みなさん、こんにちは。
風が強かったり急に気温が高くなったり、気候の変動が激しい毎日ですね。
以前、セミナーの最中にこんな質問をいただいたことがあります。
「うちのコは病気もせず元気いっぱいなのですが、どんな養生をすればよいですか?」
皆さんはいつも元気ですか?
なんとなく「今日は調子が出ないなぁ」という日も、一旦外出したりお仕事の場面では何事もないように元気に過ごしていらっしゃるのではないでしょうか?
「調子が悪い」という言葉を使うとき、頭痛がするとか腹痛がするとか具体的ないわゆる症状があるわけではないことが多いです。
なんとなく頭の芯がボーっとしたり、なんとなく体がダルい、なんとなくいつもより集中力がないなど…。
あるいは、とてもお元気そうに過ごしていらっしゃる方が「実は…」と長引く不調に悩んでいらっしゃるのを知ることがあります。
重箱の隅をつつくのはよくありませんが、私たちの体には大なり小なり周りからはわからない「不調」が常に存在し、でもあまりそこにフォーカスせず生活していることが多いのではないでしょうか。
つまり、ちょっとした不調は周りからは気づきにくいということです。(時に、自分の体でさえ気づかないことがあります。)
皆さんもご存じのとおり、犬はめったに体調の変化を表に出しません。ですが普段元気に過ごしている犬たちも「なんとなく調子悪いな」と思う日があるかもしれません。
私たちが「ちょっとした不調」をガマンする程度のガマンをして、いつも元気そうに過ごしているのではないかと思うのです。
犬は人間の言葉を話せませんから、飼主さんが常にそれを察知するというのは到底無理。
ではいつどのような養生をすればよいのか?ということになりますが、それは飼主さんが「なんとなく不調」と思った時に同じような養生をすればよいと思うのです。
例えば季節の気の影響を強く受けて不調を感じたら同じような養生を犬のご飯にもしてみる。
今日は絶好調! と思ったら、普段不調を感じやすい臓を念頭においてご飯を作ってみる、などなど。できることはたくさんあります。
ドライフードをご使用の方も、ちょっとした工夫でいつものドライフードが薬膳に変わります。
何かが起こってから始めるのではなく何も起こらないように、まだ若いし元気だからではなく元気な時期をできるだけ長く保てるように養生するのが薬膳です。
来月から名古屋で薬膳セミナーが始まります。
主催のPuaLalaさまが、素敵な専用ページを作ってくださいました。
どうしようかなーと迷っていらっしゃる方、詳細は↓です。どうぞご参加ください!
「パートナーにも薬膳ご飯!-愛犬と飼主さんのための薬膳セミナー-」@名古屋
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています♪
たくさんのお問合せをいただいております「パートナーにも経絡ケア!-飼主ができる気の調整:飼主編-」ですが、7月下旬から8月にかけて開催の予定です。
今回はパートナー編もあわせて募集いたします。詳細は間もなく公開の予定ですので、今しばらくお待ちください!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます