FTS

フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

アルファベット変形 ロボット戦隊 動物チーム UVWXYZ

2023-03-24 21:27:56 | 文字変形玩具




ちょっと別記事を挟みましたが、アルファベット変形 ロボット戦隊の続きです。


EFGの恐竜チーム、OPQR・STの海洋チームに続き、残りのU~Zまでのアルファベットをご紹介。





パッケージに記載された文字類は、ほぼO~Tと同じですね。

公式にはアルファベット動物とされているようです。






説明書も今までと同じですね。

箱の大きさと同じサイズなので、中のブリスターや側面蓋のベロで折れ曲がりやすいです。










内部ブリスターにきれいに6文字並べられています。


こちらの6文字はU~Wの3文字合体と、X~Zの3文字合体で2体のロボが出来ます。





それぞれの文字をレビューしていきます。

まずはUから。






変形は、上に出ている二本の棒の片方は分割し、もう片方は内部から動物頭部を引き出します。

さらに頭部パーツの後方部分は長いジョイントで反対側まで伸びて・・・ああ、なかなか言葉で説明するのは難しいけど、これまた変わった変形をしています。






カモメの完成。

この目!!なにこの目!!

鳥の玩具と言えば、ビーストサーガの和平戦士ブンドットが、その目のヤバさでもはや伝説級ですが、それに匹敵するヤバい目をしています。

え、カモメってこんな目してたっけ?









続いてはV






上下をひっくり返して、パタパタとパネルを折り畳むように変形させます。

文字の半分の大きさになってしまうのが面白いですね。






完成するとワシになります。

カモメなどと比較すると、「生っぽい」デザイン。

特に頭部のデザインが顕著ですね。

また、この羽を畳んだ立ち姿の玩具というのも、変形玩具では珍しいポーズですね。









次はW

上下の水平ラインが決まっていないフォントは好き嫌い分かれそうですね・・・






変形は、文字を扇状に展開し、中央部分から頭部を引き出します。







クジャクの完成。

特徴的な広げた上尾筒ですが、ちょっと面積が物足りないですね。

もう一段、広がるようになっていれば良かったのに。






でも、クジャクの長い尻尾を再現しようとしている所には好感が持てます。











U、V、Wの鳥類チームを合体させて行きます。







カモメの頭部と尻尾は折り畳み、翼のパーツが胸となります。

・・・しかし見て解る通り、このパーツ、下側から支えられおり、そこが回転軸のため力が掛かるとダラーンと垂れてしまいます。






ワシは文字状態にまで戻し、パカっと真っ二つ!





クジャクも文字形態から二つに割った後、動物形態では使っていない関節でパーツを伸ばします。










三文字を合体させることで、UVWロボ(仮称)の完成!

鳥類合体とは思えない武骨なシルエットが良いですね。





ただ、先ほども書いたように、カモメの胸(肩?)の接続位置のせいで腕が垂れ下がったり、全体の重心バランスが悪いため、すこし前のめりじゃないと自立しなかったり、と残念ポイントもあります。











続いては最後のロボ、XYZ。



まずはX






正面のXはパネル状になっており、裏側に配置されたパーツの位置を動かして変形させます。







トンボの完成。

顔はトンボ成虫というより、幼虫のヤゴっぽい感じです。

Xで4枚の羽根を表していますが、先端部分がちょっとだけですが伸ばせるのがポイントです。










続いてはY

もう文字形態でモチーフ丸分かりですね。







ザリガニ変形なのですが、当然、特徴のハサミはYの枝分かれ先端が変形します。

それ以外の節足も再現されていたりと、なかなか面白い変形です。







ちょっと平べったい造形ですが、尻尾などもしっかり再現されており、カラーリングと相まって再現度はかなり高いです。

玩具都合上のブロックっぽい四角さと、生物再現のバランスが非常に良いと思います。










最後はZ






これも分割位置が面白く、大胆なパーツ移動などもあり弄っていて非常に面白いです。








変形させるとカマキリになります。

掲げた両手の鎌や、後ろ側に伸びた胴体など、体形の再現度も高いです。

ただ、この公式変形だと腕の可動域が狭いんですよね。






腕を表裏逆にすると可動域が広がり、手を前で揃えたポーズも取れるようになります。

この配置でも、腕の先端部分が個別に可動するのでカマキリらしさは保っていると思うのですがいかがでしょうか。









X、Y、Zの三体は虫チームという括りで良いのかなと思います。

ザリガニは昆虫では無いですが、中国語で「小龙虾」と書き、虫偏の漢字が使われています。

生物学的、学術的な分類がされるよりはるか昔はヘビなども含め、小さい生き物は全て「虫」としていたそうなので、中国人なんかには違和感ないのかも知れませんね。









それぞれの合体形態。

トンボは左右に分割します。

尻尾の先端部分が、ちゃんと手っぽい形になっています。






ザリガニも左右に分割し、ハサミを曲げて立たせます。






カマキリは合体用の頭部を展開し、カマキリの腕の位置を変えます。










三体を合体させ、XYZの完成。

最終商品だからなのか、一番ロボットとしてまとまっているように感じます。







しかし、こちらもUVWと同じように、胸というか肩のパーツがカマキリ時の腕の付け根一か所で支える構造の為、トンボの重みで腕が下がってしまいます。

あと、下半身のデザインのせいで、個人的にビーストウォーズセカンドのトリプルダクスに見えます。








奇しくも肩関節ブラブラという同じ弱点を持つ鳥合体UVWと虫合体XYZ。

でも、ロボットとしてのバランスなんかは他の物よりいいんですよねぇ。

ちょっと手を入れたら、もっと遊びやすくなるかも。












さて、当ブログとしては、この並びは絶対に外せません。

・・・やっぱりTの目が気になるなぁ







アルファボット(正確には復刻版のABCロボ)と並べてみました。

今回のロボット戦隊シリーズの方が少し太いですね。






やはりオリジナルは長く愛されているだけあって、変形の堅実さ、バランス、どれを取っても名作と呼ぶに相応しい玩具ですね。

ああ、世の中、もっと文字変形玩具がいっぱい出ればいいのに!











15文字のみの紹介となりましたが、中国製だから品質悪いだろうなぁという先入観を打ち砕いてくれた玩具。

これはやっぱり、A~Zで揃えたい!

実は買った後で気づいたんですが、26文字セットで買った方が安上がりだったんですよねぇ。


他にも大陸系玩具では、たくさんアルファベットや数字から変形する玩具が出ているのですが、ちゃんとしたメーカーHPが無かったり、取り扱っている業者の広告写真も適当で、他の商品と混ぜた写真が出ていたり、と情報が混乱するようなのばかり。

そっち系の個人輸入に慣れている人なら、変な物を避けるカンなどもあるのでしょうが、私はさすがにその自信が無いです。

でも、気になる玩具がいっぱいあるなぁ~



















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BANDAI 帰ってきたウルトラエ... | トップ | BANDAI プラノサウルス 03 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文字変形玩具」カテゴリの最新記事