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YUJIN ゲッターコレクションボックス

2021-07-01 20:57:51 | ロボット玩具



スーパーロボット物では、ゲッターロボが大好きなのですが、いよいよゲッターロボアークのアニメ放送が始まりますね。

そこで、タイミング便乗して、部屋を掃除してたら発掘したゲッターロボフィギュアをレビューします。







2003年にユージン(現タカラトミーアーツ)から発売されたフィギュアセット。

当時、バンダイのガシャポンHGシリーズを筆頭に流行していたカプセルトイフィギュアの纏め売り商品です。

セット箱だからこそ商品化できたレアキャラが入った、ゲッターロボファンにはたまらない商品ですね。








まずは初代ゲッターロボのゲッター2。

アニメ版と違い、少し太めのボディと尾翼のない脚部が特徴です。

発売された時期的に、OVA「真(チェンジ‼)ゲッターロボ 世界最後の日」のバージョンかと思いきや、腰のイーグル号に亀甲窓がないので原作版ですね。

今回、写真を撮るために初めて箱から出しましたが、足が若干曲がっていて、そのままでは立ってくれませんでした。

バランスの悪いミニフィギュアにスタンドパーツを付ける文化はまだこの後だったかも知れませんね。






ドリルアームを構えた姿が決まっています。

スピードに特化した戦闘スタイルに、斬撃では無く穿削武器を装備させるってセンスがもうたまりません。






次はゲッタードラゴン。

ゲッターロボのパワーアップ版であるゲッターロボGの陸戦仕様合体。

ゲッタートマホークを二本掲げた、ダブルトマホークのポージング。

ゲッターの世界では、斧は全て「トマホーク」です。








手首の篏合のおかげで角度を変えられるので、見る角度によって最適なトマホークポジションを選択できます。

このプロポーションも良いのですが、個人的にはチェンジ版の太いプロポーションも好きです。









続いては真ゲッター1

90年代の原作版「ゲッターロボ號」で登場し、ファンの度肝を抜いたゲッターであり、ゲッター線の神秘性を表現した記念すべきゲッターロボです。

何より、玩具化やテレビアニメなどの縛りが全くない、原作者、石川賢氏のデザインというのが痺れます。





ポージングはゲッタービームを発射している所だと思うのですが、残念ながら腹部にビーム発射口のディティールはナシ。

まあ、立ち姿ポーズとしても楽しめると考えると、余計なディティールを入れなかったのは正解なのかもしれませんね。








同じ真ゲッター1でも、こちらはOVA「真(チェンジ‼)ゲッターロボ 世界最後の日」のバージョン。

よりケレン味のあるメリハリボディと、顎がとがったように見えるフェイスラインが特徴。

真ゲッターというとこちらをイメージする方も多いのではないでしょうか。







両肩と左肘が篏合で動かすことが出来ますが、耳部分と干渉しまくります。

まあ、パーツをハメ直せば写真のように角度を変えられますけどね。






原作版との2ショット。

大きさ自体も違いますが、イメージに合わせ彩色も変えられています。

各パーツの細かい形状の違いやプロポーションの違いなど、見比べるとなかなか面白い発見もあります。










続いてはネオゲッター1。

2000年に発売されたOVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」に登場するゲッターロボです。

ゲッターロボ號が版権都合で使えないため、OVAのために新たにデザインされたゲッターロボなので、設定や基本的なデザインは號に近くなっています。

ゲッター線エネルギーではなくプラズマエネルギーで動くのも號と同じですね。






ゲッターロボ號は「実際に変形合体できること」を前提としたデザインでしたが、このネオゲッターロボではその制約に縛られることなくデザインされています。

それでも、他のゲッターロボに比べたら、ちゃんと変形合体しそうな雰囲気がありますね。









さらにネオゲッター1がもう一体。

こちらはプロトタイプカラー版です。

OVAには出てこなかったと記憶してますが・・・







初代ゲッターロボのTVアニメ版で白紫のプロトタイプゲッターが登場して以来、ゲームなどでも様々なプロトタイプゲッターが登場しています。

1999年に発売されたPSゲーム「ゲッターロボ大決戦」では合体シミュレーションで同じようなカラーリングの真ゲッターを操縦します。

そういう意味ではゲッターのお約束ですね。









そのPSゲーム「ゲッターロボ大決戦」で登場するゲームオリジナルのゲッターが、ゲッターロボ斬。

ゲッター1に相当する、ゲッター烈火のフィギュアです。







女性型のゲッターと言えば、初代アニメに登場したゲッターQ(クイーン)が居ますが、あちらとは違い、斬はちゃんとした正規のゲッターロボで、女性チームが運用しています。

スカートの様に伸びたアーマーや、頭部の角が垂れ下がり、ウサギやツインテールを髣髴とさせるラインになっているのが特徴です。







機体自体もマイナーなので、立体化される事が殆ど無いので、このフィギュアも貴重なコレクションアイテムとなります。

紫電と金剛の立体化は・・・無いよなぁ









そして、このBOXのメインアイテムともいえるのが、ゲッターロボアーク。

原作漫画が2001~2003年まで連載しており、この商品が2003年ころ出たので、かなり早い立体物でした。

この形態はゲッターアークという呼び名になります。







腕から伸びるバトルショットカッターや、背中のサンダーボンバー用のウイングのボリュームが半端ないです。

他のフィギュアより一回り以上大きなボリュームです。








とはいえ、わずか10センチ程度のフィギュアなので、頭部などは複雑なデザインを再現しきれていません。

アニメ化が決定し、新しいフィギュアの情報も出ていますが、大人向け商品が多く高額な物ばかりなので、こうした低額で手に入るアークのフィギュアは貴重ですね。












ゲッターロボアークのアニメ放送を前に、ちょうど今はバンダイチャンネルで過去の作品を無料配信しているんですよね。

「真(チェンジ‼)ゲッターロボ 世界最後の日」
「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」
「新ゲッターロボ」

上記三作品が配信されていますね。



番組開始前に復習を兼ねて見返して、気分を盛り上げるのが良いんじゃないでしょうか?

アークの放送が楽しみです。























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