余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

宗像・大島へ

2009-10-01 | ドライブ・たび
  9月26日、「大島」に墓参りに行かないかという子供からの誘いに乗って、私の実家の墓地がある九州北部、宗像の大島に行ってきました。
(誘うには深~いわけ^^があったのですがそれは置いといて)思えば去年は、どさくさに紛れて一度もお参りしていなかったので久しぶりです。

  「宗像大島のこと」 ←(ここを読むと、島には魚屋さんと文具店・電気店がないらしい。)
  福岡県、玄海町神湊(こうのみなと)から6.5キロ離れています。
  島の面積/7.4平方キロメートル  島の周囲/約15キロメートル
  島の人口/約800人 ほとんどが魚関係の仕事をしています。

島へは神湊から、旅客船しおかぜ(所用時間:約15分)と、 フェリーおおしま
(所用時間:約25分) が出ていて、 渡船料金は片道500円。



客船しおかぜ(神湊にて)
フェリーおおしま(大島港にて)


大島に向かう渡船に乗り合わせる人には
魚釣りの人たちがとても多い。
釣りや海水浴などで大島を訪れる観光客は年間約10万人だそうで
それを目当ての旅館や民宿も、 結構あります。

釣るまで帰らん!
と言う人たちの向こうに大島が見えていま~す。


大島の渡船ターミナルが見えてきました。(左手に見える建物)


大島港渡船ターミナル (旅客船しおかぜの船着場)


自然がいっぱい、ようこそ大島へ! こちらはフェリー乗り場側


ターミナルの西側(左手)

海沿いの家並みの上のこんもりした山の中に中津宮があります
中央右の少し尖った山が最高峰御嶽山(224m)

ターミナルの東側(右手)の漁港


トンビがピーヒョロとおおらかに舞い
急にすばやくエサはないかと覗きにきては
弧を描いてまた戻って行きます


(東から西を見ています。 白い建物が渡船ターミナルです。)

 
イカがくるくると勢いよく回っていました
こうして、かめばかむほど味のある
するめのような、いい男が・・・? チガッタ^^ゞ


*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪'..:*:・゜


ハイビスカスの咲く海沿いの通り
 

海に囲まれてるので暖かく
1年中霜が下りることがないそうです。

ランタナ

(クマツヅラ科 ランタナ属)



・・・なにやら手書きの紙が貼ってある、、、

人の道は分りませんが・・・・・?

このさざなみ食堂、地元大島で獲れた食材を使った定食から、
大島情報縁談裏道ツアー、最後にはお金以外なら何でもレンタルするらしい^^。

さざなみ食堂


ターミナルの近くの食堂 「もじゃこ」
(ってなに? ぶりの赤ちゃんのことをいうらしい)
でお昼を済ませていたので
ここの魚料理は次回の楽しみにということで、、(^^)。


*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪'..:*:・゜


墓地は小高い山の頂上にあります。
休んでは一歩、休んでは一歩、 母もよく言ってました
「いつまで自分の足で参れるじゃろか。」


中腹から振り返って1枚、、、半分昇ったところです

ここらは細い山道の続きだったのに、
前回来たときからコンクリで段がつくってあり
山が切り開かれて車が留められるほどの広さが
塗り固められています。
反対側からならここまで車で来れそう・・・

とは言ってもコチトラ、エッチラオッチラ・・・


これは珍しい! と思った青い花 (名前不明、ほとんど終わりかけです)

追記 名前が分りました、Pu'uwaiさんありがとう!
クレロデンドルム・ウガンデンセ (クマツズラ科 クレロデンドルム属)


  ジイちゃんのときには父に連れられて、関門海峡も船で渡っていた。
  父の時には母と妹弟で、、島への船も漁師の乗るポンポン船(そうだ!弁天丸)を少し大きくしたようなものだった。 墓地への山道に薊が咲いていて、私を元気付けてくれた。
  母の時にはそれぞれの連合い、家族も増え大勢で、、香り高い水仙が道筋いっぱいを埋め尽くしていた。

そして今回、ここでははじめて見かける一輪
サフラン擬(モドキ)  (ヒガンバナ科 ゼフィランサス属)

(雨降らすの花 と言われている " 慈雨の花 ")

たどり着いた墓地に木蔭はありません。
簡単に掃除をし、お花を替えて・・・

ここからいつも見下ろして見る、父が通っていただろう学校 ↓
夏は茂ってて分りませんねぇ、日の丸見えるでしょうか、、?

500人からいたこともあるという生徒も今では50人という
小中学校(同じ校舎です)


ウーーン 上からの写真がこれしかない><;;汗汗
カンカン照りでとにかく暑いのですーー"
海は見えません、山空納骨堂の屋根そしてお墓、
見晴らしがいいとは言えまっせんーー


*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪'..:*:・゜


ここで、へびイチゴやキツネノマゴを撮りたかったわけではありません。
ここまで下りてくると涼しい風が
海からの通り道となって吹き上がってくるんです。

 

涼みながら写真などを撮っていると
「あ、この辺り守宮がいるね。」 とyoshi が言うではありませんか。
そうです、耳を澄ますと チチ チチ と鳴いていたのです。
見つかる筈がないことが分っているのか、ヤモリはずっと鳴き続けていました。

しまった! こんな要りもしない写真なんかより動画にして撮っていれば、
ヤモリの鳴き声など聞いたこともなさそうなJPさんに
聞かせてあげられるんだったー!
と気がついたのは、帰って写真の整理をしたときでしたー><ー;



いつまでも涼んでいるわけにはいかないので
昇って来た道とは違う道を海の方に下りていくと

「あら、この実は梨だかヤマナシだかの原種とかいう実じゃないの?」

テレビでめずらしい実と言ってたものと似てる、とKがいうので
撮った写真がこれ ↓ です。

ヤマナシ ? ではなくて名前が分りました。
上記に登場の 「さざなみ食堂」さん に教えていただきました。
♪ ありがとうございました!^^!

オオイタビ! ・ 大崖石榴


かなり大きな木で上を向かないと撮れないし、逆光で色がよく分りませんねぇ><。
 
↑(Click) 大きくすれば葉の感じ、果実の肌の感じが分るでしょうか? (Click)↑


(クワ科 イチジク属) つる性常緑低木
幼木と成木では、同じものとは思えないほど感じが違うようです。


帰ってみたら、ぶろぐ友照れまんさんが「山梨」をアップされていてビックリ!
なんですが、果実の形と色がチガウような、、どうなんでしょうねぇ。
照れまん君の俳句歳時記「山梨」はこちらです。

この色は照れまんさんのところで見ていた「トウワタ」だとピンときた花

トウワタ(唐綿)  (ガガイモ科 トウワタ属)


大きくしてみたらありさんがせっせと、、、
 

トウワタの咲く石垣のある道



ここは カンス(干洲)   .
海 に   下りてきました。

潮が引くとモン・サン・ミシェルのように繋がる・・・んだそうです^^

(Click)
するとパノラマ写真、繋がってはいませんよ~^^

左に海水浴場、右に行けば漁港を過ぎて渡船ターミナルに戻ります。


  九州本土から約60キロ沖には、海の正倉院と呼ばれている 「沖ノ島」 がありますが、 この度(平成21年1月5日)、大島にある 「中津宮」 「沖津宮遥拝所」 が 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」 の構成資産として世界遺産暫定リストに追加掲載されたそうです。
  今回は神社系は遠慮しとこうということで近めの 「中津宮」 にも行かずに島を後にしましたので、ご期待?に添えませんが^^ これらについてはまたの機会に・・・・・。



