一気に4つも購入したSDガンダムのプラモデル。
どれもまともなガンプラではなく、アクセサリーキットに近い商品ばかりなのですが、その中から今回は馬ロボをレビュー。
「SDワールドヒーローズ 軍馬ナイトワールド Ver.」
名前の通り、SDガンダムが乗るための馬、のロボットです。
ガンダムで馬と言えば、機動武闘伝Gガンダムに登場するモビルホース「風雲再起」が有名ですが、これもそこが元ネタなのかも知れないですね。
ちなみに、全身が黒成型の「軍馬」が先に発売され、今回紹介する白成型のナイトワールドVer.は後からの発売です。
こちらもランナー構成は非常にシンプル。
しかし、ここでクリアーブルーのランナーが1枚しかない事に気が付きます。
ボックスアートの「白い装甲のパネルラインから覗く青い本体フレーム」に期待していたのに、残念です。
組ごたえは、トリニティバイクと同様にバッチリ。
本当にバンダイのプラモデル技術ってすごいなぁ、と実感できます。
パーツはタッチゲートだし、スナップフィットで組みやすいのにしっかり固定されるし。
軍馬ナイトワールドバージョンの完成。
これまた素組みなら10分程度で完成してしまいます。
尻尾にもクリアーブルーのパーツが使われており、まるでビームサーベルのようです。
可動はそこそこ、といった感じです。
脚の付け根と肘膝は問題なく動きますが、足首が固定の為、イマイチ「踏ん張り」の効いたポーズは取れません。
頭部には残念ながら可動部分がありません。
首は付け根部分でスライドしますが、動く範囲が小さいので、あまり変化を感じられません。
どちらかというとポージングの為というより、乗せるSDガンダムの装飾品との干渉を避けるための可動といった感じです。
このままでは胴回りが立派過ぎてSDガンダムが乗せられません。
そこで、胴体部分をパカっと開き、胴体を前後にスライドして伸ばすと「鞍」が出現します。
ここにSDガンダムを乗せることが出来ます。
鞍の先にはジョイントパーツがあり、SDガンダムの股間部分の穴に差し込む事で固定できます。
開いた胴体のガワパーツが鐙のように見えるのが面白いですね。
また、脚には3㎜ジョイントの穴があるので、写真のように武器を取り付けて置く事も出来ます。
騎乗して疾走しているイメージでポージングしてみましたが、なかなか難しいですね。
あと、やっぱ白いモノと黒いモノを一緒に写すとちょっと写真が見えにくくなっちゃいますね。
どっちも塗装するべきか・・・
メカとは言えいろいろなフィギュアとも絡めやすいので、お手軽に手に入る馬フィギュアとしては非常におススメです。
クリアーパーツが少ないのはガッカリ要素でもありますが、自分の好きな色に塗装する事を考えれば、扱いにくいクリアーパーツが少ないのはかえって良い事かも知れません。
お好みに応じて「黒ベースの赤クリアパーツ」の軍馬か、「白ベースの青クリアパーツ」の軍馬ナイトワールドVerかを選択できるのも良いですね。
何より、単体で見ればガンダム要素が全くないので、自由に他のロボやフィギュアと絡められるというのは、非常に良いポイントだと思います。
安価なので、ずらっと騎馬軍団を並べるのも良いのではないでしょうか?
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