久しぶりに太陽が出て、日中はコート要らずだったのに、また雨が・・・
「雨雲は遠くに行った」って言ってたじゃん、うそつき~!!
さて、本日は久しぶりにAperitivoに韓国人の友人と行った。
彼女は最近私立の修復学校を卒業し、この先のことを色々模索中だったのだが、来年からRomaに行くことを決めたという。
彼女の話を色々聞いていると国籍は違えど、すごく近い感情を持っているなぁと感じた。
そんな彼女がRomaに行くことを決めた理由の1つに、3年前に別れた彼(日本人)に再会できるかも、という希望をあげた。
理由があって、二人ともお互いに電話をすることは出来ない。
3年前はお互いがそれぞれの道を行くことで納得して分かれたはずなのに、
私は今でも彼のことを愛している、と
もし私たちの運命の糸がまだつながっているとしたら、多分どこかで会えるはずだと。
普段はかなりおちゃらけている彼女から語られる心の深い部分
思わずこの話を聞いて涙が出た。
なぜなら昨日私も同じことを考えていたから。(私の場合相手は恋人ではありませんのであしからず!)
運命の糸
これは男女の関係だけではない、人間関係のすべてが1本の糸で結ばれている。
このイタリアに来て、その先を手繰り寄せられた人がどれだけいたことか・・・
その中に蜘蛛の糸のようにすぐ切れてしまうものもあるが、多分数本金色の糸がある。
決して切れることのない、金色に光ったその糸の先にいたのが、今私の心を支えてくれている人たち。
彼女は更に言った。
「今、Romaが私が生きるべき場所だと分かった」
この感覚、実は私が一番初めここFirenzeに来たときに感じたのと同じ気持ち。
今でも覚えている。
昼食の中華レストラン("Firenzeで中華"はツアーの定番)から外に出たとき、目の前に見えたDuomo
それを見た瞬間なぜかピンときた。
「私、きっとここに戻ってくる」と。
あの感覚は間違いではなかった。
彼女はキリスト教徒、だから神の意思に導かれていると言っていた。
私は、神は都合のいいときにしか信じない、でも運命は信じている。
彼女はきっと元彼に会えるような気がする、これが映画ではなく、現実でも・・・
明日からは今日よりずっと頑張れる気がする。
Grazia a Dio
私の場合は、スポレートに住んでいるけど、なぜかフィレンツェに縁があって。なんか不思議ですが、こういう感覚ってあるよね。
でしょう?あるでしょう?という感じです。きっかけは例えば私たちのようにネットで、かもしれないけど、星の数(今は中国人の数だ、とあるイタリア人は言っていました。それだけ中国人が多いということですが・・・)ほどブログをやっている人がいても、こうして直接会えることなんてないですからね。糸、つながっていてとてもうれしいです!しかし、私の"赤い糸"の先端はまだまだ遠いみたいです。切れていないといいけどなぁ(笑)
明日はCarducciに挑戦です!!
人間には到底計り知ることができない、力が働いているんだね。
あ、カルドゥッチどうだった?カルドンは中世からも食べられていましたよ★