眼魔伝ガンダイスも、一部のマニアに支え続けられながら(2次流通なので正確な表現ではありませんが)ついに20周年を迎えましたが・・・
先日、ガンダイスのトレードでお世話になっている、たくおさん(@Takuo_Justice)から小包が。
こ、これは・・・?!
禍々しい封印シールに覆われていますが、箱に書かれているのは間違いなく眼魔。
いったい何が?
恐る恐る開封してみると・・・
・・・ま、まさか!!
いや、これがこの世に存在するはずは・・・
かつてコロコロコミック誌上で発表され、発売寸前までいったのに、なぜかお蔵入りした幻のガンダイス「超眼・魔斑狼」
試作品しか作られなかったため、中国工場の流出品でも出回らない、完全に「存在しない」眼魔のはずなのに・・・
なぜここに!!
という訳で、たくおさん作の「超眼・魔斑狼(ちょうがん・まはんろう)」
まさか、あのコロコロの記事のわずかな写真だけしかない資料から、ここまで見事にフルスクラッチされるとは!!
2002年9月号と2002年10月号でしか紹介されておらず、まともな三面図も存在しないのに、すさまじい再現力ですね。
ギミック付きの背面もバッチリです!
しかも、通常のガンダイスはPVCで出来ていますが、こちらは完全自作製品からの型取り複製なので、ディティールのエッジもバッキバキです!
シャープな造形とド渋なカラーリングが最高です。
ガンダイスの特徴でもある底面の種族マークも、もちろん「超眼種」のマークになっています。
大きさも、コロコロの記事から導き出した寸法となっています。
通常のイスルギと比べるとかなり大きいですね。
そして、一番の特徴でもある背面のハサミパーツはもちろん脱着が可能!!
特殊目を出すことで相手の眼魔ダイスを挟み、そのバトルでの使用を禁じます。
ちゃんとハサミ部分も開閉可能です。
背面に逆さにハサミパーツをつけると、相手を威嚇するようなスタイルにもなります。
これに匹敵するのは超眼・皇帝龍馬(こうていりょうま)くらいしかありませんね!
実はTwitterでは、たくおさんが製作工程をちょくちょくツイートされていたのでずっと見ていました。
一度はほぼ完成に近い形まで作ったのに「ちょっと形が気に入らない」と、またゼロから作り直すというこだわりっぷり。
その甲斐あって、完成したガンダイスは本当に素晴らしい出来です。
ちなみに数個複製しても、1個あたりでは8000円ほどのコストが掛かったとの事・・・人件費も入れるとなると、相当高額なダイスですね!
たくおさんはこれ以外にも製品化されなかったガンダイスを復元化しています。
写真右のダイスは、コロコロ2001年12月号に速報として初めてガンダイスが載った際にメインビジュアルで使われていた武具ダイス。
これには私が勝手に「武具・祖(ぶぐ・そ)」と名前を付けています。
左のダイスは大力王をオリジナルペイントした、その名も「大力王・魔」
ガンダイスも、さすがに20年経つとレアなブースター版やガンダイス核などは中古市場でもほぼ出てこないし、出ても高額になってしまいます。
オリジナルの収集だけにこだわらず、こうしたペイントや自作で楽しむというのも楽しみ方としては良いですね!
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