この日のコースはいつもと同じように
周囲15kmの小さな島の、ほんの2キロばっかりを
ちょろっと廻ったに過ぎません。

今度は7000円奮発してフェリーに車ごと乗り込むか、
宿泊すれば貸し軽トラ?があるとか^^なので、
いつか一度、島めぐりをぜひ実行してみたいと思っています。



無事に墓参を終えて、この日は黒崎に一泊しました・・・。




てつの?くじら館

2009-09-17 | ドライブ・たび

(1) 広島から 広島呉道路クレアラインで 呉市へ


広島阪神戦を楽しんだ次の日の9月6日
少し足を伸ばして呉市の くじら館 に行くと言う。
くじら館とは言っても剥製だけじゃないだろう
他にも魚らしきものがいるんだろうか、
と思ってついて行くと、「てつのくじら館」というらしい。
水族館なんかじゃぜんぜんない><;


海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」


(2) 入口の 展示用潜水艦あきしお 中を体験できます。

任務を遂行後、平成16年11月に引き揚げられ展示用に
(総トン数:2250トン、全長:76.2m、高さ:10.2m、水中速力:20ノット)


(3) こんな大きさ てつのくじら館にはこの下をくぐって入ります。



1F * 海上自衛隊の歴史 *



1948 戦後日本の復興をかけ、航路啓開業務がはじまる。
1954 掃海作業の延長上に海上自衛隊が誕生。


2F * 掃海艇の活躍コーナー *


(4) 機雷の展示  

海中に浮いてるもの、海底に沈んでるものがあるらしい


(5) 20ミリ機関砲

水面に浮上した機雷を銃撃で処分するが、近年、あまり使われないらしい


(6) 記録用カメラ
 
「湾岸の夜明け作戦」を写真にして39,000枚記録し続けたカメラ


(7) フロート  顔が書いてある^^?

音響掃海具を曳航するときにこのフロートに吊下して使用する


3F * 潜水艦の活躍コーナー *


(8) あわしま

実機雷処分34発の内8発を処分したと書いてあります


(9) くろしお艦船証書

アメリカ合衆国から貸与されたものという証書


(10) ところどころにあったゲームの一つ
 
この音は Q 「テッポウエビ」? 「シャチ}?
Q 「トロール船」? 「タンカー」? のような
質問に答えていきます。 5問中4問正解! 私のカンはすごい^^!



(11) 艦内の食事

手前が夜食、朝食、 向こう側が昼食、夕食


(12) 潜望鏡



(13) 国産潜水艦第1号「おやしお」

昭和29(1954)年、準備研究会が発足、 基準排水量1130tで、
水中高速、より深い潜航、スノーケル装備、 と欲張った性能を目指し、
水上速力13ノットより速い水中19ノットを出し、
「くろしお」に比べ格段に性能が向上したそうです。 が、
予備魚雷数や航続力は犠牲にされたようです。



ここから * 潜水艦あきしお体験 *


潜水艦ですから入口はハッチしかありません、が
横っ腹に入口がつけてありました^^。

(14) 洗面トイレ


(15) ハッチ
(16) 通路、どこも狭いです

(17) 発令所  右戸棚には「非常持出」が

(18) 寝台  狭いです
寝台は3段で、転がり出ることしか出来ないほどとても狭い
寝台は夜用の赤いライトにしたところです


(19) 艦長室  枕元には常に指揮が取れるよう通信機器



(20) 排出弁


昼か夜かを把握するため、艦内の明かりは、
夜の時間帯には赤いライト(右側)に切り替えられるんだそうです。


(21) 運転席
 
係のかたに潜望鏡などの説明を聞きました。
水を取り込んで潜り、浮上するときはその水を排出するらしい。
そのときの水の音なども聞かせてもらいました。



(後日追加) 台所の写真を忘れてましたので追加します
 配膳室    隣りが →
 システムキッチン



* 展示用潜水艦あきしおから出て *


(22) 3階展望室からの眺め

左に見えるのは展示用潜水艦あきしおの頭


(23) 額に入った「結索・編索の諸方」



(24) ミュージアムショップ前のプリクラ

カンタンキレイに思い出つくろう!・・・只今つくってます


くじら館を出て少し車を走らせ着いたところは
国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができるという公園


アレイからすこじま公園
(アレイ・alley とは小径のことだそうです)


(25) 海沿いに細長い公園 「アレイからすこじま」

目の前に、潜水艦、護衛艦が見えています


(26) 潜水艦4隻の頭が見えます

中央後に見えるのは 汎用護衛艦せとゆき らしい


(27) 桟橋には入れないようになっていました
 
後に見える島が、海軍兵学校があったという江田島なんですね。


(28) 公園から見える景色 左側 と 右側
 


(29) 旧魚雷揚げ下しクレーン

呉港が軍港だった時代に、魚雷などの揚げ下しに活躍したクレーンだそうです
今は、アレイからすこじまのモニュメントとして置かれています



 
アレイからすこじま公園に咲いていた芙蓉



* 最後は帰途に見かけた広島電鉄の路面電車 *
   

(30) 「Greenmover max」 5107

この車両は国産初の完全超低床車両となる5100形だそうです

車椅子マークが付いていました


以上、内容はほとんど知らないことで
撮ってきた写真を並べただけで説明にはなっていませんが><;

よく遊んだ夏休みの2日間でした
これからが絶好の季節のはずですね m(_ _)m




カープ広島、Climax Seriesに進めー!

2009-09-09 | ドライブ・たび
  新球場荒らし^^?のKに誘われて、3ヶ月前からチケット購入していた新広島球場、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」に行ってきました。
  前の球場がどうだったか、 はっきり記憶してませんが、たしか普通のすり鉢型・・・ それに較べると、 2階席や空中サロンのようなところ (本当の名前は?) があり、 立体的な印象を受ける球場ですね。
  席に座り込んだまま、 動き回らなかったので球場レポートはできませんが、 面白い試合でしたし、 応援だけは目一杯しました。
  撮った写真で雰囲気が感じ取れるでしょうかねぇ・・・?

  空中渡り廊下のようなところ(写真5の上)に机とイスが置かれていて、ヤシの葉影も見えて、寛ぎながら観戦できるらしい。  あそこいいなぁ、と気にしながら1塁側内野席から、広島の勝ち試合を最後の最後まで観戦し満足の一日でした。


(1) 「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」に着きました



(2) 2009年09月05日 広島阪神戦は全席売切れ
 
球場に着いた時には、ダレかもう阪神ユニフォームだ!(今日はSoftBankじゃないの~?) ↑

負けずに広島応援グッズを二人分買って、、、


(3) 応援グッズ  (Click)
(4) 1時間前です  (Click)


(5) 準備運動をしています



(6) スターティングメンバー



(7) 応援ばっちり
(8) 整地や散水・・・
    えーっと、あのラーメンカップは?

散水や 闘志ほどよく 両チーム   ふじ

 



さあ、はじまるよ~!

(9)  広島カープのマスコット、スラィリー(SLYLY) 君








(10) あと1球で Play Ball! はじまります。  (Click)



(11) 超チョウ満席で~す (内野席)  (Click)



(12) 3塁側2階外野席



(13) 整列して^^? 見守ってます



(14) Nice Hit! 冷たいコーラはいかがですか~!
 


