春になると庭の宿根草が芽を出して伸びてくるのだが、ものによって早くから伸びるものと後から伸びるものがある。
例年、春は庭仕事にいそしむが、暑くなってきて蚊も出るようになると庭仕事をする気力や体力が失せてしまい、そのまま秋になり冬になってしまう。次の春になるまで時間が経つと、庭に何を植えていたかうろ覚えにあるものもある。
春になって新たに苗を植えよう、と思ってスコップで掘ると、あれ?なにかの株があるぞ、と後から伸びる植物に気づくこともあったりする。
このブログを始めてもう17年半も経つ。そして、ブログの検索機能がたいそう役に立つ。
ブログにアップしたことはなんとなく記憶に残っていて、アップしたはずなんだけどなあ、と検索をかけると出てくるのはありがたい。
庭に植えた植物もブログの検索をかけると散発的に出てくるのだが、この際、まとめて見ることができて、さらに場所も特定できる記事を未来の自分のためにアップする。
スマホの広角で写真を撮って、その写真にテキストを載せていく方法をとった。写真に入りきらないものも端に名前を載せた。
ちょうど前庭のチューリップが終わったときに写真を撮って どうにも見栄えがしなかったりするので、まだ写真のましな裏庭 👆 からアップする。
爽やかな水色の花色とすっきりとした花弁の形のチョウジソウは年々株が広がっている。
隣りの斑入り葉のオダマキのレプラコーンは、八重の花がちょっと気に入らない。一重だったらもっと好きなのに。
春先の早い時期に咲くイカリソウは薄いピンクの花がかわいい花吹雪という品種だ。
👇 前庭、玄関の向かって右側、遠い方。ここはマンホールとか水道メーターの蓋とかが多い場所だ。
玄関の向かって右側の前庭はマホニア・コンフューサ‘黄雲’がメインで、この写真はそこから右側。
カレックスはジェネキーという品種だと思う。これはお気に入りだ。オオバジャノヒゲの黒竜とよい対比。
👇 前庭、玄関の向かって右側、近い方。マホニア・コンフューサ‘黄雲’ の左側。蔓バラとかクレマチスとか、高さのあるものを配している。
やたらとエゴポディウム ・バリエガータが繁る。色々覆うので、まめにむしっている。
👇 前庭、玄関の向かって左側。ここがいちばん力が入っている。のだが、花/華のない写真だなあ。
昨年の猛暑が効いたか、ユーフォルビア‘カメレオン’がずいぶん勢いを増した。それに対比する斑入りのカリガネソウはまだ大して伸びていない。
ごちゃごちゃと入り混じって生えている庭なのだが、それなりにコントラストを考えて配したつもりなのだ。
真上からではなくて斜めから見ることが前提で、はっきりいってこの写真ではよさがぜんぜん伝わらない。まあいいや、植物一覧なんだから。
書き出して、呆れるほど植えていることを再認識した。
中には 庭を開拓して最初に植えたものが20年以上生き残っているのもあって、あらためて書き出してみると感慨深い。
勝手に生えてきた いわゆる雑草のうち 気に入ったものは採用している。ヤブラン、アカカタバミ、アメリカフウロ、コバギボウシ、オヤブジラミ、マムシグサ、オノマンネングサ、ミツバ、マルバアサガオ、アスパラガス、キショウブ、ノビル、ノキシノブ、イワオモダカ、トキワトラノオ?がそうだ。環境に合っているせいか丈夫でよろしい。
いわゆる雑草のヒメオドリコソウは、葉の質感や三角の葉がグラデーションして重なる姿と シソ科らしい変わった形のピンクの花が素晴らしいので、抜き取らずに愛でていたが、花が終わりになると枯れ始め、また雨でうどんこ病?になったので容赦なく抜いた。それでリストには入っていない。きっとまた生えてくるだろう。
いわゆる雑草のイネ科やカヤツリグサ科等のグラス類はピンと伸びるラインがよいコントラストを生むのだが、ニラやアヤメにがんばってもらう所存で、見つけ次第抜く。
カキドオシやヨメナは斑入りを植えたはずだが、先祖返りした斑のないものの方が強くて競り負けて絶えてしまった。残念だ。しかしまた斑入りのものを入手して植えるかというと、なんとなく腰が引ける。
今回 くまなく目を配り植物名をちゃんと書きだしたことで、さらなる課題が見えてきた。そうです、苗をポチりましたよ!アホか !?
