天ぷらたんこぶ

シャワー入りました。

髪洗います…と、



いたい…たんこぶある。



どうして痛いかというと、

また「天ぷらこぶ」を作ってしまったからです。



天ぷらこぶとは何か…



説明しましょう。

うどん屋さんで、天ぷらのポジションで働くとき、

アタシがよく作るたんこぶの名前です。



天ぷらが並んでいる上空のところに、

看板とかかかってる壁があるんですけど、

それがアタシの頭部の高さに配置されていて、

下をのぞき込んだりしてると戻った拍子に…



「ゴン」



いっつも当てるの頭、アタシ、あほやから。






けっこう痛いよ。

数秒、帽子に手をあてじっと固まってしまう。



「ぅ……」



天ぷらの前でトング片手にフリーズのアタシ。

マヌケです…





注意してるんですが、

忘れた頃にまたやってしまう。




反射的に、「あいた！」

言うてしまうことあるんですが、

この間もお客さんとちょうど目が合ってしまいました。


心配されてしもたがな。





同じところを同じようにぶつけるので、

たんこぶも同じところにできます。

治ったとおもったら、

また改めて出来るのです。




氣ぃつけよう。

シャンプー痛いもんな…







そうなんです。

コレをあたしは、



「天ぷらたんこぶ」



と呼んでいるのでした。

はい。




そんな何の役にもたたぬワードの解説を、

わざわざ語りました本日です。

ご清聴ありがとうございます。

（読んどるよね）




ではさようなら。

ばいびー。