皆さま、こんにちは。
3月に「パートナーにも薬膳ご飯」のセミナーを始めて早5ヶ月が経とうとしています。
始めた当初は認知度も低く、どのような先行きになるか内容的にも展開的にも暗中模索の状況でした。
ですがわずか半年足らずの間に、ネット上でも「犬のための薬膳講座」など見かけるようになり、広く受け入れられているようでとても嬉しくありがたく感じています。
このセミナーは、今まで限られた獣医師さんとご縁のある限られた飼主さんしか知り得なかった有益な情報を広く知っていただきたいという思いから始めたものです。
現在14歳と推定10歳になる私自身のパートナーにとってとても有効だった経験から、細々と個別の訪問クライアントさんに対してはアドバイスを行なってきました。
そこで血液検査結果の改善や、行動の改善についてその効果を確認し、多くの方に知っていただきたい思いでセミナーを開催する準備として本格的に中医薬膳学を学びました。(現在も学びは継続中です!)
たくさんの方にご参加いただいている「パートナーにも薬膳ご飯-愛犬と飼主さんのための薬膳セミナー-」ですが、今後の運営につきまして、以下のようにベーシックコースの構成を作成いたしましたのでご覧ください。
まずA.基礎編にご参加ください(基礎編必須)。①~④はA.基礎編にご参加の方のみをご参加対象とさせていただきます(①~④はご参加いただく順番は掲載順と関係ありません)。
(既にFacebook上では、基礎編にご参加くださった方々の非公開グループを作成し、セミナー情報や薬膳に関するちょっとしたミニコラムなどを掲載しております)
またA.基礎編および①~④すべてにご参加くださった方々はB.総集編にご参加いただけます。
この表の他にも、シニア犬向けや若年犬向け、あるいは個々の現状に対して「食」を用いて何ができるか具体的に一緒に考える特別セミナーなど設けていく予定です。(特別セミナーは、ベーシックコース「基礎編」にご参加いただきました方々へのご案内となります)
薬膳は医療に代わるものではありません。よい状態を長く保つための体作りを目指すものです!
これからも「薬膳を知っていて心強い」と思っていただけるようなセミナーを開催してまいります。
また年内は開催の予定がありませんでしたが、ご参加ご希望のお声をちょうだいいたしましたので「基礎編」を8月初旬に再開する予定です。
皆さま、どうぞご参加ください!!
ベーシックコース:中医薬膳の基礎と季節の薬膳、五臓六腑について
基礎編では中医基礎理論を、①~④では季節の薬膳にからめて臓腑弁証を、総集編ではそれまでの概要のまとめと中医診断学を犬にどのように応用するかを
学んでいただくカリキュラムにしています。合間に方剤(漢方製剤)や生薬についてのお話しもはさみます。
A.基礎編
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中医学観点から見た体の構造 食性を知り自身と犬ご飯について実際に考える
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①季節の薬膳とハーブ、スパイス
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季節の薬膳(春)、「肝」について:「肝」を養生するのはどんな時? ハーブスパイスと生薬の関係 犬にも使えるスパイスたち! どんな時に何を使うのか?
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②蒸し暑い季節を美味しくのりきる!
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季節の薬膳(夏、長夏)、「心」「脾」について:「心」「脾」を養生するのはどんな時? 食味を知りその役割を意識する 犬にも人にも過酷な季節をできるだけ穏やかに過ごす養生
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③過酷な季節の後の養生 -弱った体を元気にする薬膳-
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季節の薬膳(秋)、「肺」について:「肺」を養生するのはどんな時? 犬にも人にも過酷なひと夏を越えて注意すべき点、具体的に何をどのように養生するか
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④季節の薬膳とダイエット -健康的な体づくり-
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季節の薬膳(冬)、「腎」について:「腎」を養生するのはどんな時? ダイエットとは? 痩せすぎ、太り過ぎに対する薬膳的アプローチ
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B.総集編
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食材を選ぶ際に大切な点 獣医師に「様子見」と言われた時に効果的なのが薬膳! 何を見てどこを養生するか 何ができるか具体的に、一緒にメニューを考える
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