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2002年に発売されたマシンロボシリーズ、「マシンロボレスキュー」から、ハイパージェットロボのレビューです。
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80年代中期から発売され、人気を博し、アニメ化もされた人気ブランド「マシンロボ」を新作アニメと共に復興させるべく発売されたのが、このシリーズ。
2003年にはテレビアニメも放送され、玩具的にもムゲンバインに続く流れを作った傑作です。
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内容はリーダーロボと呼ばれるジェットロボと、サポーターロボと呼ばれるスカイロボが4体。
それにオプションとしてブースターが4個ついています。
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80年代に発売された元祖マシンロボ、通称「600シリーズ」のジェットロボをリメイクしたデザイン。
全体的に新しくなっているのに、頭部やシルエットなどは600シリーズを踏襲しています。
さすがに600シリーズ程のダイキャスト量ではないですが、太腿部分にダイキャストパーツもあるのがオッサン世代にはたまりません。
個人的に、初めて買ってもらったマシンロボがジェットロボでした。
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600シリーズとは変形方法が大幅に変わっています。
600版は頭部が回転せず、背中側がジェット機の上面に来る構造に対し、マシンロボレスキュー版(以下MRR版)では頭部を回転させロボの前側がジェット機の上面になります。
また、脚の伸縮も600版はスライドして縮める構造だったのに対し、MRR版では横に展開して折り畳む構造となっています。
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ジェット機形態はSFメカとしてシンプルながら非常に良く出来ていると思います。
600シリーズと比べるとロボット時以上にデザインが変化していますが、メリハリの利いたデザインでカッコいいですね。
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ロボット時の肘部分と踵部分に車輪が付いており、ジェット機形態で転がし走行させる事が出来ます。
このレトロおもちゃ感は大事ですよ!
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サポートのスカイロボは、胸に2から5のナンバリングがされていますが、全て同じ造形です。
非常にシンプルに見えますが、ロボット、ジェット機、合体時の手、足と4形態に変形させることが出来ます。
ジェット機のデザインがスペースシャトルっぽいんですが、シリーズ後半に宇宙用のスペースロボという名称でリペイント商品が出ていたので、当初から意識したデザインだったんでしょうね。
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スカイロボ本体には転がし遊び用の車輪がついていないのですが、付属のブースターに車輪が付いており、ジョイントで合体させることで転がし走行できるようになります。
ブースターには、上面に凸ジョイントがある他、プロペラントタンク先端の2か所に凸ジョイント、ジェット噴射口に凹ジョイントが設けられており、様々な合体が可能になっています。
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ジェットロボに、手足に変形させたスカイロボを合体させることで「ハイパージェットロボ」になります。
肥大化した手足という、子供にも分かりやすいパワーアップ形態ですね。
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ブースターパーツまでフル装備させた所。
変形と合体ギミックを重視しているためか、関節の可動は皆無と言えます。
変形用の可動部と、合体用のジョイント部分の回転でポーズ付けが出来る程度です。
もともとの600シリーズだって関節なんか動かなかったし、マシンロボはこれで良いって思いますね。
近年では海外メーカーがバリバリ動くジェットロボのリメイク玩具を出したりしていますが・・・
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後にムゲンジョイントと呼ばれる同規格ジョイントがあちこちにあるので、自分でオリジナルに好きな組み換えが楽しめます。
公式では「エクス合体」と呼称し、他のMRRシリーズとの手足の交換を推奨していましたが、ファンの自由な組み換え遊びが盛り上がり、公式もシリーズ終盤にはスペシャルエクス合体セットという自由組み換え遊び用のリペイント商品を展開します。
この流れが、ムゲンバインへと繋がるんですね。
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ムゲンバインの有形ブロックも楽しいですが、MRRでも十分に組み換えは楽しめますね。
今再びマシンロボを復活させるとすれば、どんなコンセプトが似合うんでしょうね?
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