イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

季節はずれのトナカイ

2010年03月17日 04時47分00秒 | 近況報告
「生きてる?」と友人からメールが来た。
すみません、各方面にご心配をおかけしておりますが、かろうじて生きてます

たぶん昨日が山だった…と思いたい。
ここ数日の体調不良のせいで、Firenzeの春の最大(?)のイベントTasteにも行けず、今は今週末の川久保賜紀が出演するコンサートにも行こうかどうか迷っている。

昨日は授業中、鼻水が止まらなかった
しかし、教室内を見渡せば、なんと風邪っぴきの多いこと。
仕方がない、だって寒かったんだもん。
あちらでもゴホゴホ、こちらでもゴホゴホ
挙句、教授も具合が悪くて「明日、もし生きていたら授業をします。」と言い出だす始末。

鼻をすする音を嫌がるイタリア人が結構いるので、ひたすらティッシュで拭いていた。
硬いティッシュに負けた私の鼻の下は、ヒリヒリ、昨晩はメンソレータムを塗って(余計ヒリヒリする?)9時半には寝た
しかし、血を吐くのでは、というような重い咳のせいで何度も目を覚ました。

それでも人間、生きているということは、回復力もある。
今朝は何とか鼻水も止まっていた。
しかし…「顔はれてるよ」「鼻の下赤いけど大丈夫?」といわれる始末。
季節はずれのトナカイ だな。

鼻水は止まったけど、咳のほうはそう簡単にはいかず、今は背筋が痛い!
山は通り越したけど、いったいいつまで続くのやら???
もう寒くならないでねぇ
ちなみに教授も若干回復していて授業は平常どおり行われた。
めでたし、めでたし

それにしても日本には花粉症用のティッシュなど、普通のティッシュでもイタリアに比べたら十分やわらかいのに、鼻をかむ専用のティッシュがあるなんて、贅沢だなぁ~
イタリアも大分改良されては来ているけど、未だに一番やわらかいのはトイレットペーパーじゃなかと思うのですが、いかがなものでしょうか?


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イタリアの風邪? (M.SATO)
2010-03-17 12:39:46
なんだか大変そうですが大丈夫ですか?年初に娘も似たような症状で寝込んでいたようです。
イタリアの仕組み?でしょうか、薬局で処方してくれた薬で、対処したと言っていました。
ホストマザーがカモミールティーと、おかゆのかわりでしょうか、何も味のついていないスパゲティーを出してくれたとか・・・。悪化しないよう、お医者さんに行かれたほうが良いのではと、親の立場からでの感想です。
返信する
ティッシュ (Shoko)
2010-03-17 19:01:47
そうなのです。ヨーロッパでは鼻をすするのは一般的に嫌われているのです。食事時でも授業中でもブーッと音を鳴らして鼻をかんだほうが良いのです。日本では反対ですけどね。
それと昔からの習慣で、布のハンカチで鼻をかんで、ポケットになおし、また取り出しては鼻をかむ、という光景も見られます。日本人は手を拭いたり汗をぬぐったりするためにハンカチを使いますが、ヨーロッパ人にとってはそれは七不思議のひとつのようです。
私も家ではトイレットペーパーで鼻をかんでいますが、漂白剤がたくさん使われているものにはご注意を。かえって鼻の下があれる原因になります。
しかし、私はこちらのティッシュに慣れたせいか日本のティッシュでは物足りません。2枚重ねて使用します。慣れって恐ろしいですね。
返信する
ありがとうございます。 (fontana)
2010-03-17 23:11:12
M.Satoさん

ご心配をおかけしました。
とりあえず快方に向かっていますので、ご心配なく。いや~友人にも言われましたが、イタリアの風邪には日本の薬は効かないかも!?
Pasta bianca(味のついていないパスタ)は例えばおいしいものや贅沢なものを食べた後、必ずイタリア人は「今夜はPasta bianca」と言います。日本人のお茶漬けみたいな感覚なんでしょうね

Shokoさん
私もあのハンカチの使い方はちょっと…
よくおじさんが黄ばんで、くっついたハンカチを出して、チ~ン(というよりもブ~ッですね)とやっているのを見ると…
あのハンカチは洗わないのでしょうか???

トイレットペーパーで鼻をかんでいるのが私だけではなかったんですね。慣れとは怖いもので、私も今では平気で人前で鼻をかんでいます。(もちろん人前ではティシュですが)その方が一気にすっきりできるし!何で日本ではこれがNGなんですかねぇ???

日本って本当に"紙"の文化が発達しているんだなぁ、と思ってしまいます。でもその為に森林破壊が進んでいると帰国時に聞いた気がします。(割り箸の乱用なんかも関係あるらしいですね。)何でもTroppo(行き過ぎ)には注意ですね!
返信する

コメントを投稿