箱根山に火口周辺警報発表 警戒レベル引き上げ(15/05/06)
箱根山(神奈川、静岡県)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げたことを受け、気象庁の北川貞之火山課長が6日朝、記者会見を開き、「最大で50センチ程度の噴石が飛散する小規模な水蒸気噴火が起こる可能性があり、周辺には立ち入らないようにしてほしい」と呼びかけた。
北川課長は、警戒レベルの引き上げについて「5日午後9時13分に発生した震度1の地震の震源が深さ5キロ付近とみられることから、これまでとは異なる火山活動が起きていると判断した」と説明した。
地下深くにあるマグマの上昇はみられないが、マグマから高温のガスなどが上昇し、深さ約1~2キロにある熱水だまりに熱を供給して不安定化させている可能性があるという。
箱根山は平成21年3月に噴火警戒レベルを「平常」の1に設定して以降、2に引き上げられるのは初めて。ただ、13年にも水蒸気の噴出や群発地震が起こっており、北川課長は「今回も同様の状況になりつつある」としている。
13年には最大で震度2の地震が発生するなど約4カ月にわたって群発地震が続いたが、水蒸気噴火は発生しなかった。
北川課長は「現時点で住宅地や旅館などの密集地に大きい噴石が飛ぶとは考えていないが、火山灰や小石が風に乗って届くこともありうる」としている。今後、地殻変動や地震がさらに活発化すれば、立ち入り禁止区域がさらに広がる噴火警戒レベル3(入山規制)も検討するという。
箱根山では、4月26日から微少な火山性地震が増加しており、今月5日には1日116回を観測し、震度1の地震も3回発生した。また、わずかな地殻変動や5月3日以降、大涌谷の温泉施設で水蒸気が勢いよく吹き出す現象が発生している。
大自然の驚異は 人智では予測不可能な世界。
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そんな悠長な事を言っている場合じゃないでしょう。
噴火警戒レベルも”2”に 引き上げられたことを鑑みても、最悪の事態を想定して備えを怠るべきではない。
十分な警戒態勢を敷いて、その上で何事も起こらなければそれで良し。
収束の予想も付かない状況下、大事に至らない事を願うのみです。
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