文字ばかりの全く面白くない記事です。
自分のみの備忘録(忘備録?)です。
でも、誰かの役に立つかもしれませんので書いておきます。
あくまで自分の使い方に特化した全くの独断と偏見での主観的評価ですから、その点ご容赦ください。
条件
・万年筆のペン先の太さは中字。
・パイロットのカートリッジインク黒を使用。
・紙は裏表を使う(両面に書く)ことを前提。
・罫線の無い一枚紙。
・下敷きとして東屋のデスクパッドの上で書く。
・価格は投稿時のアマゾン価格。
1.神戸派計画 GRAPHILO paper A4
1,100円/50枚=22円/枚
書き心地良い、滑らか
かなり厚めで硬い感じ
裏への滲み無し
書いた字の裏への凹み少ない(厚いから)
インクの乾きは少し遅い
糊の綴り無し(1枚ごと)
下敷きの上で使うとより書き心地が良いように感じる。
かたい机の上で書くと少し書き味が硬く感じられる(当然ですが)。
インクの濃淡はそれなりに出る。
他の紙と比べて、何故か字が太いように見える。
2.ライフ ライティングペーパー T25
1,870円/100枚=18.7円/枚
A4ではない
書き心地は少し引っかかる感じ
かなり厚めで硬い感じ
裏への滲み無し
書いた字の裏への凹み少ない(厚いから)
インクの乾きは比較的速い
糊の綴りあり
糊で綴じたのをはがした時に右上にめくれた型がついてしまうので、右上の方に書きにくい部分ができる。
下敷きの上で使うと、何故かかすれたような感じになる。
インクの濃淡はそれなりに出る。
3.SAKAEテクニカルペーパー トモエリバーFP ルーズシート 68g/m2 A4 クリーム TMR-A4P-68Y
594円/50枚=11.9円/枚
書き心地良い、滑らか
上の2つに比べると薄め
裏への滲み無し
裏への凹み少しあり(薄いから)
インクの乾きは普通
糊の綴り無し(1枚ごと)
下敷きの上で使っても書き心地は良い。ただ、薄いのでペン先の押し込みが裏面に浮き出る感じがある。
硬い机の上で書くと机の硬さがモロにペンに伝わってくる感じ。
インクの濃淡が出にくい感じ。
4.SAKAEテクニカルペーパー トモエリバーFP ルーズシート 52g/m2 A4 ホワイト TMR-A4LM-W
825円/100枚=8.25円/枚
基本的には68g/m2クリームとあまり変わらないが、より薄いのでペン先の押し込みが裏面でさらに際立つように思う。
インクの滲みはない。裏面への浸透という意味では、完全に浸透して裏面に出ているわけではないが、微妙に浸透してきているような(ぎりぎり浸透していないような)感じもする。
硬い机の上で書くと机の硬さがモロにペンに伝わってくる感じ。
インクの濃淡は、68g/m2クリームよりも出やすいが、神戸派計画やライフよりは出にくい感じ。
5.満寿屋 優雅箋 無罫 B5 クリーム紙
559円/40枚=14円/枚(B5)
14円/枚(B5)×1.15(A4)/(B5)=16円/枚(A4換算)
トモエリバー68g/m2クリームと比べると、色は少し濃く、厚さは少し厚く、少し硬い感じで、そのためか裏への押し込み深さはほんの少し浅く感じる。しかし透明感は少し高いようなので裏の文字が見えやすい(トモエリバー52g/m2ホワイトよりも裏の文字が透けて見える感じ)。
書いた時に少しざらつく感じがある。
裏抜けはない。
インクの濃淡は出にくい。
B5で小さいので書ける量が少なく、糊で綴じたのをはがした時に右上にめくれた型がついてしまうので、右上の方に書きにくい部分ができる。
総じてトモエリバー68g/m2クリームの方が良い印象。
6.満寿屋 原稿用紙 デラックス紙(白)
裏抜けする。
文字が若干滲む。
インクの濃淡は同社クリーム紙よりは出やすいが、上に挙げた他のホワイト紙に比べると出にくい感じ。
書き味は同社クリーム紙よりも滑らかで、今のところここに挙げた紙の中では一番滑らかではないかというくらいの好印象。
しかし、裏抜けと文字の滲みがあるので、自分としてはランクは下がる。
あくまでも原稿用紙として表面のみを使うように設計されている感じ。
商品としては原稿用紙しかないようなので、これは元々評価対象外。
他にもコンビニやホームセンター、電気屋で売っている普通紙の類のものを数種類試しましたが、いずれもインクが滲んで裏抜けするので、ここには書きません。ただ、書き味はそれほど悪いものはないと思います。
ということで、最初にも書きましたが、自分の使い方に特化した全くの独断と偏見での主観的評価で順位付けすると、下記のようになります。
1位 神戸派計画 グラフィーロ
2位 SAKAE トモエリバー68g/m2クリーム
3位 SAKAE トモエリバー52g/m2ホワイト
4位 満寿屋 クリーム紙
5位 ライフ ライティングペーパー
番外 満寿屋 デラックス紙(白)
ただし、コストは全く考えていません。コスパを考えると、3位のトモエリバーホワイトが1位なんじゃないかと思います。
でも、そんなにたくさん使うわけではありませんので、どうせなら一番気に入ったのを使いたいと思っています。
こんなことから、先日の記事のように「グラフィーロ」と「トモエリバー68g/m2クリーム」を使っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます