日本ではいよいよ10連休が始まったところでしょうか?
私は現在仕事中…こちらもパスクア休暇の真っただ中という感じで、フィレンツェの街も相変わらずすごい人です。
この人たちに日本人も混ざることでしょう。
さて前回お話したMonte San Giustoに行く前に、一か所寄った場所が有りました。
Corridonia(コッリドニア)
ここにはCarlo Crivelli(カルロ・クリヴェッリ)のMadonna di Corridonia(コッリドニアの聖母)が有ります。
この作品は確かどこかで見た気がする…のですが、見られるなら見たい!ということで、道中にあったCorridoniaにも寄りました。
Corridoniaの街は、今回訪れた他のMarcheの街同様、小さな落ち着いた街でした。
Macerata(マチェラータ)からおよそ7キロの位置にあり、特筆するような出来事の特産もない街のようです。
街の一番高台には、戦没者を弔う遺跡やモニュメントがありました。
この辺りの教会の鐘楼はみんなこんなで
鱗みたいな感じが南っぽい。
ここは最上部に陶器をはめ込んでいるせいで、余計そう感じるのかもしれません。
城塞のような門。
街を一周した後、目的の教会へ向かいます。
Chiesa dei SS.Pietro, Paolo e Donato(サン・ピエトロ、パオロ、ドナート教会)
ここのPinacoteca parrocchiale(教区絵画館)にある…筈です。
教会の内部は
かなり近代風。
こちらは山車ですね。パスクアではないかなぁ…街を引いてまわるんだと思います。
1200年代のキリスト。
はて?目的のものはいずこに…
絵画館らしきものが見当たらず、丁度そばにいた人たちに尋ねたところ、「今日はParroco(教区司祭)がいないから無理だと思うよ」と。
何でも絵画館の鍵は司祭が持っていて、明日のDomenica delle palme(枝の主日。パスクアの1週間前の日曜日)の準備でただでさえ忙しい上に、急にお葬式が入ってしまったそうです。
ということで、ここは空振りでした。
まぁ、こういうことイタリアではよくあるので、また次回!ということで潔く諦めて次に向かったというわけでした。
最新の画像[もっと見る]
- 2024年の終わりに 4週間前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
がんばってくださいね。
モンフェラートのレポートを期待してます
本当にそうですね。頑張ります!!
また仕事が終わったら落ち着いて続きをご報告できたらと思います。