(15) ヤッター! 4回栗原の同点に追いつく2ランホームラン!!  (Click)


(16) ホームランに湧く1塁側内野席から外野席を


4回に2ラン、5回にも2点が入り〝うゎ~!″と湧いた球場ですが
もう一つ目に残る場面が、、
あわやホームランかという打球を
ライト(広瀬?)が飛び上がって捕球したとき!

勢いで壁にぶつかって着地する姿が何度もリプレイされ
ホームランのときに劣らぬ安堵と賞賛の歓声が球場を包みました。
こういうのは現地観戦の醍醐味・・・うわぁ~!
イチローだけではないんだー! パフパフパフ


♪宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには
今日もカープは 勝ち勝ち勝ち勝ち♪
バンザーイ万歳ばんざ~い!


(17) 陽は傾いても1塁側外野2階席はいつまでも燃えていました


いつまでも 秋日に燃ゆる 外野席   ふじ


(18) 17:55 ライト点灯



(19) 3塁側外野席のうしろをゆっくり新幹線が通過していきます



秋暮れて なお歓声の ハイタッチ   ふじ

(20) 勝利してハイタッチが済んだところ><ゞ

5:2 で 広島が逆転勝ちでした!


(21) 勝利の余韻にひたっています



(22) 今日のヒーローは 21斉藤投手



(23) ヒーローインタビュー



(24) 1塁側ファンにあいさつして歩く斉藤投手
 


(25) コンコース
 
1階観客席から出たところ、
勝ち試合で気持ちよいムードでぞろぞろ・・・。

段差のない幅広いコンコースで
ここからグラウンドを眺めながら、
球場を周回することができるそうです。

ドームではないので太陽の光が恐かったのですが、
行った時にはもう、すっぽり内野は建物の陰になっていて
心配した直射日光を受けなくてすみました。

終わってタクシーを捜してるときに
マンホールの蓋に「カープ坊や」を見つけました。
写真、と思ったけど人出が多かったのでチョット遠慮・・・
その後見つけられずに、それがひとつ残念でした。




ナビを頼りの始めての広島、
運転するKも自分の運転でははじめての都会、
3本もある左折レーン、5本もある車線のいったいどこを走れば、、、
道路標識を見るのに懸命で
広島の「街」の様子は全然頭に入りませんでしたーー;

なにはともあれ無事に行ってこれてヨカッタヨカッタ
Kちゃん運転オツカレー、ありがとね。

 追加  です 

コンデジで撮った動画をまとめました。
えーっと、始まったと思ったらすぐに終わります^^ゞ
応援の雰囲気と、外野席の後を行き来する
新幹線と電車をどうぞ。
音は半分ぐらいに落としていますが・・・



カープカープカープ広島 ひろしま~カープ~
♪♪♪♪ 
空を泳げと 天もまた胸を開く 今日のこのときを 確かに戦い
はるかに高く はるかに高く 栄光の旗を立てよ
カープカープカープ広島 ひろしま~カープ~

(以上、ニカニカニワカ広島カクレファンの Zoom-Zoom UPでした~♪)



阿修羅展2(付録で~す;)

2009-09-04 | ドライブ・たび
  阿修羅第2弾を書くつもりなどなかったのですが、 あ~~なんかいい忘れてる、、、ような、と言ってももう紙面は満杯で、字数オーバーで前の続きには入れられません。
  今朝になって、付録をつけることにしました、ばたばたばた・・・。

(写真(1)~(4)は 「九州国立博物館」 から提供していただいております。)

(1) 展示室の風景  (Click)



阿修羅さんのプロフィール

  阿修羅新聞というのがあって、プロフィールの紹介がありました。


  名前は、 「阿修羅」  美少年と言われているらしい。

  出身は、 奈良県「興福寺」  まずは東京に、そしてはるばる福岡にやってきたところ。  再び奈良に帰るまで2300キロの旅の途中です。  交通手段は手なんか伸ばしたままで居れるようにした特別仕様のトラックで、立ったまま運ばれたそうです。

  生年月日は、 734年1月11日(奈良時代) 1275歳!なんだー。

(2) 阿修羅さん  (Click)


  「小顔でスリム」な阿修羅さんは、 身長153.4cm、
足のサイズ22cm(サンダル23.5cm)、 ウエスト63.3cm、
私たちとほぼ同じ大きさ?の美少年なんですね。  ただ体重14.85kg によって大違いの体格、スタイルになるわけですけどネ^^あはは。

  どうしてこんなに体重が軽いかというと、 仏像が 「脱活乾漆造/だつかつかんしつづくり」 という方法で作られているからだそうで、 うるし と 布 で出来ていて、 中は空っぽということです。
  過去に何度も火災にあっていますが、 軽いお蔭で 興福寺のお坊さんが、 必死にかかえて救い出すことができたとか・・・・・
ふーん、あまり重すぎちゃよくないよという教え (^^?

 
(3) 十大弟子4軀ほか  (Click)



  職業は、 仏の教えを守るガードマン。
  仲間には、 乾闥婆/けんだつば(獅子のかぶりもの)、 沙羯羅/さから(頭にヘビがとぐろまく)、 迦楼羅/かるら(体は人間、顔は鳥)、 緊那羅/きんなら(目は三つ目、頭に角) 等が一緒らしい。

  仏像界の位では、 上から四番目。
  一番えらいお釈迦様がおられる「如来」、 如来になるために修行中の「菩薩」、 人々を必死に救おうとして恐い顔をしている「明王」、 の次の、仏教を守るガードマン「天」に、 他の八部衆や四天王と共におられるそうです。

(4) お釈迦様を護ってます? (Click)

(奥に見えるのは旧本尊釈迦如来像の頭部ほかです)


  特徴は、 6本の腕、 3つの顔、 4つの耳

  おしゃれは、 花柄の巻きスカート、 ネックレス、 ブレスレット、 サンダル、 と、とてもおしゃれですね。 

  尊敬する人は、 「お釈迦様」 だそうです。  なるほど・・・(^^)。

  阿修羅さんの体は、今は茶色に見えますが、 造られたときは赤い色をしていたんだそうです。   当時の姿を再現した、 真っ赤な阿修羅さんが、
4階の「文化交流展示室」 に居られるというので、 行ってみました。
  誰かさんの、「わちきは人間を取って喰っていた阿修羅だからね」 のコメントを読んで思い出しました。  そうだった、鬼だ、 この赤鬼の色のことを言うの忘れてたー!  造った当初は、 あんな赤鬼のような色だったんですねぇ。

  以上、 「阿修羅さんのプロフィール」 のご紹介でした。



  4階の「文化交流展示室」については割愛しますが、 私にとって思いがけないプレゼントがありました。
  ここに「シアター4000」という、ハイビジョンの16倍の情報量を持つ超高精細画像システム、 350インチの大画面、 サラウンドの音響のシアターがあるのですが、
そこで、父が村の何人かの人と、毎年、神事のために通っていたという 海の正倉院「沖ノ島」 の映像を見ることが出来たのです。

  父の郷「大島村」は、宗像市の沖合いにある「大島」と「沖ノ島」からなります。
  沖ノ島は島全体が宗像大社の御神体で、 女人禁制の島、 島で見たこと、あったことは、 他言してはならないという掟もあったようで、 母も父からは何も聞かされなかったらしい。
  ただ、沖ノ島に上がるときは、 必ず素っ裸になって海水で身を清め、真新しい褌をつけてからでないと上がれないのだと聞いていて、その日は必ず、真新しい褌を用意して持たせ、言われたとおりに大島にある 中津宮(なかつみや) に、母は早朝からお参りしていたそうです。

  私は父からは何も聞いていませんし、私が生まれる前の話でしたが、 大画面に映し出された上空からの、白波洗う島を見て、 あそこで父が禊をしたのだなと、 なんとなく懐かしく感じてしまいました。

  大島にはもう実家はなく、 墓地が残っているだけです。  長男も横浜と遠くなってしまいましたが、 墓地だけは、ここから海が見たいにチガイナイと置いたままにして、 法事などで集るのはいつもこの大島になります。


  話が横道にそれてしまいました~ (^-^)ゞ


ここから太宰府天満宮へ渡ります


動く歩道の向こう側をエスカレーターで下りて行きます



ということで、
後からの継ぎ足し継ぎ足しになってしまいましたが、
ここで阿修羅さんとお別れです。(^ー^)/~~~



阿修羅展 行ってきました!

