Caciocavalloを日本で

テンプレートを夏向きに変更しました。
毎日蒸し暑くへたっているので
せめてブログくらいは涼しく…と

ところで日本に戻ってきて
若干浦島太郎状態だったのですが
新聞やテレビからいろいろと情報を入手し
遅れを取り戻しております
反対にイタリア語は全てシャットアウトしております。
このメリハリが大事！と勝手な言い訳をしおります

やはり日本の素晴らしいところは
情報として分かりやすいこと！
イタリアの場合、例えば旅番組や料理番組を見ていても
それがどこのことか、何を使っているかなど
情報があやふやだし、一度逃すと入手が非常に困難…
それに加えて聞き間違えや書き間違え
とにかく非常に不便です。
その点日本は若干うざいと思うくらい
しつこくテロップが出たり、
ネットで探すことが容易で非常に便利

最近ようやくＢＳを入れた我が家
連日必ず何かしらイタリアについての番組を放送しているのにはびっくり！
それもかなりマイナー…
恐るべし日本人

ところで普段あまりテレビを見ない父が
昨日の朝何か真剣に見ているので
何だ？と思ってみてみると
日本テレビの「いつみても波瀾万丈」に田中義剛さんが出ていました。
ちょうど人気商品の”Caciocavallo(カチョカヴァッロ）"
のことについての話をしていました。

Caciocavalloはイタリア南部産の乳牛から絞った梨型のチーズ
（小学館伊和中辞典参考）
そのチーズを彼の"花畑牧場"で作っているとのこと。
製法も一切企業秘密なし！と公開していました。
そして「これは薄く切って焼いて食べるのがいい」とも
いや～出来立ては格別でしょう

実際私もごくごく最近の話ですが友人に
「Scamorza(スカモルツァチーズ）を焼いて食べるとおいしい」
というのを教えてもらい
実際やってみたら非常においしかったです
私にはCaciocavalloとScamorzaの違いは分かりません（形は同じ）
それより何より作りたてのチーズが日本で食べられるというのが
なんともいえない贅沢だと思います。

そして手作りのキャラメル
更にはチーズ作りで残ったものを餌として（失敗したキャラメルも）
育てた豚で豚丼
いや～すごいなぁとただただ感心するばかり

この番組を見ながら
成功する人とそうでない人の違いは一体何なのか？？？
と考えてしまいました。
芸人としてはぱっとしなかった（失礼）のに…

低迷した日本酪農界、ひいては農業を活性化する
１要因になりうる活躍だなぁと感心してしまいました。
是非一度"花畑牧場"に行ってみたいものです