アルファベット変形 ロボット戦隊の紹介も今回が最後。
26文字のアルファベットがそれぞれ恐竜や動物に変形。
さらには2~4文字で合体し、8体のロボットになるというプレイバリューの高い商品です。
紹介するのはこちらのH.I.Jの三文字。
また色がパステルカラー系でちょっと・・・
各文字の変形を紹介します。
まずはH
左右、正面、上下、とあちこちのパネルをパタパタと展開していきます。
完成するとゴリラになります。
腕はパネルの一部が胴部に引っかかり、真下に下ろせないのですが、これはこれでナックルウォークの際現にもなっているので大きな違和感はありません。
個人的にはチンガードがゴリラっぽいシャクれ顔を演出しているところを評価しています。
続いてはI
文字としてシンプル過ぎ&他の文字より小さいという宿命のため、なかなか変形も凝ったことが出来ない・・・と思いきや、これまた半分を分割展開して変形していきます。
完成するとシカに!
変形後は他の文字動物と並べても遜色ない立派な大きさに!
アイデアが詰まっていますね!
そしてJ
Cに続いて、ジョイントが飛び出しているため文字を水平に並べられません!!
しかも、Cは上下逆にすることで、どうにかキレイに並べられるのですが、Jはそれも出来ません!
ここは工夫して欲しかったなぁ
変形方法自体は、このアルファベット変形シリーズでは定番な「文字の半分を左右に開いて折り返し」の手法となっています。
完成するとワニになります。
A~Gは恐竜チーム
H~Nが動物チーム
O~Tは海洋チーム
U~Wが鳥類チーム
X~Zが虫類チーム
という区分けになっているのですが、この、生物のチーム分けの考え方が我々の良く知る生物学的な分け方ではないのが面白いです。
ワニはご存じの通り爬虫類ですから、日本人センスだとゴリラとシカのチームには加えないと思うんですよ。
ましてや、もう一体の動物チームのロボKLMNはウシ、キリン、ゾウ、トラでちゃんと哺乳類で構成されてますからね。
「動物=四つ足の生き物」という感覚は中国ならではなのかも知れません。
他にもXYZで紹介していますが、ザリガニは虫チームというのも「虫=小さな生き物」という漢字の本来の意味を知る中国文化ならではですね。
そんな、変形玩具からの異国文化や多様性を感じながら、三体を合体させて行きます!
Hはほぼゴリラのままですが、ゴリラ頭部を跳ね上げるとロボットの顔が現れます。
ただ90度向きを変えているだけでなく、地味に首関節の軸がスライドしていたりと芸が細かいですね。
Iはシカの首を出したまま、立たせた状態にします。
Jもほぼ文字状態のままで、上下逆さまにし裏側からパネルを引き出します。
合体させてHIJロボの完成!
とは言え、合体自体が非常にシンプル・・・
ゴリラに足が付いただけです。
生っぽい胸板も気になるので、少しパーツ配置を変えてみましたが・・・
あまり大きく印象を変えられないですね。
追加で買い足した分のABCD、HIJ、KLMNの三体。
それぞれに特徴やクセはありますが、なかなか良い玩具です。
気になる部分の改修バージョン。
ABCDは余剰パーツ無しのゴジラロボへ
KLMNは4体合体のボリュームですが、さらにIJをくっ付けて(正確には乗せているだけですが)ロボのプロポーションを改善。
でも、こうするとHゴリラが余っちゃうんですよねぇ。
これでようやく、26文字、全8種のロボットがレビュー出来ました。
今回の教訓は「一見して安いからと飛びつく前に、ちゃんとリサーチしろ」という事ですね。
最初の3パックで15文字、ロボット5体分を3700円で買いました。
が、持っていない分だけを追加で買おうと思っても、パック売りで安価なショップが見つからず、結局、26文字セットを5800円くらいで買いました。
割り算すると、やっぱり26文字で買う方がお得でしたね。
26文字のまとめ買いになると、金額のインパクトが大きく感じますが、実際は1文字あたり230円程度です。
今時、300円以下でこれほどのクオリティの玩具はなかなか買えないと思います。
今は特に玩具はコスト高騰&少子化で高額化しているので、こういう安価で遊べる玩具はお得感が高いですね!
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