ラファエロ没後500年記念の続報です。
11月22日から2020年1月20日までアンコーナ空港到着ロビー(Aeroporto delle Marche 、Terminal Arrivi) という何ともいえない場所で開催されているのは
「ラファエロ・サンティ 不可能な展覧会(Raffaello Sanzio: Una Mostra Impossibile)」
いや~この下の写真を見た時は驚いた。
ラファエロの傑作中の傑作が勢ぞろいしてるじゃないですか!!
作品数は45点、未完作品なし!
しかし、これコピーなんですよ。
もしこれだけの作品を一堂に集められるとしたら…やはり不可能。
現在ルーブルで開催中のレオナルド・ダ・ヴィンチ展のような展覧会を開くのも厳しいのに。
ということで最先端技術を用いて、複製品を制作したとのこと。
ロシアのエルミタージュ、ワシントンのナショナルギャラリー、パリのルーブル美術館、ベルリンの絵画館、マドリッドのプラド美術館、そしてミラノのブレラ絵画館、ウフィツィ美術館、バチカン、ボルゲーゼなど実に17か国に散らばった45作品を、本物と同じサイズで細かいところまで再現している。
主催者は、普段美術館にあまり行かない人、特に若い人たちにこの作品を見て欲しい。
また、普段は別々の場所に、バラバラに展示されている作品を見比べて欲しいと望んでいる。
2020年2月からはパリのカルーセル ド ルーヴル(Carrousel du Louvre)を皮切りに、ミュンヘン、フランクフルト、ブリュッセル、一年をかけて最後にはロシアにまで巡回する予定。
参考・写真:https://www.regione.marche.it/
http://www.arte.it/
大塚国際美術館に一度、行ったことがあります。全部、高精度の陶板画です。入館料3300円と本物を展示している美術館よりお高いのです。でも、行ってみると十分価値ある展示だと思いました。
確かにそうですね。
私も行きましたが、同感です。行く前は散々馬鹿にしていましたが、行ってみたら非常に興味深く、2時間では足りなかったので、また行きたいと思いましたが、入場料高いですよね。(*_*)