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ブログの記事カテゴリーに「文字変形玩具」を作るくらい、数字や文字から変形する玩具が好きです。
なかなか最近は日本で新商品も出ない一方、このジャンルが人気なのが中国。
マスダヤのナンバーボット、アルファボットのコピー品に始まり、今ではオリジナルデザインの玩具も多数出ています。
先日、楽天スーパーセールを見ていたら、たまたまアルファベット変形ロボが安売りしていたので、思わず購入してしまいました。
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アルファベット26文字中、3セット15文字しか売られていなかったので中途半端ではありますが、弄ってみたら楽しかったので取り上げてみました。
商品自体は2018年には売られているのを確認しているので、かなり息の長い商品ですね。
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・・・パッケージを見ても、商品名などがイマイチわかりません。
読み解ける文字から
「金剛战队」
「金剛」は本来キングコングを表す言葉ですが、トランスフォーマーを変形金剛と訳してからはロボット玩具によく使われています。
「战队」は日本字にすると戦隊。
つまり「ロボット戦隊」という意味?
「字母恐龙」
字母はアルファベットのことで、恐龙は恐竜ですね。
箱の表、上部に書いてある言葉は、何となくの雰囲気から
「アルファベットが変形してカッコよく合体!学力向上させよう!」みないな意味ですかね?
裏面は「A~Zまでを召喚!8体のロボットを揃えよう!」とか、そんな感じ?
いつもはブログ記事タイトルを商品名にする事がほとんどですが、今回は正式名もはっきりしないので、意訳のタイトルにしています。
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こちらの箱はE、F、Gの三文字だけのパッケージ。
アルファベットは、まさにマスダヤのアルファボットを参考にしているような大きさ、デザイン。
この太文字の縁取り付きのデザイン、ほとんどの大陸系の文字変形玩具で使われていますね・・・
それでは、個別に文字のご紹介。
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アルファベットのE
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変形は、文字上下の表面パネルを折り畳み、裏面側から頭部と尻尾を引き出します。
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変形させるとアンキロサウルスに。
特にEと絡めている訳じゃないんですね。
まあ、アルファベットが変形モチーフの頭文字ってのは他でもやってるし、モチーフが限定されちゃうから、このくらいおおらかで良いのかも知れませんね。
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尻尾も含め、鎧竜の名にふさわしい造形になっています。
思わせぶりな尻尾先端のジョイント風の穴は、何にも使いません。
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続いてはF
何より、縦軸の棒が太く設定されていて、文字単体で直立できるのが素晴らしい!!
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いわゆるガワの分割が、なかなか珍しい位置で分かれています。
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脚を変形させ、頭部を出すとプテラノドンの完成。
胴体部分が大きいですが、文字変形という縛りを考えると、これくらいは良いかな、と思えます。
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お次はG
上部にちょっとだけ、合体用のジョイントが飛び出しています。
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文字の半分が見事に分割されて四つの脚を作っていきます。
ジョイントパーツを介して二重間接っぽく曲がるのが凝っていますね。
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脚の位置を整え、頭部と尻尾を出すとトリケラトプスに変形完了。
生産品質はイマイチな部分もありますが、設計自体はすごく良く考えられていますね。
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ちなみに、付属のカラー印刷の説明書には、ちゃんとモチーフとなる恐竜の解説も載っています。
中国では「一人っ子政策」以後、子供への教育に力を入れる親が多いので、あくまで学習用という風にしないと売れないのかもしれませんね。
ちなみにこの玩具、最初はAから順番に発売していったようで、このEFGのセットを発売したころはZまで商品化されていなかったようですね。
さて、それではこの三体を合体させていきます。
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アンキロサウルスは、恐竜頭部の下あご部分にロボットの頭部があります。
腕の変形がなかなか面白く、恐竜の四肢になるパーツを、独立したパネルに繋げる作りになっており、このパネルを動かす事でロボットの腕部に見立てています。
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プテラノドンは、翼を広げ、脚部分を折り畳んで隠します。
「頭部を目立たないようにしよう」という意思は伺えますが、隠すスペースも無く丸見えです。
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トリケラトプスは、頭と尻尾を再び折り畳み、四肢の位置を変え直立させます。
分かりにくいですが、文字形態の時に左右の足を繋げるための凸ピンが干渉してしまうので、うまく文字の凹みにかわすのにちょっとコツがいります。
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三つを合体させてロボットの完成!
この状態での名称は特に無いようですね・・・
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豪快に背負っているプテラノドンは、翼パーツしかロボット形態に貢献していません。
脚も左右一体化しているので、ポージングなどでは遊べませんが、アルファベット→変形→合体というプレイバリューや、対象年齢を考えると可動は無い方が遊びやすいですね。
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チープトイに分類される玩具ではあると思いますが、品質もそこまで悪くなく、しっかりした作りでした。
ネットでさらっと検索しても、パッケージもウインドウ式のがあったり、商品名もはっきりしていないのでいろんな表現で売られていたり、と惑わされる要素もありますが、想像より良い玩具という印象です。
今ネットで見てみると、26文字セットばかりなので、もしかしたらこのバラ売りパッケージは珍しいのかもしれません。
他の種類も入手したので、次回にもレビューしたいと思います。
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