朝、ニュースを見ていたら「おっ」と。
昨年Veronaで有った17作品盗難事件の朗報です。(その時に話はこちら)
犯人がお縄にかかったそうです。(in manette=手錠をかけられる、なんですねぇ~)
10人のモルドバ人と3人のイタリア人。
この3人の中には盗難が有った日、警備にあたっていた警備員とその兄弟(この人も以前ここで働いていたことが有るんですって。おいおい)と恋人(モルドバ人)が含まれています。
ということで、警察側は当然この女がVeronaの情報をモルドバの犯罪グループに流したと考えられています。(誰が考えてもそうでしょう)
やるじゃん、イタリア人。
ベローナ警察(polizia di Verona)と、こちらが優秀なんですがエリート集団で構成されている、芸術文化財保護の特別の警察官(carabinieri del Nucleo tutela patrimonio artistico)のお陰です。
盗品はまだ戻っていないそうですが、もう旧ソビエト圏に有ることは確認されているそうです。
ヴェローナ市長は「全ての作品が良い状態で戻って来ることを望んでいる」とコメントしています。(当然ですよ!)
この盗難グループは盗んだ17作品(全部で1.5から2000万ユーロ(およそ20から25億円!?)の価値)と共に、逮捕された警備員の車で逃げたそうです。
この男は車のダッシュボードにカギを置いておいたそうです。(車にカギをかけず、キーを中に入れておいたってことですかね? それが盗難車として使われたってことですね)
で、とうの男の方は警察には「(犯人に)縛られて動けなかった」と言っていたにもかかわらず、数日後その車がBresciaで発見されたそうです。
この供述もちょっとおかしくて、 一緒に捕まっていたレジの女性曰く「自由は奪われていなかった」片手は自由だったと言っていて、
まぁそこら辺からもこの人がおかしいと思っていたんでしょうね。
ってこの記事読むと、すごいもの盗んだ割には犯行が杜撰過ぎませんか?
これならさすがにイタリアの警察官でも割り出せますよね。
まぁ何はともあれ、作品が早く無事戻って来ると良いですよね。
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