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余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

千林尼石畳道って描ける?

2012-11-10 | 写真・カメラ
  食欲の秋、芸術の秋、スケッチの秋、、、ということでこの秋は、毎週のようにスケッチに出かけました。 スケッチしたいねぇという私たちを絵画教室の先生が、誘いだしてくださったのです(^^)。 ついて行くのはほんの希望者なので4、5人なんですが、この秋スケッチしたところをざっとご紹介してみます。

  08/30 09/08 の二日間は、馬場良治日本画展「四季を描く一瞬」の前期と後期を鑑賞し、その後会場の近くの「千林尼石畳道」でのスケッチです。
馬場良治日本画展会場


史跡「千林尼石畳道」説明板

つやつやと硬くて赤い
椿の実


「千林尼の石畳道」は、毛利藩勘場が設置されていた船木と、厚東や宇部方面を結ぶ主要幹線で、農作物を厚東川船着き場へ運送する流通経路でもあったようです。
人馬の往来が困難であった峠越えの山道を見かねた 千林尼さん(ときわ公園の近くの大沢というところでお生まれの尼さん)が、一生を托鉢して浄財を集め作ったと言われる現代の舗装道路ともいえる石畳道です。
  現在は、棚井と船木山田間(4Km)に5カ所約200メートルに残っているようです。
道筋には、「お駒堤」や「醴泉」、「道祖神」があるようですが、私たちはそこまでは行かず、第二石畳を過ぎたあたりで座り込んで、スケッチをしました。

第一石畳(棚井側入口すぐ)   千林尼石畳道を行く     第二石畳


(2012/08/30)     千林尼石畳道      (2012/09/08)



アキノタムラソウ


帰り道 秋草の咲く山道や石畳  ふじ



09/20 09/27 の2日間は、「ときわ公園」 です。

(2012/09/20) 彫刻野外展示場エリア の一部


野外展しばし風かぐトンボかな   ふじ

いつものウォーキングの人たちも


秋のぶどう棚の下


  鳥インフルエンザを防ぐため工事中のペリカン島


(2012/09/20)

← 防鳥ネットの工事中でした。   .

彫刻13 時の木もれ日


彫刻2       野外彫刻 (2012/09/20)       彫刻17

虚構の伝説  底流   .


9月27日には ときわ湖の北西にある 「コスモス苑」 に。

コスモス苑あたり (2012/09/27)



オレンジは満開でしたがピンクのコスモスはまだまだの様子

エノコログサ、メヒシバ? が銀色に輝いてとても美しい・・・・・



10日後の 10月7日 もう一度行ってみました 今度はピンクが満開でした


コスモスや宇宙の風になびいてる   ふじ









10月6日には、山口市の 「矢原河川公園」 でスケッチでした。

  今は無料になった宇部有料から自動車道で40分弱で到着したような? 早い!
維新公園のところで自動車道を下りて南へ、いかにも無人駅に違いないと思えるような 山口線「矢原駅」 を横目で見ながら椹野川にぶつかったところで川沿いに左へ。  すぐに河川敷に作られた公園が広がっていました。
  この公園は私は初めてでしたが、広い河川敷には大木でこんもりしたところもあり、河川敷なのに不思議な感じです。

大木はクヌギやエノキなどらしいです


矢原河川公園 (2012/10/06)


いや~~赤いカニが泳いでて・・・・ ンな訳ないですねぇ^^あはは
曼珠沙華が咲いていたのです。 分からないと思って大きくしましたー><ー

河川に向かってスケッチしていると、どこからともなく笛の音が・・・・
どうもあの桜紅葉の木の下で誰かが吹いているらしい。


笛・・・・ オカリナ? リコーダー、、とは少し違うような・・・
あ、これは「コンドルは飛んでゆく」だ、この楽器は何だったか・・・・
などと思いながらスケッチしました。
こんな広い自然の中で、生の笛の音、なんと気持ちよく聴けること!
楽器がケーナだったからだろうか・・・・

