ゴッホがテオに宛てた最後の手紙。
手紙を届け続けていた郵便配達人ジョゼフ・ルーランは、
その手紙を送り主に届けたいと息子アルマンをパリへ送る。
アルマンはパリでタンギー爺さんからテオの死を知らされ、
渡す相手がいなくなった手紙を誰に届けるべきか考える。
向かった先は、ゴッホ終焉の地オーヴェル・シュル・オワーズ
そこにはゴッホの絵のモデルとなった様々な人、風景があった。
最初は手紙を届けるという使命だけだったのに、アルマンは途中からゴッホの死について疑問を持ち始める。
自殺なのか?事故なのか?それとも誰かに殺されたのか…
鍵を握っていたのは、医師のカシュだった。
未だに謎の残るゴッホの死をテーマにしたアートサスペンス。
テーマも興味深いが、この映画の売りは前代未聞の撮影方法。
ポーランドで撮影されたこの映画、実はゴッホの名画をモチーフにその最期の日々を実写映像で撮影したのち、撮影した一コマ一コマを世界中から集められた125人の画家が一枚一枚ゴッホのタッチで油彩画にした総枚数65450枚で構成されている。
1秒に12枚の油絵を映した高精細写真による”動く油絵”で構成され、動かない絵画にゴッホの息吹が吹き込まれた素晴らしい作品に仕上がっている。
ジャパンプレミア試写会に当たって行ってきました。
特別ゲストとして、日本語吹き替え版でジョゼフ・ルーランをやったイッセー尾形と息子アルマンの山田孝之、そして日本人で唯一このプロジェクトに参加した古賀陽子さんがご挨拶。
一般人には10秒だけ撮影時間が与えられました。
古賀さんから二人にサプライズで似顔絵のプレゼント。
二人とも「似てる」と大喜び。
詳しくは:http://natalie.mu/eiga/news/254495
個人的にこの映画は吹替で見るのがおすすめ。
なぜなら映像に集中したいから。
特にファンではないですが、アルマンの山田孝之が非常にはまっています。
ただ、2度目なら字幕で見てもいいかな?
前評判通りの素晴らしい作品に仕上がっています。
11月3日より上映開始
映画を観たあと、「ゴッホの手紙」を読みたくなりました。
そして、あ…やっぱりもう1度見たいかも
★★★
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