大阪ダブル選挙は「維新」が圧勝
自民党は２２日投開票の大阪府知事と大阪市長のダブル選で、推薦候補が２人とも敗れ、深い傷を負った。党内では支援を控えた公明党への不満が高まり、消費税再増税と同時に導入する軽減税率の議論で溝が深まりかねない。地方選で退潮傾向が続いているだけに、来年夏の参院選に向けて党執行部は選挙戦略の練り直しを迫られている。
「わが党の推薦する候補者が一歩及ばなかったのは誠に残念である。選挙結果を謙虚に受け止め、敗因をよく分析したい」
自民党の茂木敏充選対委員長は２２日夜、そう短くコメントした。結果が判明してから党本部入りする幹部はおらず、衝撃の強さをうかがわせた。党執行部は当初、維新の党の分裂劇を好材料とみて橋下徹大阪市長が出馬しない大阪市長選は勝利できると踏んでいた。
それにしても自民は 見事と言うに相応しい惨敗ぶりだね。
当初 拙ブログでも指摘して居たが、大阪自民の戦略ミス。
都構想での 票をそっくりそのまま、自民票と計算していた事が、大敗の最大要因。
都構想での住民投票での票を、念頭に入れていたら、開けて吃驚玉手箱のけむりと同じ結果になると、警鐘を鳴らしていたことが、事実となってしまった。
橋下維新が選挙を前にした時期に、維新を分裂させた真意を読み切れていなかったと言う事。
一時期の 維新の風が吹き荒れた、あの時期への原点回帰を明言して大勝負。
有権者は、その大胆な戦略に賛意を示したという結果が、今回の票差となって現われただけのこと。
橋下が出なけりゃ勝てる・・
そこらが甘いんだよ。
橋下の喧嘩殺法が 見事に効ををそうしたと言うことでしょう。
それに 拍車をかけたのが、共産党の推薦を甘んじて受けたことが、自民票がこれ程離れた最大要因。
大阪自民は己等が 政権与党だと言う事を、全く理解出来ていない・・阿呆揃い！
如何に 勝手に共産が推薦を決めても、堂々とそれを拒否するくらいの、度量を見せなきゃ有権者見離すよ。
共産票が入ったとしても その数倍の自民票が 離れるぞと・・忠告していた筈。
自民支持者の多くは 共産嫌いが大半を占めていることに、思考を巡らすことも出来ない、ポン助揃い。
政治を 少しでも囓っている人間ならば、単純明快な答えなのに・・
そんな事も 判らない人間が 政治家を志すし買うは皆無。
負けるべくして負けた選挙。
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大阪自民党は、保守の矜持を喪失し、あろうことか、共産党と協力しました。
こんな無節操を正そうともしなかった、自民党本部に、愛想が尽きました。
国民を馬鹿にしてはいけません。
獅子身中の虫すら退治できなくて、何が保守自民党でしょうか。国への愛を忘れた政党が、なぜ保守を標榜するのか。
大阪の愚かな議員を除名するくらいの気概がなくて、今後の政治が任せられますか。
こうなってきますと、「次世代の党」が復活することでしょう。国民はしっかりと選挙管理委員会を監視しましょう。次世代の党への票が、共産党に流れていたなど、どうしてそんな不正が許されているのでしょう。
どっちにしましても、自民党は大阪支部での不始末のつけを、しばらくは払わされることでしょう。
民主党はダメだけど、自民党だって、だめだコリャ。
この間、都構想に賛成している自民党支持者に対して柳本氏はどう向き合ったのかね？
何もしてなかったんだね、きっと。
住民投票に勝ったと言っても僅差なのに、アグラをかいて「大阪会議は都構想の対案じゃない」と大ウソをついて…。
そんなみっともない姿勢を大阪府民や大阪市民に見られているという意識が無さすぎるんですよ、大阪自民（特に柳本氏）は！！