聞けば、楽器は「ケーナ」でご夫婦で同好会に入って吹いておられるとのこと。
二重奏はぴったり合っていて、素晴らしい時間をもらったような気がしました。

河川敷ケーナ色なき風に乗り   ふじ







26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
矢原 (照れまん)
2012-11-10 20:04:52
こんにちはー
ここにある絵は、全部fujimさんが書いた絵なの??
素晴らしい!!
これだけ描けたら 大したもんですよ。
最初の2枚なんか、写真と思って見てしまった。よく見ると、絵なので驚いた。
またゆっくり来ますので、今日の所はこれで・・・・。
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照れまんさん 矢原ですけど (fujim)
2012-11-10 21:31:23
照れまんさん チガウチガウ^^。
ここにある「絵」は、私が描いた「絵」ですけど、「写真」は「写真」ですよ~~。
写真を絵と間違えたでしょう^^あははは
こりゃあ紛らわしいと思って今、書き直しました。
写真と間違えるほどの絵は、描けませ~~ん!

最初は自分が描いた絵なんて見せるのは恥ずかしいと思ってたけど、何度か発表展示会なんかを経験すると、だんだん麻痺してしまうものですね、ま、いっかぁと思ってしまう^^、厚かましくなってるんですねきっと。

矢原は残念ながら、河川敷のほんの一部、自分が描いたところしか撮ってないんですよ。 なので広々とした河川敷の雰囲気も撮れてません。 次はスケッチではなく、写真を撮りに行ってみなければです(^^)。
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彼岸花・J ・pu (紅いかに!)
2012-11-11 00:13:59
fuさん いいねぇ! 絵うまい!
絵はいいねぇ!写真とは違う趣があるよ。fuさん、堂々と自作の絵画を出すと、クセになるよ。「もっとうまく描いてみて貰おう」って気持ちになるよ。それが、また励みになるんだなぁ! 
私のフラも「見せられるような代物じゃございません」なんて思ってたのは、ずーーーーーと昔のはなし。今じゃ、「見てね。踊るから」だよ。

写真はお天気がよいといいけど、曇りは暗くなるよね。色も今一、ぱっとしなくなる。絵はずっとイメージ通りに自由に表現できるから、ここのfuさんの絵も安定したやわらかい色使いがいいなぁ。と見てて思った。

俳句もぽこぽこ出るね。それが何となく俳句詠みが詠んでるように見えるから不思議。いつも謙遜めの言葉と裏腹にいい句だと思うよ。fuさん自信を持っていいと思うよ。

来週、14日にボラでね。やっと三味線の仲間とフラからも2人応援が来るのでホッと一息ついたところ。主力のギターとオカリナが不参加だからきついと思ったけど、ソプラノと元高校の音楽の先生が伴奏してくれるから質の良い音楽を届けられると思うよ。12月のボラを最後に大きいボラはもう引き受けない。調整する私の神経が持たないわ。「無理しないで」と言いながら、「こっちの身にもなってよ(協力してよ)」とお腹の中で思うのよね。まぁ、何とかなりそうだ。 ブログも書いてないけど仕方がないね。
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Puさん 証拠の曼珠沙華よ (fujim)
2012-11-11 17:22:45
「絵うまい!」とは嬉しいねぇ(^^) 描いた絵を写真に撮ってみると、まあ、大きくし過ぎなければいいか、ということでね。 行きましただけよりも、描いた絵もチョロッとあった方がいいかぁと思って。
フラなんかだと特に見てもらった方が楽しいでしょうね。 自分たちだけで踊ってて楽しいのとはまた違った喜びがあるよね。

>fuさんの絵も安定したやわらかい色使い・・・< うふふふ 性格が現れるらしいよ。 「まあ、優しい色で、性格がよう現れちょるね。」と口々に言われる。
あはははちゃんと心得てるよ。 「シャンとせん色でシャキッとせんねぇ・・・」にも繋がるからねぇ^^。 最近はだいぶ絵の具の使用量も増えたかしらん。

>俳句詠みが詠んでるように見えるから不思議< あはは これも嬉しいけどねぇ、、、私の句でそう見えるということは、Puさんも私程度のレベルしかないということよ^^。
わいわい句会のPuさんの句は今回、考えすぎだろう、と思ったよ。 情景はすごく分かるのに、前回のようなPuさん得意のキレが損なわれたかなぁと思った。
Puさんに自信を持っていいと言われると持たないわけにはいかないけど^^、照れまん師匠に「わいわい句会誌」に掲載してやる、と言われるぐらいの句を詠んでみたいもんじゃ

