あまりこう、年末に「今年のベスト玩具」的な事をやるのは好きじゃないんですが・・・
それでも2024年のベスト玩具ランキングでは、間違いなく自分の中で上位に来るのが「伝説のAKEDO」
当ブログでもさんざん取り上げてきましたが・・・
12月14日(土)に、ついに日本初の公式大会が行われました。
いつもNERFやBBQでお世話になっている方々でも、AKEDOにはまり大会を催されている方もいるのですが、なかなかタイミング合わず参加できていませんでした。
「まあ、仕事も忙しいし暫くはイベント系は無理だな」と思っていたんですが、公式大会は日程が早めに発表されたので、どうにか調整して出場してみました。
結果としては、予選敗退で、AKEDOの強豪プレイヤーの壁の厚さを思い知ったのですが、せっかくなので簡単に当日の様子をレポートしてみます。
今回は先着申込の48名のみでの大会となり、会場は秋葉原駅すぐのレンタルイベントブース。
早めに会場につき案内されると、会場内は6人づつの予選グループごとに席割がされていました。
自分の選手番号の割振りは「4-E」なので、4卓に着座します。
テーブル間のパーテーションには、使用できるウォリアーの一覧と、予選での総当たり試合順が張られていました。
テーブル1~8に、それぞれA~Fまでの6人が座り、リーグ戦を行います。
一つのテーブルでは、同時に2試合が行われ、対戦しない2名の選手はそれぞれの審判を務めます。
なので、予選の間は試合するか審判するかなんで、ヒマに感じる時間はありません!
各テーブルのジャッジ用に置かれた「レギュレーションガイド」。
こちらはハシートップイン様より、出場選手には事前にメールでお知らせされていましたが、当日の確認用として印刷されたものが用意されていました。
こちらが得点表。
勝ち星をあげたら、該当する選手欄に赤いシールを貼って勝ち星管理します。
予選リーグでは、コスト無制限、ウォリアー最大3体までのベーシックルールで、2本先取で勝利となります。
特性の対戦プレイマット。
印刷物をパウチしたシンプルな物ですが、機能充分。
大きさは約420㎜×210㎜と、ちょっと大きめです。
この色のついたマット部分から、コントローラーが一部でもはみ出ないようにして試合を行います。
予選リーグ戦は、コスト、HP、DPなど考えなくて良いので、とにかく「スプリットストライクが取りやすいウォリアー」を皆さん使っていました。
試合ごとに3体のウォリアーは決めなければいけませんが、スプリットストライクで決着がついた後の交代は自由なので、そこにも戦略が広がります。
また、何よりも自分が「操作慣れ」しているウォリアーが強かったりもするので、かなり白熱した戦いが繰り広げられました。
とはいえ、コストDP無視となれば、やはり皆さんスティンクキングを使う訳でして・・・
自分の4卓では、2組×2名試合の4名が全員スティンクキングなんていう組み合わせも!
さて、結果ですが・・・
6人グループでのリーグ戦なので、試合は一人5回。
結果、2勝3敗での予選敗退でした。
各グループからは一番勝ち星の多かった選手1名が決勝トーナメントに進出できます。
自分たちのグループ1位は、なんと5戦全勝!
凄いですね!
一方で、6人中4人が同じ勝ち星となり、サドンデストーナメントが行われたテーブルもあり、8つのテーブルでは、それぞれに熱いドラマが繰り広げられていました。
で、予選リーグで私がメインで使ったのがこの3体。
スティンクキングは場合によってシャークストライクワイルドタイドと交換して戦いました。
勝ち星としては2勝ですが、実際の試合では2本対1本で決着している事もあるので、スプリットストライク数はそんなに悪くなかったんじゃないかと自分を慰めています。
で、この3体では一番勝てたのはファイアフットホワイトレイス。
俺、ハイキックタイプ向いてるのかも!(単純)
そして、決勝トーナメント用として用意してたけど、日の目を見ることなく終わった本命デッキがコチラ・・・
決勝トーナメントからはエレメントルール採用との事で、かなり戦略性を考えたデッキが必要とされます。
こちらは3体合計のコストが13というライトデッキです。
一番手はジエクスティングイシャー。
DPは3ですが、相手が雷か水の属性ならDP+2になるので計5まで上がる可能性を持っています。
二番手はオーバーボート。
ジエクスティングイシャーはスプリットストライクを受けると発動するエレメントブーストで水属性の仲間のHPを+1できます。
よって、オーバーボートはHP6、DP4で対戦スタートすることが出来ます。
もし相手が雷、光属性ならDP5です。
武器の錨もチェーン武器なのでテクニカルではありますが、当たればしっかりとスプリットストライクを取れる重量級武器です。
そして三番手がマックススナッパー。
オーバーボートのエレメントブーストを受けてHP8、DP5と充分な強さでスタート出来ます。
また、パワーパンチタイプなので、様々な局面に強くコンスタントに勝ちを取りに行けるウォリアーです。
ベタベタに強い!という訳じゃないですが、運要素も含め、戦っていて楽しい&勝利の喜びが生まれるデッキだと思っています。
まあ、そんな私の気持ちは何も報われること無く、無情にも休憩をはさんだ後は、いよいよ決勝トーナメント。
各テーブルから選出された猛者8人が鎬を削ります。
決勝トーナメントでは、会場のプロジェクターを利用しリアルタイムで使用ウォリアーのデータベースが映し出されていくという、超盛り上がる仕様に!
