
結局ですね。
めちゃめちゃ気に入っちゃって。
中華製のアルファベット変形ロボット、26文字セットで手に入れちゃいました。


大きな平べったい箱で届きましたよ。
これで6千円くらい?だったかな?
1文字あたり250円以下と考えると、今時の300円ガチャの商品と比べて考えてもかなりお得!!

箱から中身を出すと、まさかの1ブリスターに26文字並び!
全文字揃っているとなかなか壮観ですね。

付属の説明書も、以前の単品箱版と違い、小冊子になっています。

中身はほぼ同じで、各合体ロボットごとに文字の変形と合体手順が書かれています。
基本は写真とイラストなので、文字が読めなくても困る事は無いです。

各モチーフとなる動物の解説もしっかり載っています。
説明文はかなり短くなっている気がしますが・・・
さすがに残り全部の文字は一度で紹介できないので、数回に分けてレビュー。
今回はABCDの4文字にします。

まずはA

文字の半分は横に折り畳み、反対側はギザギザのパネルを展開させます。

手足と尻尾をだして、ステゴサウルスの完成です。
特徴的な背中の骨板は二列の突起で表現しています。

続いてはB

文字左側の直線部分を半分に開き、ひっくり返します。
折り畳まれた手足を伸ばします。

脚の付け根をスライドさせ、尻尾と頭部を展開するとティラノサウルスの完成。
小さな頭部と、背中の突起が別なアレを想像させますが・・・

オールドスタイルの直立二足歩行に近いポーズを取らせると、もうアレにしか見えないですね。
Bの文字右側の二つのふくらみが、ちょうど胸と腹部のラインに見えてより一層アレの体形に見えますね。

続いてのC
おっと、これはいけません。
文字の下面にジョイントが飛び出しているため、文字をまっすぐに置けません!
サカサマに置けば解決するのですが、実は文字の形が対象ではないので、上下逆にすると微妙にバランスが崩れるんです。
こういう所が個人的にすごく気になるんですよねぇ。

変形は何気に複雑。
文字の右側がそれぞれ二つに分割され、左側もパネルの一か所が展開します。

頭部を引き出し、手足の位置を調整するとパラサウロロフスになりま・・・す・・・
パ、パラサウロロフス?!
背中に羽根もあるじゃん!そもそも恐竜なの?コレ?

気を取り直してDにいきましょう。

Dも直線側が二つに割れて展開。
けっこうこの変形パターン、多いですね。
カーブ側には頭部と尻尾が折り畳まれているのですが、外から見た時にちゃんとカバーもあって、隠れるようになっています。

変形するとブロントサウルスになります。
しかも体形が懐かしの旧ブロントサウルス型!
昔はこの首の長い恐竜と言えばブロントサウルスが代表格だったのに、ある頃から「存在しない」と言われ、そのポジションはブラキオサウルスに奪われ・・・「やっぱり居た」となっても最新学説で首と尻尾は水平にして歩いてたとか言われて・・・
この山のようなボディに、天を突くように伸びた首、象のような真っすぐ太い脚、これこそブロントサウルスですよ!!

そして、当然この4体が合体します!

Aはほぼ文字そのまま。
気持ち程度のつま先パーツを出します。

Bは恐竜形態から、頭部を仕舞い、直立させます。

Cもほぼ文字のままですが、恐竜の手の部分の位置を調整します。

Dは、恐竜形態から手足と頭、尻尾をたたみ、豪快に真っ二つ!

そして、これを合体!!
って・・・あれ?
頭が無い?

そうなんです。
このABCD(仮称)ロボは、なぜか頭が別パーツで余剰なんですよね。
一番最初に設計したから?

でも、頭部別パーツなだけに、プロポーションは非常に良いです。
26文字にこだわりなく、余剰パーツを気にしない人なら、このABCDだけでも入手する事をお勧めします。

まあ、頭部は中華系お約束のガンダム風に、お茶目なツインアイプリントですが・・・
しかし!合体ロボ好きとしては、やはり余剰パーツは許せない!

という事で、Bを前後逆にし、ティラノサウルス頭部を出してみました。
なんか、割と違和感ないな。

ティラノサウルスの頭の可動が、こうなる事を想定していたかのようにちゃんと正面向くんですよね。
しかもこのABCD、他のロボと比べて可動するんですよ。
腕は肩しか動きませんが、ある程度ポージングも可能になっています。


パラサウロロフスと余剰の頭部・・・
この二つさえなければ、めちゃめちゃ良い玩具なのに・・・
色使いもシンプルながらもポップで良い感じです。
ダイソーあたりで一体300円くらいで売ってたら、人気が出そうですね。
さて、残りの文字も次回、レビューしていきますよ!
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