2009-09-02 | ドライブ・たび

壁一面に描きだされた阿修羅像、やっと逢えましたよ!


  2009年08月28日(金)、  九州国立博物館  で開催されている
 特別展『興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展』  に行ってきました。
  早めに行こうと7月下旬に計画したのですが、 高速バスを予約した日が、 突然の集中豪雨が山口県を襲った2日後、 朝8時台の高速バスが1時間過ぎてもやって来ない。   乗り継ぐ時間や帰りの時間の都合もあったのでその日は断念し、
今回、○○うり旅行の阿修羅展のみのフリーのツアー、 これならゆっくり見られそうと思って、 乗りました。

阿修羅展チケット (平常展示含む 1300円)


噂にたがわない自家用車の長蛇の列・・・
ツアーバスの私たちはその横を、ちょっと得した気分^^ゞで奥へ、
すぐに館内に入ることが出来ました。

障害者用車両の駐車場も確保されていて
手前で障害者手帳を提示すれば一般自家用車とは別に
奥に入れるようになっていましたよ^^。


九州国立博物館の外観・・・うーん全景はムリ、、ですねぇ


建物の周りにはかなりの数のイス・テーブルがセットされていて
休憩できるようになっていました。

着いたときには雨が降っていたのですが、
傘は持ち込み禁止
入口付近ではこれまたすごい数のかぎ付き?傘立て、
係りの方のご苦労が伺えます。


入場して見上げた天井


外観とは打って変って、
木がふんだんに使ってある印象を受ける内装です。

装飾? 説明できない  



阿修羅展会場は3階です。 一気にエスカレーターで上がります。


3階から1階を見下ろしたところ



はいここで、

阿修羅展会場は撮影禁止なので写真はありません、
で終わりになるところでしたが、

嬉しいことに、 阿修羅展をレポートしたブログを
九博の「ぶろぐるぼ」にエントリーすることで
「九州国立博物館」から、特別展の風景写真の提供を
受けることが出来ました~!
これで私のつたない説明を写真でカバーすることが出来ます^^♪


(以下 (1)~(12)は 「九州国立博物館」 から提供していただいた写真です。)

(1) 興福寺中金堂鎮壇具 (Click)

(金や銀の小物や水晶、琥珀、瑠璃の念珠など)

左手前に白く見えるのは、水晶なんですよ
六角柱と水晶蓋付筒、ちゃんとした小さな入れ物、筒で
横にチョコンと置かれているのが小さなフタです


(2) 華原磬・かげんけい (金鼓・こんく)

中央に置かれているのが
その音はまるで
人々を悟りに導くようだった
という金鼓です。
光(ライト)によって
沁みこむようなその音が
表現されているようです。
     (Click) →



(3) 宇宙空間?に浮かぶ 阿修羅さま (Click)


  あ、阿修羅像だと把握できた辺りで、すでに連れの yoshi と逸れてしまった。
まあ何とかなるだろうと、目で探すのも止めて人波に続きました。

  左側から回れというアナウンスにしたがって、阿修羅さんの左に回ると目の前に柔らかな巻きスカートのドレープ。  左右の脇すそがわずかに上がっていることで腰の張りを思わせ、その膨らみをみせたスカートが体に沿って垂れ絡んでいる様子は、少年だと言うが艶かしい。


(4) 唇を少しかんだ左面の阿修羅さま (Click) 

(奥にはほかの八部衆の姿が見えます。)

  見上げると左面の阿修羅さんがちょっと唇をかみ締めて、じっと私を見つめているんですよ。  怒ってる様子ではなく、 「いい?判ってる?」 とたしなめてるような感じ。  その言葉を聴きながら、あまりにも動かない人の列から比較的空いている輪の後側にずれて、 目を見たまま少しずつ動いてみると、
彼もまた目を離さずに追ってきます。


(5) 阿修羅像の後側 奥に見えるのはさっき見た華原磬 (Click) 

(ほら、じっと目を離さないで見てるでしょ、^-^)

  おお、と感激しながら、無駄のないスッキリ伸びた背中、揺れるスカートのドレープを眺めながらゆっくり廻っていくと右面の阿修羅さんが急に 「ふふっ」 と笑って話しかけてくる。
  「睨まれたでしょ、あの人はいつもああだからね。」
私も釣られて笑いたくなった^^。
  その顔も、上に上げている手に一度隠れて、もう一度現れた右半分の顔になると眉根を寄せている。
  「甘くはないぞ。」 「はい、承知していますとも。」


(6) 阿修羅像 (Click)


  一周してもう一度正面から阿修羅さまを見つめました。
  私たちの言葉がよく聞き取れるように、 前で合わせた手を少し左にずらせて、 一言も聞き漏らさないように向き合ってくださってるように感じました。
  「なに? どうしたの・・・ 細かいことは後の二人に任せてるからね。」(^-^)ふふふ   話は尽きず ; もう一度ゆっくり遠巻きに眺めながら、 一周しました。

秋雨や顰(ひそ)めし眉のかげ淡く   ふじ

(7) 迦楼羅ほか八部衆と右は十大弟子たち (Click)


  ここまで連れて来られたのは、 八部衆像(はちぶしゅうぞう)のうち 5軀 (沙羯羅/さから、迦楼羅/かるら、阿修羅/あしゅら、乾闥婆/けんだつば、緊那羅/きんなら)、  と右奥、十大弟子6軀のうち 4軀 (富楼那/ふるな、舎利弗/しゃりほつ、目犍連/もくけんれん、須菩提/すぼだい)でした。

  驚いたことに傍に立つと、みんな命があるように見えます。 阿修羅像はもとより迦楼羅立像などの生き生きした姿に感嘆しました。  造ったのは天平の時代(734年)だという。 まるでその時代に生きていて、 私がそこに迷い込んだような、 隔たりのない空間、 同じ文化空間で同じ空気を吸ってるようなそんな不思議な感じ・・・・・。

  般若心経で何度も呼びかけられている舎利弗さんは、 こんな方だったのかとそのがっちりしたお顔を知りましたよ。


(8) 釈迦如来像頭部(運慶作) と仏手、 飛天 (Click)


  ここに出品されていた作品は、焼失した西金堂(さいこんどう)の旧本尊釈迦如来像の頭部と、その光背に付けられた化仏/けぶつ(3軀)、 飛天(8軀)で、 木造、漆箔(しっぱく)だそうです。
(9) 化仏 3軀


(10) 力強い 四天王



  東方を護る持国天/じこくてん、西方の広目天/こうもくてん、南の増長天/ぞうちょうてん、北の多聞天/たもんてん。
  仏師(仏像作家)は、 運慶の父、 康慶(こうけい)とその一門と考えられているそうです。


