２夜連続でオペラ

寒い…
昨日、今日とまたまた水道屋を待つため家で待機。
便器の水が微妙に止まらない…
ということで大家は水か無駄だから元栓閉めろというけど、元栓は天井裏にあり、いちいち流すときに開けに行くなんて不可能…
ということで、「早く来いよ！」と思っていたのですが、結局週末
月曜日来るかな？
私火曜日から出かけちゃうから、早く来て欲しいんだけどなぁ。

さてさて、変なところでGrado止まっちゃっているんですが、ちょっと続きを書くには体力（脳みそが働かない…）が残っていないんです。
別に何をしていたわけではないんですよねぇ…
昨日スーパーで偶然折り畳み自転車を見て、一晩考えた末、「よし、買っちゃおう！」と思ったら行ったら売り切れてて
その後来週行く場所、たぶんかなり歩きになるし、Google マップが信用できないので、地図を買おうと思って本屋に行ったんだけど…
なんとも不便な世の中になったなぁ。
紙の資料がどんどんなくなっちゃって…
結局買わなかった。

まぁぶつぶつ文句ばかり言っていても仕方がない。
ということでちょっと楽しいお話し。
実は昨日、おとといと初めて２夜連続でオペラを観に行っていました。

お題はドニゼッティの「ランメルモールのルチア」

友達が珍しく一緒に行こうと言って来た。
彼女はセコンドキャストのルチア、スミジョーという韓国人ソプラノが出てるから、と。
私は勿論知りませんでしたが、あのカラヤンをして「彼女の声は『神からの贈り物』だ。」と言わしめた人。
そんなこと知らなかった私は最近ちょっと気になっているこちらも韓国人なんだけどJulian Kimがプリモキャストで出るので、そちらにシーズンチケットを替えようと思っていた。 

ということで、おとといセコンドキャストで見に行った。
すごいですよ、というかやはりちょっと寂しい。
ここにはスミジョーだけでなくもう一人中国人のYijie Shiが出ていたの。
東洋人がこれだけ活躍しているのはうれしいことですが、いかんせん日本人は…蝶々夫人以外で主役級、観たことないなぁ。

その点はおいておいて…
私はいつも言ってるように素人なので、良く分かりませんが、友人曰く、スミジョー、いまいちだったみたい。
特に一幕では、力を温存しているのか、声が伸びていないと。
２幕の最大の見せ場ではそれなりにすばらしいものが聞けましたが… 
確かにこの劇場、あまり音響が良くないんだよねぇ。
でも…


その夜FBにオペラを観に行ったことを載せたら、別の歌の友達から「プリモキャストは完璧でした」とコメントをもらいました。
彼女は初日にプリモキャストで観たそうです。
で、 ふむ、これは是非聞いてみたいということで早速チケットを買って、昨日プリモキャストを観に行ったわけです。

前日、Galleriaでもセンターだったので、まぁ少し見づらくてもいいかな？ってことで１０ユーロの一番安い席を購入。

ここね、Galleriaの前から２列目なんだけど、この柵がすごく邪魔で見難いの。
だから１０ユーロ
まぁその前の日だって１５ユーロの席だったんですけどね。
いやいや、昨日はほぼ満席。
びっくり！
最近ここまで埋まってるの見たことないよ。
これだけでも違うなぁ…と。

そして・・・
う～んプリモとセコンドではこんなにも違うものなんだなぁ、と初めて実感したよ～

ストーリーは大好きな悲劇！
ここまでこってリの悲劇は良いですねぇ～
”この作品の原作は、スコットランドの作家ウォルター・スコットの小説『ラマムアの花嫁』（英：The bride of Lammermoor、1825年）である。
意に染まぬ婚約を強いられた花嫁が花婿を刺した事件を小説化したもの。
この事件は1669年にスコットランドで実際に起きたもので、スコットは舞台を18世紀はじめに移し、恋人たちの名前をルーシーとエドガーとした。”（wikipediaより）
オペラの方はルチアが発狂、元恋人が自殺ですけどね。

いやいや、本当に素晴らしかった。
 
これからはできるだけプリモキャストを観に行こうと思ったものでした。
ただ、こうして好きな時に好きなだけオペラを観に行けるのはあとわずか…
ということで、後悔しないように見に行くぞ～！！

帰り道
明日Repubblica（共和国）広場に開店するアップルショップの突貫工事が行われていました。
 
Edisonという本屋の後に入ったのが同じく本屋だったので安心していたら、こちらに結局オープンすることになったのね。
ものすごく反対されていたんだよねぇ。
理由は色々あるのでこれと言えないけど、
私もどちらかというと反対派。（私はアンチアップルだし）
景観の問題も有るけど…やはり外国の企業がこういう場所にこれだけ大きな店を構えるということが寂しいね。 
まぁ賃貸料が恐ろしく高いこのエリアに出店できるのはもう外国の企業しかないんだけど…

ドンドン街の顔が変わっていくなぁ…