イタリアで美術史を勉強する!? その5 学費

天気予報では雨雨雨と言われていたが、今日も一応
でも夜になるとここのところ毎日
どうなってんだか???

ところで昨日待ちに待った(?)後期の授業の支払い用紙が来た。
郵便で無事届いたのは、3年目にして初めて
ちゃんと届いたことの方がびっくり

ヨーロッパの大学の授業料は安い！と思われていると思いますが、思っているほど安くないのが現実。
Conservatorio(音楽院)Accademia(美術院)に比べたら3,4倍
それなのに授業数は多分半分以下・・・
実際2月末から始まった授業は、Pasqua前のこの時期終了
夏休みは7月から3ヶ月も有るし。
1時間の授業料、と考えたら絶対高い！
この点ではやはりRiforma(大学改正)は必要だと思うけどねぇ

ちなみに授業料は、保護者の収入に基づいている。
収入が少ない人は、授業料も少なくて済む。
もちろん収入証明を翻訳したものを提出すれば、外国人でも授業料を抑えることは可能だが、日本人の場合・・・
私も入学時に考えたが、翻訳などの手間＆出費そして何より辛いのが精神的苦痛。イタリア相手に何か事務的なことをしようとすると、何よりもこの精神的疲労に耐えかねる。
それでも多少授業料が安くなる保障があるならやるけど
日本人の場合は・・・という周り話でやらずじまい。
でも毎年こう授業料が上がると考えないわけにはいかないなぁ・・・
それにしても指定の銀行が毎回変るというのも非常にイタリアらしいなぁ

お金払ったんだから遊んでられないなぁ・・・
と思いながらもなぜか一人時差ぼけ
いや、時差ぼけは当然自分にしか分からないけど、日曜日に夏時間になってからというもの、なんとなく1時間ずれている私。
夜更かし、朝起きられない状態が続いている。
そしてこの時間になると眠気が
これから最後の授業だよ。
そして約2週間、授業が無い！

小中学校は土曜日からPasquaの休暇に入るところも多いとか。
日本のゴールデンウィークさながらの民族大移動が始まる。
Firenzeは・・・もう既に始まっていて、危険です