(11) 漫画による説明 (Click)


  夏休みとあって、幼い子供達の姿も多くあちこちで見受けられたのですが、要所要所に仏さまについての説明が、子供たちにも分るようにやさしく漫画で書かれていて、それを背伸びして見ている姿は微笑ましく、嬉しく感じました。
  簡単に書かれた内容はよかったのですが、頭が固くなっている私は、フムフムと目は走らせても全部残っているかどうか・・・^^;;
  この説明は、 最初に手渡された出品目録と一緒に、 チラシにして欲しかったなぁ・・・  贅沢ゼイタク(^^)ゞ


(12) 中金堂再現模型 


  出口付近では、 バーチャルリアリティ映像室があり、 迫力ある大画面で、 「よみがえる興福寺中金堂」 「阿修羅像」 を観賞することが出来ました。


  微妙な表情で心のうちをこんなにあらわにし、こんなに解りやすく語りかけてくれる阿修羅さんに 人間に近いものを感じ、とても親しみを覚えました。
  見ている時には人が多くて右往左往していたのですが、提供された展示風景の写真を見ると、 まるで天空のその世界に迷い込んだような錯覚を覚えるような雰囲気ではないですかー!
この写真を見ていると、もう一度行きたくなります。
  こんなにいい写真を提供していただいたんで、私のブログまでよくなったような・・・^^ゞ  嬉しいしとても感謝しているんですよ。   この隙間をうろうろ、 コッチの説明を読み、 アッチを回って見て、 と歩き回ったんです、、、 shimijimi^^。
  いつか私も、そんなにウロウロしないで、 さぁ~~とここを通り抜けるんですよ。  私が行くのは此処よりずっと先の阿弥陀様のところですからねぇ(^_-)-☆   ま、下界のことなど全く思い出せないぐらい、遠い先のことですけどネェ ^^あはは。

提供された全30枚のウチ15枚を使わせていただきました。
ありがとうございました~!


阿修羅展をあとにし、 4階の 「文化交流展示室」 へ。
自由に歩きまわれる広い広いスペースを、
11の部屋が囲んでいます。
ジグザグ見ている途中でやっと連れの yoshi と合流、
休憩しようと意見が一致し、
1階のオープンカフェに座り込みました。


「博多祇園山笠」の飾り山笠(静の山笠)

(1階エントランスホールに飾ってありました。)


エントランスの蓮の鉢植えとスイレン


大酒錦
招提寺青蓮
ラベンダーレディ
  
ギガンテア・Nymphaea.Gigantea (Click)
            (熱帯性スイレン)

こむらさき阿修羅に逢へし日のそぞろ   ふじ

コムラサキ・小紫  (クマツヅラ・熊葛科 ムラサキシキブ属)

(博物館の裏庭で色づき初めていました。)


大宰府天満宮への出口

太宰府天満宮へはここから
動く歩道とエスカレーターで繋がって?います。
下りてみましたがそれは、またの機会に、、、。 


最後に「古代九州の国宝」の宣伝を(^^



まだ見残しているコーナーもあるし
「古代九州の国宝」・・・大いに気になりますねぇ^^。


長府庭園(その2)

2009-08-01 | ドライブ・たび
  前回は 孫文蓮・長府庭園 で庭園の、書院と池の周りの庭を紹介しましたが、今回はそれ以外の庭を写真でざっとご紹介します。

(1) 散策みち
(2) 途中の茶室     (20坪)


(3) あずまや
あずまや越し、池越しに見える書院


(4) もみじの大木  

松、桜、椿といった木々があるのですが
今回一番目を引いたのは青々とした立派なもみじの大木
150本以上あるらしい・・・
秋にはまた違った色彩で楽しめるでしょうね


(5)



(6) 毘沙門天、釈迦如来、大日如来



(7) 羅漢像  ナニかを拡げて読んでられますよ



(8) 庭を流れている小川



(9) 菖蒲の花のあと




2台のカメラで同じところを、一番広角側で撮りました。


(10) ↑(焦点距離8㎜ F/2.8 1/160 ISO-160 Pオート)

(11) ↓(焦点距離18㎜ F/6.3 1/160 ISO-400 Pオート) 




(12) きのこ3種


(13) タマスダレ
(14) ムクゲ


(15) 不明の花
   


(16) ヤブミョウガ (名前が分りましたPu'uwaiさんありがとう!)
 


(17) シモツケ(下野)にそっくりですが・・?
 


(18) オミナエシ 
 


(19) ハギ もう咲いていました



(20) 立派な木瓜の実! やっとホンモノを見ました



(21) 蓮



大きな蓮の葉に見送られて長府庭園を後にしました。


*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪゜'..:*:・゜'..:*:・♪'..:*


「あれぇ? これでおわり? えらく手抜きじゃないの・・
写真をべたべたーと並べただけ、不明の花もそのままだし・・・」
おお、おお、おおともよ、 これで終りだよ~n。
世は夏休みですよ、私ももう夏休みモードに入っちゃったよ・・
いいなぁ夏休みのある人たち、、、夏休みなんてないんだもん、、、
「な~に言ってるの、一年中夏休みみたいなモンじゃない」
ぜ~んぜんぜ~んぜんそんなことないよぉ・・・

ん~n・・ただダラケタイだけかなぁ ^^ゞ


そうだ! 黒い蜻蛉を撮ってたのを忘れてました!
追加します。

古代蓮には蜻蛉も珍しい種類が訪れる・・・? 


 チョウトンボ! だそうです。

hama² さんからのコメントですぐに分りました。
ありがとうございま~す!



これだけじゃ格好が付かないのでときわ公園の夏の花を
↓ チョロチョロッと纏めたので置いときま~す ↓



孫文蓮・長府庭園

2009-07-21 | ドライブ・たび
 ♪ 今日はいい日~ おめでとう~ ♪ 

今日のいい日を祝してるのでしょう、朝から雷さまも大音響で
☆気合はいかがとキアイを入れております☆ ので
気合いを入れて、「孫文蓮」が開花したという長府庭園をご紹介します。

  下関市の長府は、 江戸時代には長府毛利藩5万石の城下町だった町で、
 「長府庭園」 は、 長府藩の家老 西運長(にしゆきなが)の屋敷だったものを整備し、 池を中心に書院、茶室、あずまやが残された、 敷地約33,000㎡の廻遊式日本庭園です。
  池を巡って四季おりおりの自然を楽しめるようになっているらしいその池に、中国「孫文」ゆかりの「孫文蓮」が、 例年より20日も早く開花したというニュースです。
子供が誘ってきたので、 開花にあわせて早朝開園するという18日(土曜日)、
♪何かいいことがあるかも^^♪ と早起きをして行ってきました。


(1) 早朝 05:30 に到着しました



(2) 書院玄関



(3) 皆さんが集っているところに咲いてるのが孫文蓮 


  「中国革命の父」孫文は田中隆の支援に感謝して、 「中国では、蓮は君子の交わりを象徴し、 蓮の実は同士の契りを表します。  その蓮の実を貴方に贈ります。  どうか花を咲かせてください・・・」  そう言って蓮の実ののし袋を手に握らせたのが1918年。

  その後、ハス博士大賀一郎氏に発芽育成が託され、 東大農学部付属緑地実験所で、 4粒のうち1粒が発芽し、 「孫文蓮」と名付けられたそうです。
44年振りのことだったそうで、 それから更に32年後の平成6年、 やっとこの長府に根を降ろすことになったのだそうです。

  『熱い想いのハスの実が 大正時代、下関の料亭で孫文から田中隆に渡され、76年ぶり、ゆかりの下関・長府に花開く』 とパンフレットにあります。
  昭和35年8月8日、 「孫文蓮発芽式」 というめずらしい儀式も行われたらしい。

(4) 最初の1枚 

孫文蓮・sonbunrenn (スイレン科)

(5) 美しいウスピンクのふちどり 

やさしく包み込むように丸みをおびた花びら
(花言葉 : 神聖、 過ぎ去った愛)

この蓮は夜明けと共に咲き始め
早朝に満開となって午後には再び閉じる。
これを2、3日繰り返し
4日目にはすべての花弁を落として花托となるそうです。


(6) 蕾もいくつかありました  
(7) 既に花の散ったものも 


(8) この日咲いていたのはこの1輪だけでした 

フォトストーリーにまとめました(↑Click)



(9) 帰り間際の 07:35  花は開ききっていました 

この時間には花びらも2、3枚落ちていました


以上、「孫文蓮」をざっとご紹介しました。


この日はお茶とお菓子の接待(無料)もあるということで、
書院にあがりいただきました。



 

お茶はしいたけ茶、お菓子は蓮の実が入っている
「はすの実甘納豆」「厚切りれんこんチップス」などでした。

  
上の二つのお菓子と、「はすうどん」をおみやげに買って帰りました。

はすうどんは、蓮の葉をねりこんであるということで、
美しい薄い黄緑色で〝しこしこもちもち″とてもおいしかったですよ。


(10) お茶をいただいた書院の部屋 


早朝5時開園だというのに開放するだけでなく
10人ぐらいの女子職員の方が、訪れた私たちのために
説明したり、お茶を入れたりしてくださいました
〝ありがとうございました″


(11) 書院からながめた庭園 



(12) 左側の方 



(13) 右側の方 



(14) 庭に下りて左に廻ったところ



(15) 池を挟んで書院の反対側から 



(16) 池に沿って廻ったところ



(17) スイレンの池 



(18) スイレンの池 



スイレン池の向こうの方に
すっくと伸びたがまの穂を見つけました!
♪が~まの穂絮にくるまれば~
うさぎはもとの白うさぎ~♪

というではありませんか・・・☆!
人にはイエンけど胃炎の人にはイイかもシレン・・・^^
孫文蓮よりもこっちの方がきっと喜んでもらえる
はず ・・・ということで
スイレン池に凛々しい姿を写すがまの穂を!

(Clickしてもう1枚)
穂絮にくるまれたように気持ちよい1年を重ねられますように


  書院の前に広がる池の周りをご紹介しました。
  とてもしっとりしたみどりの庭園が分ってもらえたかは少々自信がありませんが、 山の方からこの池に小さな川が流れ込んでいて、 その川に沿っても四季それぞれの花木が植えてあり、 そちらも回遊できるようになっています。
  その様子はまた次回に・・・ということで今日はこれで、、





安来(足立美術館・Adachi Museum of Art )

2009-05-15 | ドライブ・たび
  翌2月26日9時、足立美術館へ行くために松江から電車で20分の 安来(yasugi)駅に降り立ちました。
  「スーパーおき」の旅はコレで終わるつもりですので、今しばらくのご辛抱を~^^。

安来駅前


安来駅ホームの向こうは、日○金属安来工場



  40分待てば、足立美術館へのシャトルバスが出るのですが、時間がもったいないのでタクシーで。
 R45を南西に20分下がったところにあります。

  足立美術館には15年前に一度来ていますが、そのときは秋季特別展の真っ最中で、あまりの人の多さに立ち止まることも出来ない状態でした。
 
  良さそうだった日本庭園も人の肩越しに見たかどうだったかほとんど記憶にないのが心残りでしたが、今回は2月の平日ということもあって、ゆっくり見ることができました。  入館料は 2200円。


 足 立 美 術 館 

 足立美術館 は130点もあるという横山大観のコレクションで有名ですが、
名画だけでなく、50,000坪の広さを持つここの日本庭園は、
6年連続、日本一に輝いているんだそうです。


  今回は冬季特別展として、《足立美術館をつくった男「足立全康の眼」》の開催中でした。  横山大観(24点)ほか、竹内栖風、橋本関雪、 よく知ってる名前には
上村松園、伊東深水などもありました。
  私としては入口近くの陶芸館で、河井寛次郎、北大路魯山人の作品展示をやっていたのが嬉しかったです。 
  河井寛次郎さんは島根県立美術館に続いて二日に渡っての観賞となりました。

  美しく整えられた日本庭園は、建物を囲むように造られていて、寿立庵を除いてはすべて建物の中から見て行くことになります。


(1) 最初に見えてくる 「迎賓の庭」



(2) 廊下の隅に置かれている木炭の飾り



(3) 苔を主体とした京風な 「苔庭」



美術館の主庭 「枯山水庭」


この「枯山水庭」が
一番規模が大きい庭に
なるようです

(4)右側


(5) 「枯山水庭」

ガラス越しに斜めに見てますが広さが出せません><;


(6) ロビー正面の「枯山水庭」

中央縦線はガラスの板です。


(7) 「枯山水庭」が見渡せるロビー



(8) 枯山水庭が一望できる喫茶室「翠」




(9) 美術館の名物「生の掛け軸」

床の間の壁がくり抜いてあるんだそうです。


(10) 横山大観の名作「白砂青松」をイメージして造られたという庭



窓からの景色は額縁に入った絵画さながらです。

(11)



(12)



(13)



(14)



(15)





(16) 「池庭」の方へ渡る途中の中庭



(17) 池に鯉も泳いでいる 「池庭」



(18) 池庭の水音を聞きながら喫茶室「大観」でお昼
 



茶室 「寿立庵・juryu-an」


京都桂離宮にある松琴亭を模して建てられたという茶室です。
お抹茶一服と拝観料で1500円別料金、奮発しましたーー;


(19) 茶室「寿立庵」への入口付近の朝のお手入れ?の最中

サーっとやってサッと切り上げるという感じです。
定期的に30分位の手入れをされてるのだなと思いました。


(20) きれいになったところを通って「寿立庵」へ



(21) モダンな襖の引き手金具
船のカイの形
市松模様の襖、船の帆の形の引き手



(22) 和室八畳に通されました

雪見障子のようにガラスが入っています。


(23) 和室八畳の畳床



(24) お抹茶をいただきました。 お菓子は名も味も忘れましたーーゞ

部屋の角の向こう目線上、庭に見えるのが「腰掛待合い」

(25)
(26)


  この寿立庵では庭を散策してもいいということなので、突っ掛けをツッカケて歩いてみました。
  そんなに大きな庭ではありませんが、ほかにお客もなかったのでのんびりと、敷石伝いにあっちへ行ったりこっちを覗いたりしました。
が、ノンビリし過ぎて、3畳の茶室を見ないで出ることになってしまった><;


(27) 庭から見た和室八畳



(28)



(29)



(30) (22)(24) で見えている庭  和室八畳の軒



この にじり口↓ からでも、1枚撮っとけばよかったー><
部屋に戻ったところで他のお客さんが見えた様子に
そそくさと出てしまった。

(31) 3畳茶室のにじり口

そのまま3畳の茶室に廻っても、ぜんぜん構わなかったのに・・・ーー。。
ザンネーン! あほやねぇ・・・・・

(32)



