今回はちょっと古い玩具を紹介。
バンダイが1984年に出した、メタルジョーシリーズ。
当時は山ほどあったであろうメディア展開の無い玩具オリジナルのシリーズです。
(一応)実用可能な鍵が変形してロボットになる玩具で、全6種が発売されました。
最初に発売された4種はダイヤルロック型で、全身にふんだんにダイキャストが使われているため重量感があり、今でもかなりの人気玩具です。
その後、シリーズ後期に二種を発売。
こちらはキーロボと呼ばれ、名前の通り鍵を差し込むことで鍵⇔ロボットの変形を行います。
前期の四種も、変形の手順としてロックを解除する必要があり、ギミックも非常に優れた玩具です。
今回、シリーズ5弾のソードロックをデットストックで入手できたのでご紹介。
中身一覧。
内箱は発泡スチロールで蓋付き。ステッカーと説明書が添付されています。
変形手順
胸の鍵穴に、付属のキーを差し込みます。
ちなみに、キーは二本付属しており、ダイキャスト製です。
キーをひねると鍵のフックと頭部が飛び出します。
さらに下半身のロックも外れるので、手動で下半身を伸ばします。
ヒザから下を90度まわし、肩を引き出すことで完成。
全六種類の中でも、もっともヒロイックなプロポーション。
しかし、残念ながら後期のキーロボはダイキャストの使用率が非常に低く、このソードロックもフック部分とボディ前面以外はプラスティック製。
付属のキーは手持ち武器として持たせることが出来ます。
コレを剣型武器に見立てているので、ソードロックという名前になったのだと思われます。
ソードロックは変形機構の関係から股を広げることと、足にロール軸がある為、いわゆる「ハの字立ち」が出来ます。
下半身は殆んど稼動しませんが、肩部分の自由度はかなり高いです。
まあ、ヒジは動かないので複雑なポ-ジングは無理なんですが、それでもかなりのポーズ付けが可能です。
今、人気のシリーズ、キーボッツの元祖とも言えるメタルジョーシリーズ。
同時期に発売されたマシンロボよりは入手が難しく価格相場もマシンロボの倍近くになってます。
まあ、探すと結構オークションなどにも出品されているのですが、さすがに価格も高く、簡単には集められませんね。
でも、他の全種も欲しいなぁ・・・
とか思ってしまった・・・。
そりゃ、ジョーと錠をかけているに決まっている。
キーボッツの元祖があったとは驚きです。あと昔の玩具はやたら合金使っているのもいいですね。
いや、多分、当時からコレはメジャーではなかったと思われますよ。
でも、最近のキーボッツのフィーバーっぷりを見ていると、もっと当時に流行っていてもおかしくなかった筈ですよね。
実物はすごくいい玩具ですよ。