何人かがまとまらないとできないボランティアは、いろいろ大変と思う。 必要人数が集まらないのは辛いかもしれないけど、一人ではできないことだからペース落とすのは仕方ないね。 落として、自分もほかの人も楽しめる程度、これね。

官公庁が募集してるボランティアだと、人集めの苦労はなくなる、けど、自分の希望する病院だけというわけにはいかないと思うけどね。
やれば充実感は生まれるからいいんだけど、腹が立たない程度、 ということで行こう^^!
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千林尼 (照れまん)
2012-11-12 20:11:56
こんにちはー
ゆっくりとリンクも全部読ませて貰いました。
千林尼石畳 など 山口県に住んでいても 知りませんでした。
昔の人が 一所懸命作った道なんですね。
その道が 草ぼうぼうにならずに 今でも通れるように整備されているのが素晴らしい!

矢原も懐かしい!偶然にケーナが聞こえたなんて、最高☆そんなことは滅多にないですよ!おかげで、俳句が出来ましたね。
他の俳句も ゆっくりと味わいながら 読ませて頂きました。
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fujim画伯の生スケッチ!! (小太郎)
2012-11-12 23:32:32
こんばんは^^。
千林尼石畳道ですか!
下草なども綺麗に刈られていて、いい散策道が残ってますね~^@^
先日大島で”おおかん道”の石碑を見ましたが、とても歩けそうな感じではなかったですよ^^;

それに、fujim画伯の生スケッチ!!
これはいいですね~!これぞブログって感じです(^-^)
それにしてもササッとこれだけの絵が描けるとは素晴らしい^@^
それぞれ写真とスケッチがセットになっていて、なるほど・・と見入ってしまいました^^。
どの絵も上手いな~と思いますが、虚構の伝説と最後のケーナを聞きながらの絵が好きです。
大きな木の幹がいいですね~、色の濃淡だけで・・うまく表現できるもんですね@@

河川敷ケーナ色なき風に乗り
季語がないんじゃ??と思いましたが、色なき風が季語なんですね~^@^
やはり俳句は奥が深すぎ~(。-_-。)
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fujimさんの画風が分かる絵ですね。 (saganhama)
2012-11-13 11:40:57
こんにちわ(^^)
写真と絵を並べられるのはfujimさんしかいませんね。彼方此方の公園や観光地に行くと必ずといって良いほど描かれて人をみますが、何時もそれをみて羨ましく思ってます。
控えめな淡い色使いが私は好きです。今回の絵は秋を意識されてのことでしょうか、どれも秋色(私のイメージはブラウンですが)の風情がよく表現されてると思います。
常磐公園の様子はどれを見てもなるほどと納得しながら見れてます。一度でも行った場所の様子はリアル感が有って良いですよ。ペリカン島の防鳥ネット工事はまだ終わらないんですね。それにしてもネットを作らなければという状態で放し飼いのペリカンがいるというのは何だか矛盾してません?

俳句スラスラと・・・!!!日頃から意識してない私はあらたまって考えても浮かんできませんよ。

こちらではケーナの音を駅前広場のアチラコチラで聞くことがあります。現地からの出稼ぎバンドのようですが、その音色には惹かれますね。
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照れまんさん こんにちはー (fujim)
2012-11-13 21:01:40
じっくり読んでくださってありがとうございます。
「千林尼石畳」は私も一昨年写真教室で宇部の史跡巡りをするまでは知りませんでした。
すべて人力・馬力で運搬をしていたのでしょうから、村から村へ抜ける道は大事だったでしょうね。 その道を少しでも走りやすいように整備することを、千林尼さんは一生の仕事と覚悟されたのでしょう、素晴らしいですね。
自動車の走る道路がどんどん出来て新しい現在になっていますが、村人のありがたいという感謝の気持ちがそれとなく、今に引き継がれてきたのでしょう。