(33) お帰りはこちらから



(34) 寿立庵の外回り





  あまりにも整いすぎてる日本庭園で、見ているうちに、生活のニオイのする庭を心の内に望まないでもなく、見終わってやがて悲しきの思いもしないでもありませんでしたが、そこはそれ、美術館創設者足立全康の言葉「庭園もまた一幅の絵である」と思えば・・・、美しいものを見たという思いの方が上回りました。
  辺鄙なところにあり(失礼、よそ者なんでマイカーだと分りにくい^^ゞ)、名画だけでは持たないと考えて造られた庭だそうで、どこから見ても絵になる、素晴らしさで、それは成功していると思いました。


  このあとミュージアムショップで、A4二つ折りのクリアファイルやマルチクリーナーなどお土産を買い、シャトルバスを利用して安来駅から再び〝スーパーおき″の人となり山陰の旅を終わりました。





さてさて足立美術館のカタログほどの通り一遍の写真を見せられ、
もう、ウンザリですよね~><ゞスンマセン。
3回にわたった長編を、ここまで見てくださってありがとうございました。


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  一緒に行ったyoshiの Photoblog、
  このブログは主に留学生や帰国した人たち宛にアップしてるようです。

     松江・安来7
     松江・安来8
     松江・安来9


松江2(島根県立美術館・宍道湖)

2009-05-06 | ドライブ・たび
  市内観光の後は、宍道湖の湖畔にあって、宍道湖周辺夕日スポットの一つになっている島根県立美術館に行きました。
  宍道湖に沈む夕日は日本一の美しさということです^^。 それにここは、NHK朝のドラマ「だんだん」で、主人公のめぐみたちが歌を歌ったロケ地でもあります。
  でも一向に晴れる兆しのない、どんよりした空・・・なんですが、、、。



 ◇ 島根県立美術館  SHIMANE ART MUSEUM  


  宍道湖畔のとても景色のいいところにあり、前庭だけでなく1階ロビーや2階展望テラスからも宍道湖に沈む夕日が見られるように、平素は18:30までとなっている開館時間を、3月から9月は日没時刻の30分後まで延長して、美しい夕景を楽しむことが出来るようになっています。

(1) 外観の曲線が美しい印象的な建物
       エントランス


 (2) 美術館中2階ロビーから前庭を臨む

中央、「だんだん」のヒロイン茉奈・佳奈ちゃんたちが歌っていたところで
誰かがポーズをとっています。 (大きくして見ると分るかも)

(3) 上↑の写真を撮ってるわたしで~す^^。

リュックを背負ったまま座り込んでカメラを構る私をyoshiが撮りました。


(4) うしろを振り返ると2階の天井



  松江開府400年ということで、地元島根県出身の陶芸家河井寛次郎展が開かれていました。  はじめて目にする名前でした。  陶器の価値などぜんぜん判らない私ですが、その作品は、一つ一つ近寄っていって見たくなるような、親しみを感じる陶磁器たちでした。
  彼は、沢山の「ことば」も残しているらしく、太い毛筆の力強い縦書きの文字が展示してありました。

   「おどろいて居る自分に おどろいて居る自分」
   「過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今」

  ちょっと面白いと思い、こんな言葉が印象に残りました。
   河井寛次郎記念館 は京都にあるそうです。


(5) この前庭を下りていくと宍道湖です



(6) 上↑の左奥に見える彫刻 《宍道湖うさぎ》

籔内佐斗司(やぶうち さとし)作 《宍道湖うさぎ》1999年

  12羽のうさぎが、飛んで跳ねて飛んで跳ねてを繰り返し、最後に宍道湖を見ているのだそうです。
  最近では、前から2番目のうさぎを触ると幸せが訪れ、宍道湖名物“しじみ”を供えるとその効果がアップすると言われているとか^^。
  しじみの持ち合わせがなかったとみえて、しじみに交じって代わり?に小銭が~^^


(7) 少し歩いて向かいの公園から見た島根県立美術館

屋根右側の黒っぽい部分が展望テラスで、夕日展望台になっています。

  右手(西)に見える島が宍道湖に浮かぶ「嫁が島」です。  島のシルエットが絶好のアクセントとなり、いっそう夕景を引き立てるようです。
  でも、今日はどんよりと曇り空のまま、夕日はとても望めません、ザンネンーー;
 



 ◇ 宍道湖(しんじこ)  SHINJIKO
 
  宍道湖は、<周囲の延長>約45㎞ <面積>79.1k㎡ <水深>3~6m の全国で7番目に大きい、真水と海水の混ざりあった汽水湖です。
  特に湖の向こうに沈む夕日の美しさは日本一と言われていて、日本夕陽百選にも選定されているそうです。


(8) 島根県立美術館2階展望テラスから見た宍道湖
(2009/02/25 16:11 F4 1/1000 光源(ホワイトバランス):蛍光灯 Pオート撮影)

これは↑ ホワイトバランスの光源を蛍光灯にして
プログラムオートで撮っています。

  自然な色のままがいいという向きもありましょうが、折角の宍道湖、きれいな色にしたい気持と、試したい気持で光源を蛍光灯にして撮ってみました。
  左手前かどに写ってるのは、展望テラスの手すりです。

実際の色は
この色に近いものです。→

下側の3分の1ぐらいを
トリミングしています。
 (9) (8)と同位置からPオートで撮ったもの

(F5 1/640 ホワイトバランス:オート Pオート撮影)

中央アタリ沖へ向かって船が1艘、その手前右はブイ(浮標、浮き)

(10) 上(8)の右半分のアップ



(11) 美術館前庭から宍道湖大橋を右手に

(2009/02/25 16:12 F5 1/500 ホワイトバランス:蛍光灯 Pオート撮影)


次はオートで撮って、パソコンで色補正をしてみました。


(12) 下 (13) の下側をトリミングしたもの
 

(13) 下 (14) をPCで色補正したもの(-赤 +青)


(14) プログラムオートで撮ったもの

(2009/02/25 16:44 F4 1/160 ホワイトバランス:オート Pオート撮影)

中ほどから手前に点々と見えるのはカモの類
遠くに少し大きく見えるのはブイ(浮標、浮き)

(15) 嫁が島 ( (13) 左奥のアップ)

リンク先は、色補正なしのもの


いやぁ~、宍道湖で遊んでしまいました~!
宍道湖の終りは、色補正なし、これが精一杯の1枚で閉めましょう。


(16) とうとう夕日が臨めなかった宍道湖

(2009/02/25 16:46 F5.6 1/160 ホワイトバランス:オート Pオート撮影)




さてさて私たちは、ザンネン満足半々気分で宍道湖をあとにし、
松江駅前のホテルに宿泊、翌朝電車で次の予定地「安来」へと向かいました。


(17) 朝の松江駅前の通り



(18) 8時5分前の松江駅

水が流れています
ようこそ「水の都 松江へ」

21世紀は〝水の世紀″
  水への〝親しみ″
  水のもたらす〝癒し″
市民の貴重な財産として未来へ繋ぐ
 2008年(平成20年)12月
 松江開府400年祭
 ・上水道通水90周年記念
       松江市・松江市水道局
(19) 駅前のモニュメント


(20) 松江駅のホーム


(21) アクアライナー


(22) 電車最後尾に乗って松江を後にしました




  そうそう! これは食べてみないと、と思っていた、ドラマ「だんだん」のシーンに度々出てきた 『しじみカレー』 を、 駅前の 「松江テルサ」 1F の 珈琲倶楽部
(TEL0852-28-6283 8:30~18:00)でいただきました!  しじみが殻ごと入っていました。  しじみのだし汁が使ってあるという一味違った酷で、おいしかったー、です。
  番組のために作られたカレーだそうですが、どんぶりご飯というところもまたいい。(^o^)。
どんぶりご飯にルーをどば~とかけたところ



  食後のお抹茶をいただいてると、、、 そうなんですよ、 飲み物の中に抹茶もあります。   不昧公(ふまいこう)とよばれた藩主、松平7代治郷(はるさと)が茶を愛したということから、松江にお茶と和菓子の文化が根付いてるんだそうです。
  そのお茶を飲んでると突然頭の上のほうで音楽が~!

