イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

10年越しのムール貝ーパリ1日目

2016年04月09日 02時00分55秒 | 他の国

予告通り初日の夕食のお話をしましょう。
お腹空いてきたな。

モローの美術館を出た時は雨。
この日だけでなく、パリ滞在中は常に降ったり止んだり。
止むといきなり青空が出たり、強い風が吹いたりと今回は天気には恵まれませんでしたね。

夕食にはちょっと早かったので、とりあえずルーブルの方まで行こうかな、と歩き始めました。
まず最初に目に入ったのは

オペラ座…の後ろ姿。
オペラ座の脇を通って行くと

ゴディバ発見。
ホットチョコレート4.5€で飲めますよ。日本の半分くらいのお値段かしら?
以前泊まったことのあるホテルなどを見ながら、本当にぶらぶらしていました。
で、たどり着いたのは

空青いな~でも一瞬ね。
ここに来てもまだ時間が早い。
そして何が食べたいのかいまいちわからない…
ということで引き続きぶらぶら。

おうっハッピーターンがなんと4.5€
そんな高額商品買えませんが、お店閉まってて良かった。
その後

パンテオン、いやいやマドレーヌ教会です。
その近くに不思議なお店…

なんだ?と思ったらここチョコレート屋さんでした。

Pasqua(復活祭)用
実はこの翌日の朝の番組でチョコレート特集をしていて、そこにここが出ていました。
この辺りには

有名なマスタードのお店とかもありました。

すごい色だけど、ラディッシュのマスタード?
お腹はまだそれほどすいてないのですが、もう体力的に限界、ということで6時半くらいでもやっているお店を探します。
う~ん、出来るだけ観光客向けではないところがいいなと思ったものの、そんなお店はこの時間開いてないですよねぇ。
初日から和食も何だし…
ということで結果的に向かったのは

ここ。
元はベルギーのお店で、ファミレスみたいな店構えなんですけど、ここムール貝で有名なお店。
実はまだ日本で働いていたころ、職場にフランスにはまっている人がいて、
彼女がこのお店のことを教えてくれたんです。
彼女は毎長期休みフランスへ行っていました。
あの頃は「ワッフル食べるためだけにベルギーに行って、その後フランス」と言ってた彼女を理解できていませんでしたが
今なら…ははは。
彼女は数年後結婚、てっきりフランス人と結婚するもんだと思っていましたが、日本人でした。

どんなに疲れていても食欲がある時は大丈夫、と最近分かった私です。
まずは

いえ~い、生ビール。
ペリカンのイラストがかわいいな、このグラス。
そしてこの店の名物が

ココット鍋いっぱいに入ったムール貝。
ムール貝はイタリアでも結構安く食べられるので、どうかな、とも思ったのですが、これはおいしい。
そして貝(?)が大きい。
うまいわ~
勿論付け合わせのポテトも完食。
更にこれデザート付きのセットなので頼んだのが

フロマージュ・ブラン
「白いチーズ」ってことは分かるんだけど、これって何だっけ?
ということでちょっと調べてみたら

”乳白色のなめらかなクリーム状で、フランスでは離乳食にも使われています。
酸味はヨーグルトよりやさしく、生クリームよりあっさりしています。
チーズ独特の匂いやクセがないのが特長で、チーズが苦手な方にもオススメです。
脂肪分は、0%~40%までのものがあります。
同じフレッシュタイプに、クリームチーズやマスカルポーネがありますが、フロマージュ・ブランは原料に生クリームを使用していないこともあり、クリームチーズと比べると質感が軽く、マスカルポーネと比べると酸味があり、あっさりとしています。”
(引用:雪印・メグミルクから)

えっ、私これまで フロマージュ・ブランってデザートの一種だと思っていた。
そしてやはりイタリアでは簡単に手に入らないみたい…
何々、フロマージュ・ブランのチーズケーキがとっても美味しそうですけど。
やばい、フロマージュ・ブランが食べたい!!
ということで来週はベルギーに行くので、食ってやる~

あ~満足、幸せ幸せ。
最後に

Pasqua(復活祭)だからかな?
おまけをもらいました。

Léon de Bruxelles
こちらはオペラ座のそばのお店です。

この日から夏時間スタート、ということでまだ外に出ても明るかったのですが

ライトアップされていました。

オペラ座、正面。

プランタン

ホテルのそばのサン・ラザール駅
で、この日は早めに就寝しました。

そして翌朝。
天気予報通り雨。
更にこの日は祭日なのでどうしようかなぁ、夜はオペラもある。
この日のオペラは19時からだし。
ということで遠出はできないので、近場をぶらぶらすることに。
ホテルには朝食が付いていないので、朝ゆっくりしようとやって来たのが

最近は日本にも入ったらしいですね。 
オーガニックのパン屋さん、Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)
あっ、しまった、ここベルギーの店だった。
ベルギーのガイドブックにも出ていて、「あれ?フランスのお店じゃん」と思ったのに、逆でした。

雨は降っているものの、こうして外を眺めているとフランス人になったみたい…わけないか。
他にも気になるものは有ったのですが、せっかくだから”朝食”を注文。

生オレンジジュース
コーヒーなどの温かいのみもの
クロワッサンやパン・オ・ショコラなどのパン
そして卵は別料金

このパンのかごを持ってきたお姉さんが、手が滑ったんでしょうね、かごをいきなりぶちまけて…
びっくりした。
パンのかけらが入ったカフェオレは交換してくれました。

ゆっくり朝食をしているうちに何とか雨も小降りになって。
こうして2日目が始まりました、とさ。 
あれ?私ベルギーのものばかり食べてたんじゃん… 



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