ケーナも本当にうれしい偶然でした。 名前は知らなくても聴いたことはあるはずですが、身近に生の音色を聴くと、単に耳に入ってきてただけとは雲泥の差がありますね。
思わず「ケーナ楽譜を含めて5点セット、1万円弱」を買おうかと思いましたよ^^あははは
いやいやまてまて、「なければリコーダーで代用できます。」とも書いてある。 リコーダーなら普通のとアルトと2本、子供のがあるのです。 楽譜の書いてあるものは捨てたくなくて、音楽の本だけはまだとってあるし・・・・・と思いとどまりました^^。 もちろん思っただけで取り出しては見ていませ~ん><;;
おかげで俳句も、わいわい句会の余韻もありましたし^^懸命に考えましたが、相変わらず独りよがりの句にちがいない。

 人の句ならば、「月の道を旅鳥が行った、で十分わかるのに、なんで『潮ひきて』が入るの? 潮が引いたところには月の道だって見えんはず・・・」なんて思うのに、自分のこととなると、どうも見えません^^。
Puさんの句の説明もありがとうございました。 「潮が引いたので鳥がどこかへ行ってしまったと言ってるのかぁ」とやっと分かりました。
私と同じでPuさんにしてみればたぶん、「見た通りを詠んだらこうなる」 と思ってるんではないかしらん^^。 見たまま、感じたままを詠むんだけど、説明になってはよくない・・・、ここが難しいところですねぇーー。。。 
こうやって考えると、「秋草の咲く山の道と言っておきながら、突然 石畳・・・?」「河川敷、ケーナ?」 どの句も、写真がなかったら分からないのではないかと思えてきます。 とりあえずは多作ということでよろしく・・・(^^)です。
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小太郎さん こんにちはー (fujim)
2012-11-13 22:37:06
「千林尼石畳道」は宇部市の指定史跡で、あまり手を入れずに昔の儘の感じで残されてる気がします。 人が通るには十分の山道で、ハイキングにはうってつけでしょう。
周防大島の「おおかん道」もかつては大事な道だったんでしょうね。

生スケッチ! こっぱずかしいと思ってたのに、だんだん麻痺してしまった><;;
ささっと描けてるわけではありません。 私が1枚描くウチに先生は3枚ぐらい描かれます。 どうも私は描いてる途中を楽しむタイプで、とても遅いですよ。
「虚構の伝説」、写真で見ると余計によく見えますねぇ・・・・ これだけではなく、どれも写真にとるとよく見えます^^。 たぶん小さくするからでしょう。 ケーナを聞きながらの絵は、美しい音色の記念に描き残しました。

 「色なき風」すごい季語ですよね、これだけでもう、詩の一節のようです。 「秋」ということには違いありませんが、本当の季語かどうかは知りませんよ^^。

ひとつ前に置いた記事「ライブラリとフォトギャラリー」の一番最後に、WPブログのコメント欄の写真を置いてみました。 これは小太郎さんとSaganhamaさんのブログだけに出る症状なので、テンプレートも関係してるかもしれませんね。 ログインすると出ないのでしょうかねぇ? でも私はログインはしないのです。
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月の砂漠 (月の旅人)
2012-11-14 10:16:49
fuさん 照れまんさん

このところ忙殺されて私の句が解説されているのに気がつかなかった。ごめん。

あの句は  潮ひきて旅人行くや月の道 なの。
私と仲良しだった近所のおばさんが逝きました。
そのおばさんへのオマージュ 
「潮ひきて」 は人が亡くなる時は引き潮と共に旅立つ。生まれる時は満ち潮の時に産れる。旅人は三途の川を渡るのだけど、そこへ着くまで月の道よ無事に導いておくれという句なの。でも縁起でもないでしょう。だから旅鳥にしてぼかしたのね。
私の見たのは月の道だけよ。山国育ちの私が初めて月の道を見た時、そんなものは見た事が無かったからその美しさに驚嘆した。その前の5、7、は心象ね。

夏休みに本家の子を預かったでしょう。その子に訊かれたことがあって、
「おばさん 死神ってほんとうにいるの?」
「いるよ。でも普段は目に見えないの。死神は人を殺すのではなくて、死んだ人を無事に天国まで連れて行く人なの。死んだときにだけ見えるのよ」
「ふう~ん」 この子の妹は先天性心臓病で亡くなりました。

じゃね、これから本番だから、ちょっくら頑張って来るよ。 フラはブルーハワイを踊るよ。

そうそう、下のコメント欄がズリ上がるのはW7でも最近の現象。以前はそんな事なかった。
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