こちらの玩具、まったくのノーチェックだったのですが、Twitterで見かけて非常に気になりまして。
価格もお手頃だったので、ついつい購入してしまいました。
(株)アイアップのどうぶつ変形フィギュア【アニマベット】(EARTH)5体セット。
長い!商品名も長ければ、パッケージも横に長い!
なので、以下「アニマベット」とのみ記載します。
ジャンルとしては本来、知育玩具なんですが、当ブログのカテゴライズは「文字変形玩具」。
(株)アイアップという会社、お恥ずかしながら知らなかったのですが、SDガンダムやもじバケるのデザイン企画などで有名なレイアップのグループ企業なんですね。
商品はパッケージを開封すると、玩具本体のほか、カードが5枚と、カラー印刷の見やすい取扱説明書が付属。
本体の玩具は地球を意味する「EARTH(アース)」の順に並べられいます。
「E」この時点で何に変形するかも丸わかりですね。
「ELEPHANT(エレファント)」へ変形。
裏面。
ビス穴や肉抜き穴が目立つのは仕方ありませんが、ちゃんと塗装もされているし、膝を表現するぐるぐるディティールも省略していません。
なかなかクオリティ高いですね!
「A」ちょっとヒンジパーツが目立ちますが、ちゃんと真ん中の穴も開いてます!
変形して「 ALPACA(アルパカ)」へ。
アルパカという選択が今っぽいですね!
長い首やAの下から更に伸びる脚パーツで、アルパカらしさを表現しています。
全体的に体毛のモッサリ感が出ているナイスデザイン。
「R」文字形態では何の動物になるのか、まったくその意匠が見当たりません。
文字の穴部分が抜けていないのは残念ポイント。
「RABBIT(ラビット)」
・・・かわいらしいウサギですしね。・・・対象年齢3歳以上ですしね。
いや、でもデザインの方向性変わり過ぎでしょ!
シルエットクイズみたいになってますよ!
裏から見たら・・・
もう何なのか意味不明の物体です。
表からの見た目にこだわったせいか、腕が1本だけというのもマイナスなポイントですね。
しかも動物形態だと表も裏もビス穴目立つ配置になっているし・・・
気を取り直して「T」
ふふっ もうお顔が丸見えですよ?
変形して「TIGER(タイガー)」
Tの半分だけが開いて、トラの下半身になる方法はお見事!
見え難い位置ですが、尻尾パーツもちゃんとあります。
平面主体のデザインですが、頭部、前足、胴体、後足それぞれの厚みや重なりを変え、奥行きを与えている所も素晴らしいですね。
しかし、裏面を見ると・・・
え?何?ゾウとアルパカで予算使いきっちゃったの?
せめてディティールだけでも入れてほしかった・・・
そして「H」
ハア・・・Hの真ん中の凹みも再現されてない。
これじゃただの四角い板と変わらないね・・・
変形して「HEDGEHOGE(ヘッジホッグ)」
あれ!良いじゃない!
変形手順も凝ってるし、特徴である針を再現しようとする努力がスゴイ!
特にこの前足の変形処理は、非常に珍しいタイプですね。
裏面というか、底面。
ほぼ見えない場所なのに、ちゃんと後ろ足も有ります!
これはゾウ、アルパカに比べても遜色ない出来ですね。
付属のカードは、表面には商品写真とその動物の解説が書かれていますが、裏面には地球の姿がパズル状に描かれています。
5枚を並べると、その地球の絵が完成する仕組みです。
公式ではこの上にディスプレイするように書かれています。
アフリカが中心に来る絵柄ですが、残念ながらアルパカだけは南米生息なんですよね。
ちょっと悪い部分も書きましたが、おおむね文字変形玩具としては正解なんじゃないでしょうか。
なんせ3歳くらいに遊んでもらうことを想定した玩具ですし。
地球をテーマにしているので、環境保護とか自然保護的なメッセージ性が強いかな?とも思ったんですが、そんな事も無かったです。
「文字変形玩具が並んでて、パッケージ状態で単語になっているディスプレイ」
というニッチ過ぎる繋がりでもじバケるMARVELとツーショット。
そもそもレイアップはもじバケるも手掛けていた訳だし、その続編ともいえる玩具です。
これ、ヒットしたらシリーズ続くのかなぁ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます