イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

カルメン

2009年12月09日 04時38分22秒 | イタリア・音楽
7日は、Sant'Ambrogioの日だった。
彼はMilanoの聖人。毎年この日がMilano Scala座の初日である。
なんて、以前から知っていたようなこと言ってるけど、はっきり分かったのは今年だったりする
世の中にはまだまだ知らないことはたくさんあるのだ。(いい訳、いい訳)

今回の演目はCarmen(カルメン)
Scalaのオフィシャルサイトで練習風景が見られます。
毎年何かと話題に上るが、今年はカルメンの若さ(25歳だったかな?ScalaのAccademiaを卒業したてとか言っていた気がする…間違っていたらごめんなさい)と演出の女性。こちらも若く40代のシチリア人。ということで、上演後の感想で多く聞かれたのが「スペイン風ではなく、南風のカルメンだった」という意見。
毎年、なんだかんだと辛口の批評を聞くが、今年は絶賛だった
”ダヴィンチ・コード”の作者、ダン・ブラウンが来ていて、「次回はScalaを舞台にした作品を書く」と言っていた。

結構オペラは好きで、あちこちで見ているがさすがにScalaは敷居が高い。
指をくわえて見ていたら、なんとFirenzeでも”カルメン”、やってると言うじゃないですか。最近、頭が試験のことでいっぱいで、他の誘惑は極力シャットアウトしていたので、全然気付かなかった

ということで早速サイトを見てみた。こういうことだけは素早いんだから…
こちらはCarmen Suite(カルメン組曲)のバレエ
そしてこれにDonizettiの"Il Campanello"(夜の鐘)というオペラがついている。
Donizettiのオペラは初めてかな???
あはは、私この人がイタリア人だったなんて、今知ったわ

既に12月22日と24日しかない(どちらにしろ先週は無理だったし…)
24日はさすがに昼間だけど、席が結構残っている。
前回の反省を生かして、一番安い席をオンラインで予約した。
楽しみ~
オペラ久しぶり~、じゃないか

クリスマス前は、結構バレエを上演している。
唯一Scalaで観たのは、この時期バレエの「くるみ割り人形」だった。
これはこれで面白い。
1回で両方楽しめるなんて、贅沢~!
自分へのクリスマスプレゼントかな

気が付いたら2日連続音楽ネタになっていた
心が乾いていた証拠かな?


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