イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

アートプロジェクト

2012年08月30日 14時40分51秒 | 日本のこと

8月も残すところあと1日。
日本滞在時間も残すところあと20日。
イタリアの友人からも「何してるの~」とメールをもらったのに、返してない・・・
いや、実際何をしているのか分からないけど、ぼ~としているわけじゃないんだよね。
はい、確かにおいしいもの食べてます。帰国して太ったもんねぇ。
去年はあれだけ引きこもりしていたのに、今年は・・・何してんだろ?
とりあえず長かった歯医者通いも来週で終わりそう。
いい歯医者さんが見つかってほっとしています。

さてさて、今年はいろいろこの先を見つめた動き(勉強)をしておりました。
更に新潟に行ったことで、また刺激を受けてきましたよ~
こういうときってなんか引きつけないですか?
いやいや、そういう夏っぽいものじゃなくて・・・

実は偶然手に取った地元の無料情報誌に面白い記事が出ていたんです。
昨年もここの話はしたと思うので、繰り返しになってしまうのですが、横浜の黄金町のお話。
横浜に住んだことのある人なら「黄金町」と聞くとどうしても治安の悪さを思い浮かべてしまう。
他の都市に住んだことがないので分からないけど、横浜って結構この手の所謂”赤線”エリアが多い気がする・・・
そしてこの黄金町も私が子供のころは危険エリアだったわけです。
確か大学生位まではかなり治安悪かったな・・・ということは約20年!?
で、そのエリアが一掃され、再開発に乗り出したわけ。
今まで飲食店が入っていた場所と京急線の高架下のスペースを利用してここを一代アートシティーに育てよう!という大胆(失礼!)な計画が進められている・・・というのは去年も知っていた。(昨年の記事
確かに今は昔の面影、ないですねぇ。
でも、個人的にはまだまだだと思うんだよね。
イベントがあるときは盛り上がっているのかもしれないけど。

ちなみに今年の”黄金町バザール”のプレイベントとして、9月8日ナイトバザール(イタリアのnotte biancaみたいなイベント)9日には昼のイベントがあるらしいので、9日、ちょっと見に行こうと思ってはいるんですけど・・・
詳細はこちら黄金町バザールの公式サイト

ここのことがフリーペーパーに出ていたわけなんですが、今年度から「黄金町芸術学校」というものができ、実技やキュレーターを呼んで講義等をしていると。
早速サイトを見てみると、なんと29日の講座を発見。それも私のとても興味のある分野だったので、早速予約をした。
講義の内容は「アートプロジェクトの作り方」の2回目、「職業としてのアートプロジェクト」というお話だった。

結果・・・食べてはいけない仕事!だって。
いやいや、それはいい。アートで食べていくのは並大抵ではないことは重々承知。
それより個人的にすごく考えさせられたのは自分の居場所。
私は普段イタリアで生活しているので、この日本、アジア向けの考えが何となく受け入れられなくなっている。
もちろん共感する部分は有るんだけど・・・
コミュニティ、都市とアートの関係・・・って?
で、この講座が終わった後考えさせられたのは、この先自分はどこで生きて行きたいのか?
それによっては何かを根本的に変えて行かなければならなくなるかも・・・う~ん。

この件と関係があるのかないのか、他にも昨日は考えさせられたことがある。
本屋でいろいろ本を見ていたら、ちょっと気になったのは“コミュニティーデザイン”
震災後日本人の生活が少しずつ変わりつつあるということは知っているが、本当にいろいろと進化しているんだなぁとすっかり浦島太郎の気分。
この先何をどこでして生きて行くかはさておき、時代に取り残される、ということではなく、もっともっと貪欲に情報を入れていかないと・・・と反省した。
(ちなみにこの文章は書いておかないと忘れそうなので無理やり挿入しました。)

残りの日本滞在でまだまだいろいろ調べたいこと、読みたい本、有るんだよねぇ。
しかし、ず~と先送りになっていた網戸の張り替え、そろそろやらないと~と母が。
ははは・・・時は金なり!



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