とは言え、ノートPCで手動操作でコレをやっていたスタッフの方は相当大変そうでしたがw
試合はエレメントルールという事もあり、予選リーグ以上に長い戦いとなりました。
後半は本当に体力勝負という感じで、とてもバトルホビーとは思えない雰囲気になっていました。
予定時間を大幅に過ぎて、ついに優勝者が決定!!
3位決定戦も行われ、上位1~3位の選手にはトロフィーと副賞が送られました。
3位の選手にはコレクターケース、2位の選手には日本未発売のTMNTバトルパック2セット!
そして1位の選手には、これまた日本未発売のサーペントフューリーアリーナ!!
これはAKEDOファンとしてはたまりませんね!
トロフィーの先には、それぞれ金銀銅に塗られたドラゴンストライクチャックスが!
しかも、ちゃんとコインのジョイントが生きていて、取り外し可能との事。
先日、X(旧Twitter)でも見ましたが、ヴィレッジバンガード高円寺店で行われたAKEDO大会でも、優勝者には金色のドラゴンストライクチャックスが送られていたはずです。
今後、このウォリアーが国内AKEDO界のステータスになる訳ですね!
さすがに決勝トーナメントまで勝ち進む選手は、戦い方やデッキをよく研究されていました。
トーナメントで多くの方が使っていたデッキが、こちらの3体。
1番手は攻守バランス優れた強ウォリアー「コマンダーパンダ」
2番手はコマンダーパンダのエレメントブーストを受入れ、3番手に繋げられる「ジャングルハート」
そして最後は「スティンクキング」
実際のスプリットストライクの取りやすさと、数字部分のバランスがカギになって来ますね。
もし第二回が行われるときには、この環境デッキに対するカウンターデッキを考える必要がありそうですね。
イベントとしては、ハシートップインの社長が開会挨拶をしたり、YouTube動画で知名度の高い方がゲストで来ていたりと、ファンの方たちを楽しませる要素が沢山ありました。
試合が大幅に押した為、物販の時間があまりなかったのがちょっとだけ残念でした。
他にもいろいろ書きたい事が山積みですが、キリが無いので最後に「参加賞」を紹介します。
まずは「参加料の3千円ってほぼこれの値段だよね?会場費とかどうなってんの?」と不安に駆られるほどの豪華特典Tシャツ!
もちろん、記念ロゴ、ダイアリー入りです。
ちなみにサイズは参加申し込み時に選択式でした。
このロゴやマークのデザインを含め、今回の大会で使われたオリジナル印刷物備品のデザインが、全部ちゃんとAKEDOしている事に感動しました。
だって、点取り表とかルールブック何て、正直そんなに凝ったデザインじゃなくても使えるじゃないですか。
それなのに、ちゃんとファンの気持ちが盛り上がれるように、すべてにAKEDOデザインを盛り込んでるんですよ。
もう一つの景品が、限定バックグラウンドカード。
コレクターケースやアリーナの背景に差し込んで使う事が出来る限定カードです。
こちらの面は、対戦格闘のキャラ選択画面風ですが、シリーズ3のキャラとビーストストライクのキャラが混ざっていたり、ちゃんと記念文字が書かれていたりと、なかなか凝っています。
こちらは反対面。
会場となった秋葉原の街並みをAKEDOが染め上げている風景に、輝かしい「JAPAN CHAMPIONSHIP 2024」のロゴ!!
いやー、参加して良かった!
公式大会以外でも、ファンメイドの大会でもシールやポスターが景品になっていると聞き、機会があれば一度はチャレンジしてみたくなりました。
もちろん、公式大会もまたタイミングが合えば出場してみたいです!!
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