6時です カラクリ時計です



  お土産に買った、 彩雲堂の不昧公好「若草」 (松平不昧公の詠んだ歌
    「曇るぞよ 雨降らぬうちに摘みてむ 栂尾山の春の若草」
 に、ちなんで名付けられたとか) も、「ゆずしじみ」も、おいしかったですよー!
 


↑Picasa2で試作

←Picasa3で試作

  順番、傾き、大きさは
  自由に替えられます。

背景 : Picasa3 の
    ソフトフォーカス効果を
    使用したもの



ということで今回は、ちょっとごちゃごちゃしておりますが、
Picasa によるコラージュ試作品?で遊んだところで
終わりにします。  ではではまた・・・


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  一緒に行ったyoshiの Photoblogです。

     松江・安来4
     松江・安来5
     松江・安来6 2月26日(木)



松江1(ループバスと堀川めぐり)

2009-04-30 | ドライブ・たび

・ ・ ・ ・ ・

本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる 日々の中に
かけがえのない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれていく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと

そのすべてにありがとう

NHK連続テレビ小説「だんだん」
〝いのちの歌〟から抜粋

写真は島根県立美術館屋上から見た宍道湖


  どうもわざとらしいよねぇ、、、めぐみがちょーっと調子よすぎ、、、などと言いながら見はじめたNHK朝の連続ドラマ「だんだん」でしたが、3月に終わりましたねぇ、、もう終わって1ヶ月経ちましたが^^ゞ
  その終わるひと月前の2月終りに、春になる準備運動?を兼ねて、子供のyoshi と二人でその「だんだん」の舞台、山陰に出かけました。

  山陰には新山口から「特急スーパーおき」が出ていて、今は乗り換えなしで米子まで4時間13分で行けます。 私にとっては乗り換えなしが魅力です^^。

(1) 特急スーパーおき(キハ187系) 


白ピンク 梅の郷国 行く列車   ふじ


  車窓を見ていると、白、あっ今度はピンクと旬の梅の花が次から次へと流れていきます。 今は日本中どこまで行っても、梅のあるこんな景色が続いてるんだろうなぁと思いながら、久しぶりにしばし列車の人となり、12:35 松江駅で降りました。
  「だんだん」というのは、この地方の言葉で「ありがとう」という意味なんだそうです。



 ◇ 観光ループバス ぐるっと松江「レイクライン」 に乗って


レイクラインバスは

  1回の乗車は 200円
  1日乗車券は 500円  ⇒

  1日乗車券は
  一日中、何度乗ってもOKで、
  乗ってから車内で買えます。
  それに、この乗車券を見せると団体割引が受けられます。 が、私たちは廻った3ヶ所とも、すっかり提示するのを忘れていました^^ゞ。

(2) レイクラインバス





     昇降口はバリアフリーになっています 







(3) 水の都 『松江』


(4) 県庁前 _

(5) レイクラインの窓から 
川の真ん中に小さく見えるのが、
これから乗ろうとしている「堀川めぐり」の遊覧船です。

(6) 宍道湖大橋 _

宍道湖から大橋川へとなるところ。 町と町をつないでいます。


  武家屋敷通りにある、小泉八雲旧居と並んでいる「小泉八雲記念館」に入ってみました。
(7) 小泉八雲旧居
  塩見縄手(しおみなわて)と呼ばれる、松江城の北側堀沿いの通りにあります。

  「耳なし芳一」(怪談)や日本文化の紹介者として知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ですが、入口付近に展示してある八雲遺愛の文机、椅子を見てびっくり、机が異様な高さなのです。
  説明によると、大変目の悪い彼が、書物に顔を近づけて見るために、前かがみにならなくてもすむように、机の方を目の高さに近づけて作らせ、使用していたのだということです。
小泉八雲家の家紋 -
「鷺」のスタンプ -






  松江城を囲むお堀を屋根の付いた小さな船で約50分かけてめぐります。
料金は大人1200円、私は障害者割引を受けて600円で乗せてもらいました。



(8) 遊覧船乗り場入口

突き当りが乗り場
(9) 地ビール館(お土産屋さん)

ここは素通りして


(10) 松江堀川ふれあい広場発着場を出発



(11) ときには川辺から枝を伸ばす木々を見上げながら


(12)

 時にはカワウの歓迎を
 受けながら

 カモ類も三々五々
 のんびりと泳いでいました


  低い橋のときには
  船の屋根が
  橋の高さにあわせて
  下げられます


(13) あの橋の下をくぐります


 (14) 橋の下

  橋は全部で16もあり
  中にはとても低いところも
  ありますよ~





↓下のように
低い橋の時には

みんなで
このコタツに
頭を載せて伏せます
(15)冬季の船にはこたつ


(16) こんな橋の下も通ります


(17)
  堀からみた佇まい

船上からは城下町松江を垣間見ることが出来ます
お堀からは水辺に四季おりおりの木や草花が楽しめるらしいのですが

(18) あじさい

  雪の冬でもなく、
  花咲く春にはチト早い
  2月末では、
  ちょっとさびしい
  お堀めぐりだったかな・・

 でも、
  5月になろうという今頃は
  草木の彩り
    満々でしょう



  さあ、やっと 松江城 が見えてきました!  当然のことですが堀川めぐりはこのお城をぐるっと廻っています。 別名「千鳥城」とも呼ばれているというこのお城の天守閣は、国指定重要文化財となっていて、遊覧船からもわずかな時間、その端整で優美な姿を見上げることが出来ます。

(19) 端整な姿「松江城」

鯱鉾(しゃちほこ)は木彫銅張りで、高さは2.08メートル
日本現存の木造ものでは最大のものだそうです

(20) 船から見上げる松江城の凛々しい姿


半日の松江滞在では、松江城まで行くことはできませんでしたが
船から見上げる姿もいいものでした。

(21) 最終コーナー、左手奥に小泉八雲旧居のある武家屋敷通り

先ほどレイクラインバスを降りて歩いたところへ戻ってきました
この辺りはゆったりした景色が流れます

バイバ~イ



(22)



(23) 武家屋敷のある通りからターンして


 発着場に
帰ってきました~ 


またのお越しをお待ち申し上げます
「だんだん」


 ということで堀川めぐりを終わりました
次は、再びループバスに乗って「宍道湖に沈む夕日の美しさは日本一」
と言われる夕日スポットに向かいました。

でも、夕日など全く望めそうにない曇り空・・・です。
その様子は、 また 



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   私より写真のセンスがいいので言いたかないけど><クー、、
    一緒に行った yoshi の Photoblog でもって、
    私の足りないところをカバーして見てくださ~い。 

      松江・安来1 2月25日(水)
      松江・安来2
      松江・安来3