい英国ー中国風のお庭になっているらしいのですが、ここかな?
そしてぐるっと周ってまた戻って来ました。
やはり風強い。
そして私はこの後上に。
すごく綺麗~
これぞ「花の大聖堂」ではないですか?
バッシバシ撮っちゃったので、載せちゃいます。
このピンクの藤、いいなぁ。
紫でも2種類あるのかな?
この辺で止めておきましょう。
更に園内散策
これが農園ですね。
どの彫刻もなんとなく変なんだよなぁ…
つばきはほとんど終わりでした。
これはあじさい?
と思ったらこれはViburno、ガマズミというそうです。
彫刻はやっぱり変。
天気も良くて気持ちがいいので、ゆっくりしたい庭園です。
私が出る頃には結構人が入っていましたけど、フィレンツェの中心部はものすごい人なので、喧噪を避けてゆっくり街を眺めてみてはいかがでしょうか?
https://www.villabardini.it/villa/
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