頼んだ苗を植えたらまた地図が変わってしまうのだが、それを待っていてはいつになっても地図が出来ないので、ここで手を打った。
写っている植物名は写真ごとに挙げたので、重複がある。
せっかく下に書き出したので、コピペしてエクセルで表にして数えてみた。COUNTIFS関数やSUMPRODUCT関数でモガモガしたが、重複を除くと26目39科106品種/種(シダ類は亜目もカウント)あげたようだ。
実は写真を撮った裏庭は一部で、撮っていない面積の方が裏庭は広い。でもまあヤブランがグランドカバーしていて表ほど種類は多くないし、単植の鉢植えも多いし、そこは写真ベースの地図を作らなくてもいいかな。
植物一覧: ※ 写真と異なるものはこの一覧の方が正しい。写真の方は訂正しづらいので放置してます、すみません。
裏庭
ホスタ‘アンチョーチ’、シャクヤク‘ファーストレディ’、ヤブラン、オダマキ‘レプラコーン’、イカリソウ‘花吹雪’、ブラックベリー、ハンショウヅル(クレマチス)、チョウジソウ、キク
前庭、玄関の向かって右側、遠い方
マホニア・コンフューサ‘黄雲’、ニラ、チューリップ‘白雪姫’、ホスタ‘ゴールドスタンダード’、アエゴポディウム・バリエガータ、ミニモクセイ‘スイートオリーブ’、セントーレア・ブルゲリア、アカカタバミ、オオバジャノヒゲ‘黒竜’、ヨメナ、ユリ‘ディファレンス’、アネモネ・シルベストリス、カレックス‘ジェネキー’、フロックス‘ポップスターズ パープルウィズアイ’、チューリップ‘バレリーナ’、アメリカフウロ、ヤブラン、ホトトギス、カキドオシ、サルビア・ガラニチカ
前庭、玄関の向かって右側、近い方
コクチナシ八重、マムシグサ、レモンバーム、リコリス‘ホウディシェリー’、カラミンサ、アエゴポディウム・バリエガータ、チューリップ‘バレリーナ’、クレマチス‘ベルオブウォーキング’、バラ'ロング・ジョン・シルバー’、カキドオシ、アネモネ‘ワイルドスワン’、ホスタ‘スチレット’、ベゴニア‘ダブレットピンク’、チューリップ‘マリリン’、ヤブラン黄斑、ラズベリー、ヨメナ
前庭、玄関の向かって左側
イリス・パリダ、サンショウ、オノマンネングサ、アカカタバミ、アメリカフウロ、リシマキア・ヌムラリア ‘オーレア’、ヘリオプシス‘ローレンサンシャイン’、アネモネ・シルベストリス、ホスタ‘黄金ヒメトクダマ’、バラ‘ブカフ’、タンナワレモコウ、シラン桃花、オヤブジラミ、ゲラニウム・ファエウム‘サムボー’、ヒメライラック‘パリビン’、フジバカマ、チューリップ‘白雪姫’、ユーフォルビア・ダルキス‘カメレオン’、アマドコロ斑入り、カリガネソウ斑入り、モナルダ白花、ムラサキミツバ、ジンチョウゲ‘信濃錦’、ホスタ‘グアカモーレ’、ノシラン‘スノードラゴン’、デルフィニウム‘チアライトブルー’、ゲッケイジュ、ブロンズフェンネル、カシワバアジサイ‘ピーウィー’、バーベナ・オフィシナリス‘ハンプトン’、カキドオシ、アエゴポディウム・バリエガータ、アヤメ白花、ゲウム‘サンライズ’、シュウメイギク白花(アネモネ)、チューリップ‘バレリーナ’、ホスタ‘ブルーマウスイヤー’、カーリメリス‘七変化’、バラ‘ローブフレリー’、スイセン‘ヒルスタ―’、ベロニカ・オーストリアカ‘キャプテン’、チューリップ‘マリリン’、ヤブラン、ガウラ白花、コバギボウシ(ホスタ)、ヒオウギ、リコリス‘ホウディシェリー’、ロニセラ‘グラハム・トーマス’、ボケ‘雪御殿’
写真におさめていない裏庭:
ガクアジサイ斑入り、カキドオシ、コバギボウシ、ヤブラン、ミツバ、アカカタバミ、マルバアサガオ、リコリス‘ホウディシェリー’、ミント(何か分からなくなってしまった)、メドウスイート ・オーレア、バラ‘アリスター・ステラ・グレイ’、シソ、ニラ、シラン白花、ミツバシモツケ、宿根ヒメヒマワリ(へリオプシス)、イチジク‘ビオレソリエス’、ヒメウツギ(鉢植え)、バラ‘カーディナル・ヒューム’、キショウブ、アスパラガス、ノビル
擁壁側: ※ ツタとヒメウツギとシダ類以外は鉢植え
宿根ヒメヒマワリ(へリオプシス)、香りツツジ‘イレーヌ・コースター’、カルミア‘スティールウッド’、ヤマブキ斑入り、ヘレボラス、ミツデイワガサ、ビヨウヤナギ、ツタ、ヒメウツギ、ノキシノブ、イワオモダカ、トキワトラノオ?
エクセルでまとめた表。上記の写真とエリア分けが異なる。
左がエリアごと、右が科ごと。
APGIVが未だ新鮮に感じられることに おのれの年齢と不勉強を思い知る